４月１日から３０日までの全投句数は183句でした。今月も新しい方が続々。入選しなくても根気強く投句し続けてくれる方もいて、ホント申し訳ないです。日々、結構な難関なので．．．。
　そして、１月１日〜４月末日までの入選回数ランキングは、以下のとおりです。１位は相変わらずババラッチさんですが、２位などは相変わらずのダンゴ状態で、今後が楽しみです。

ブッチホンまだ待っている人がいる（まささん　23日掲載）

春だなあ右翼のどかに吠えている（ババラッチさん　25日掲載）

「不祥事」の記事がだんだん縮んでく（寺嶋隆さん　30日掲載）

　４月は、小渕さんが倒れたこともあり、政治に関する投句が急増。小渕ネタ、森ネタ、そして石原ネタを相当数いただきました。いやはや、すっかり時事川柳のサイトになってしまいました（笑）。でもこういう時がウェブの強みで、何らかの事件が起きたら即座に句がアップされるのが気持ちいいと思いますね。毎日はともかく（笑）、読売より全然タイムリーだぞ！　エッヘン。
　というわけで、４月月間賞の発表です！　最終的には、ババラッチさんの句と迷いましたが、以下の句としました。１句のみです！
 

４月月間賞

もう君を振り返らないことにする（かたいさん　27日掲載）
 

　月間賞受賞の方には、「ビール券（大瓶）２枚」をお送りいたします。発送に若干時間がかかりますのでお待ちください。
 

　さて、今回は川柳で使う漢字・ひらがな・カタカナについて。投句の際に「分かち書き」（５・７・５）をしてある場合でも、統一感を持たせたいという意図で、間を詰めてアップさせていただいています。上五と中七、または中七と下五の接するところにある文字が、お互いにひらがな・カタカナ、あるいは漢字になると、ちょっと読みにくくなることがありますね。それもあって、分かち書きしたくなる気持ちもわかりますが、そういった表記法に頼らず、１７音をスッと読めた方が、句としての完成度も高くなると思うんです。
　そこで、上五と中七、または中七と下五の接点の文字を、例えばひらがなから漢字に変えてみる。また、そうなるように、中七の言葉の順番を入れ替えてみる。あるいは上五と下五を入れ替えてみる。さらに、一部の言葉を変更してみる、etc...。そういう作業をすることによって、句がみるみるイキイキしてきます。是非お試しを。
 

　それでは、投句していただいたすべての人々に、心から感謝します。入選しなかった方も、再度チャレンジしていただけると幸いです。また、よろしかったら今回の選句についてのご感想をお寄せくださると幸いです。