たいへんお待たせしました。いよいよ募集を開始します。
掲示板を引っ越しして、句会ルールページもリニューアルしました。
基本的にルールは変わっていませんが、まずはご熟読ください。
ちなみに、この掲示板は、ケータイからも読み書きできます。
ケータイに、
http://webkit.dti.ne.jp/bbs1/dragon/02/
このアドレスを入力するか、メールで飛ばしてみてください。
それでは、ご参加の方は「参加表明」していただけると嬉しいです。
皆様のご参加をお待ちしております！
参加したいと思います。
しかし、まんぷくキャンペーンや強運会、
毎日の更新などをこなしながら、本当に
竜さんは精力的ですね。
星ですか・・・こんなことなら、５月の２３日に
「みんなの一句」に載ったものを温存して
おけばよかったなぁ・・・
待ちわびて貯めてた句には星が無い
→加藤まひとさん、空夢さん。
さっそくの参加表明、ありがとうございます。
> しかし、まんぷくキャンペーンや強運会、
> 毎日の更新などをこなしながら、本当に
> 竜さんは精力的ですね。
（まひとさん）
ありがとうございます。
実を言うと、まんぷくキャンペーンがあったので、
例年より句会を後ろにずらしちゃったんです。
署名募集は８日で締め切りましたが、その後の推移が気になって、
句会を始める心構えができなかったんです……。
いまＭＳＮ毎日の万柳ページが「復元」されつつあるので、
やっと「始めよう！」という気持ちになったのでした。
> 待ちわびて貯めてた句には星が無い
（空夢さん）
うわー、一瞬びっくりしました。句会投句を間違えてしたのかと……。
なるほど、川柳による参加表明なんですね。粋ですねえ！
それではみなさんも、参加表明をお待ちしております。
念のため、みなさま！ 句会投句はＥメールでお願いしますね！
dragon掲示板に詳しく書きましたが、
昨日に書いた記事で「ケータイでも読める」は撤回します。
「読めることもあるが、かなり難しい」です……。
また、さっきまで、「クッキー」の発行をオフにしていましたので、
名前と編集キーが、２回目以降の投稿のときに
自動的に反映しないようになっていました。
今、オンに直しましたので、自動反映します。
特に編集キーは、自分で記事を何度も直せてかなり便利ですので、
ぜひご活用ください。
どうもありがとうございます。
締切は、来週の日曜２４時です。
あと７日間、じっくり考えていただいても結構です。
でも、締切には間に合うようにしてくださいね。
あと、のちほどの「選句コメント」への肩慣らしも兼ねて、
参加表明をよろしくお願いします。
編集キーを入れておけば、あとから何度でも書き直せますので、
どうぞお気軽に。
掲示板が新しくなりましたね。
今回も、句会ご苦労サマーです。
星ですか。スターですか。
よしっ、ロマンチックにいこう
初めてのドラゴン句会参加です。
一通りルールに目を通し、挨拶替わりに一句作りました。
「投句して三度楽しむドラ句会」
推理ドラマに参加するようで、とても楽しみです。
また、自分の作った句に対して、みなさんから「選評」や
「感想」をいただけるかもしれない？、と考えるとワクワク
ドキドキしてきます。
どうぞ、よろしくお願い致します。
ひねのりさん、野坂祐一さん、辰五郎さん。
参加表明ありがとうございます！
> 星ですか。スターですか。
> よしっ、ロマンチックにいこう
（ひねのりさん）
おお、ロマンチックですか。いいですねえ。
楽しみにしておりますよ。
> テーマが「星」なだけに
> 「オールスター・夢の柳宴」となりそうな予感・・・
（野坂祐一さん）
夢の柳宴っていいフレーズですねえ！
まさにそうなってくれると嬉しいです。
投句名は通称と違ってもＯＫですので、
今までご参加されてなかった方も、この機会にぜひぜひ！
（その場合、最後に通称を明かしてくれるとなお嬉しいです）
> 推理ドラマに参加するようで、とても楽しみです。
> また、自分の作った句に対して、みなさんから「選評」や
> 「感想」をいただけるかもしれない？、と考えるとワクワク
> ドキドキしてきます。
（辰五郎さん）
初参加、ありがとうございます。
辰五郎さんの句を、辰五郎さんの句と知らないまま、
みんなで合評してくれるのが、句会の醍醐味です。
ぜひ、楽しみにしていてくださいね。
竜さん、みなさんこんばんは。ご無沙汰です。
最近どういうわけか川柳倦怠期になってしまい、作句意欲が一気
に萎えてしまいました。
今回の句会もちろん参加です、私にとって刺激的な媚薬になると
期待しています。句はまだですが今週末には投句予定です。
→まささん。
参加表明ありがとうございます。
「川柳倦怠期」とのことですが、この句会がまささんにとって、
良い刺激になるといいですね。
ぜひコメントにも、よろしかったら積極的に参加しちゃってください。
竜さん、みなさまご無沙汰しております。
桃と葡萄の手入れの毎日で夕食のお箸が、自然にぽとりと落ちてしま
う状況です。
雨が降ったらちょっと時間が出来ますので「星」を見ながら一句を考
えようと思っています。（アッ雨だと星は無いか・・）
→杜子郎さん。参加表明ありがとうございます。
ご無沙汰しております。
> 桃と葡萄の手入れの毎日で夕食のお箸が、自然にぽとりと落ちてしま
> う状況です。
桃と葡萄の手入れって、かなり手の力を使うお仕事なんですね。
キーボードを打つのは大丈夫なのでしょうか。
素敵な投句、お待ちしております。
♪風のなかの昴ー・・・・
こんばんわ
投句いたしました。
プロジェクトXでは
大将かっこよかったですね。
星ですね。うめぼし。かげぼし。がいはんぼし・・・。あわっ。
投句しました。
いつもたのしい句会ありがとうございます。
→妖にゃんさん、参加表明ありがとうございます。
>♪風のなかの昴ー・・・・
>プロジェクトXでは
>大将かっこよかったですね。
あの番組に出ていた仲畑大将の写真は、ふさふさしていましたねえ。
で、獰猛な顔つきで……、確かにかっこよかったですねえ。
句会、楽しんでいってくださいね。
ネットでぶらぶら、ちょっと刺激をもとめてぶらぶら
投句が一句が魅力です。たくさん出来る人がうらやましい。
よろしくお願いします。
あぶないあぶないぎりぎり間に合ったあ。
星ですかあ。はぁ。
うーん、最近見てないしなあ。
その時刻、たいてい酔っぱらってますしー。
今回は（も？）悪役に徹しますー。
竜さん→
>桃と葡萄の手入れって、かなり手の力を使うお仕事なんですね。
>キーボードを打つのは大丈夫なのでしょうか。
そうですね、ほとんど上を向いて、手も上にあげての作業です。
それより肉体労働ですので、晩酌している夕食中に眠くなってお箸が
ポトリなのです。
可福さん、一匹犬さん。参加表明ありがとうございます。
→可福さん、はじめまして。
初参加ですね。このあとの展開を、ぜひお楽しみに！
→一匹犬さん。
えーっと、締切は日曜いっぱいですよ！
余裕で間に合ってますのでご安心ください。
久々の参加でドキドキしています。
竜さん 皆さん よろしくお願いします。
今回も参加します（無事届いたかなぁ〜？）
ちょっと気が早いのですが、選句にあたって質問します。
前回の句会で私は、同じ意味と取れる句を選んでしまいました。
勉強不足で本来の句会のあり方が今いちよく分かりません。
もしその様な場合はどうしたら良いのでしょうか？
差し支えのない範囲で結構ですから教えて下さい。
只今、投句させていただきました。
よろしくお願いいたします。
星ねぇ・・・・であっというまに締め切り日
酔っぱらう前に 投句しました。
酔うと とんでもない句を送りそうなので ギリギリセーフかな
竜さん まんぷく お疲れさまでした。
早く元みたいになったらいいですね。
ここに来させていただく事が嬉しいです。
でもパソコンの調子がいまいちで、、先程投句させていただきましたが
ちゃんと届いているか少し心配です。。。
今、携帯電話から書き込みさせていただいています。
どうぞよろしくお願い致します。
０時を回りました。これで締切です！
たくさんの投句、どうもありがとうございました！！
→わくらばさん、井手ちゃんさん、宮本佳則さん、どんぶらこさん、
ハイジさん。
参加表明、どうもありがとうございます！
> 前回の句会で私は、同じ意味と取れる句を選んでしまいました。
> 勉強不足で本来の句会のあり方が今いちよく分かりません。
> もしその様な場合はどうしたら良いのでしょうか？
（井手ちゃんさん）
自分の句以外で、自分がいいと思う３句を選んでいただければ、
それでいいんですよ。
いいと思う句が、偶然、同じ意味と取れる句であっても、
それしか自分にとって選択肢がないのだったら、それでＯＫです。
もちろん、同じような意味の数句があったとして、
その数句の中から１句選んで、その他２句選ぶ……、
という選び方も、もちろんＯＫです。
正しい選び方というのは特別なくて、
選ぶ人の数だけ選び方がある……と考えていただいて結構ですよ。
> でもパソコンの調子がいまいちで、、
先程投句させていただきましたが
> ちゃんと届いているか少し心配です。。。
（ハイジさん）
届いてますよ！ ご安心ください。
それでは、ただいま集計中です……。
（５０音順、敬称略です）
一匹犬、井手ちゃん、おっぺす、お昼寝地獄、快楽園、河童猿、
加藤まひと、可福、句すぐる、弦太、こだま岳人、これ、サチコ、
猿レンチ、瑞花、ずうちゃん、空夢、杉山竜、朱雀門、辰五郎、樽坊、
chuta、ちょうちん、豆腐丹鎹、杜子郎、登美子、どんぶらこ、ナオ、
なんの菅野、野坂祐一、ハイジ、ババラッチ、微毛、ひねのり、
星の魔球、まさ、松原一成、宮本佳則、見路Ｂ茄子、目玉、山口吉永、
遊亀凛々、夢見草＠鳴門、妖にゃん、わくらば
以上、４５名でした。みなさん、ありがとうございます！
新しい方、復活された方が何名もいらっしゃって、
それでいていつも、
ちょうどこのぐらいの人数で収まるのが不思議ですねえ。
のちほど、無記名の４５句を、みなさまにメールにてお送りします。
ルールも付記しますが、念のため熟読の上、
来週の日曜日までに、選句をよろしくお願いします。
選句メールをお送りしました！
参加したはずなのに未着の方、
また投句一覧の句が間違っている方は、
早めにお申し出くださいませ。
本日は、さっそく１４通も選句メールをいただきました。
どうもありがとうございます！
私も選句しましたので、計１５人となります。
お送りいただいた方は以下の皆さんです。
（５０音順、敬称略）
お昼寝地獄、河童猿、可福、弦太、瑞花、杉山竜、
豆腐丹鎹、登美子、なんの菅野、ハイジ、微毛、
ひねのり、松原一成、宮本佳則、見路Ｂ茄子
それでは、残り３０名の方、
選句をお待ちしております。
（１）律儀な彦星飽きた織姫
（２）帰り道一番星が足速め
（３）星になるまで 輝いて生きたいな
（４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
（５）去年だけ注目されていた火星
（６）今ちょっとアンドロメダに行ってたの
（７）見合い相手は射手座の女
（８）星さえも我が手にあった幼い日
（９）君と飲む夜空のネオン街の下
（１０）星占いほぼ平等に書くライター
（１１）墜ちていく星に願いを掛ける人
（１２）星の数輝く女から１人
（１３）あれが母こっちが父と決めた星
（１４）時間差をおいて輝く巨星たち
（１５）あの北極星（ほし）を目指して走れ国境へ
（１６）その星よでっかく育て子の瞳
（１７）弾痕が５０に見える星条旗
（１８）星空にウンコ見いだす世界観
（１９）空の星消して便利が地に灯る
（２０）アリさんとアリさんがごっつんこ 痛っ
（２１）届かない星の代わりと手に蛍
（２２）乳首たてスターにしきの出番待ち
（２３）断りの理由星占いにされ
（２４）クリオネに生まれ変わった流れ星
（２５）芸能界そのほとんどが流れ星
（２６）前回の願い叶えて流れ星
（２７）天空をリストラされた流れ星
（２８）お願いが星に届くの何光年
（２９）星満 花形宙太 伴飛雄馬
（３０）ロマンスをのせて銀河へ飛行する
（３１）金星にゴッツァンです布団舞う
（３２）駆け落ちで乗った特急「北斗星」
（３３）指さして父と見ていた北斗星
（３４）花形と結婚してた星明子
（３５）満天に自ら光る星わずか
（３６）まあいいさ星が見ているポチがいる
（３７）彦星はまだか織姫またかの夜
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
（３９）暗くなり見えなくなると見える星
（４０）観覧車ふたりの星をみつめ合う
（４１）青い星月をおまけに持つ平和
（４２）星になら見られてもいい露天風呂
（４３）願い事書き溜めて待つ流星群
（４４）過疎になり満天の星わが故郷
（４５）地球儀を回しつつ練る悪だくみ
今迄は万柳の柳名のまま、池田幸子でしたが、掲示板もお引っ越し
された事ですし、今回から句会も掲示板も「サチコ」で名乗らせて
頂きます。よろしくお願い致します。
敬称略、５０音順です。
一匹犬、井手ちゃん、おっぺす、こだま岳人、これ、空夢、
辰五郎、星の魔球、目玉、わくらば、
以上１０名でした。
合計２５名となり、一気に半数を超しました。
→サチコさん。
> 今迄は万柳の柳名のまま、池田幸子でしたが、掲示板もお引っ越し
> された事ですし、今回から句会も掲示板も「サチコ」で名乗らせて
> 頂きます。よろしくお願い致します。
了解しました。これからはカタカナで呼ばせていただきますね。
海外からって感じが出て、いいですねえ。
それでは、サチコさんの選句、お待ちしております！
敬称略、５０音順です。
快楽園、加藤まひと、猿レンチ、ずうちゃん、chuta、杜子郎、
夢見草＠鳴門
以上７名でした。ありがとうございます。
合計３２名となり、あと１３名となりました。
今回は選句ペースが早いですねえ……。
そうそう、
みなさん、今回の句の並べ方の法則、わかりました？
今回は、かなり簡単だと思うのですが……。
今回の並べ方ですが、三つに包丁で分けて、おそらくここの・・・と
メモしていったらドンピシャでしたよ。1番や２０番の包丁の入れ方が
悩んだだけでした。（説明しすぎましたか？）
>今回の並べ方ですが、三つに包丁で分けて、おそらくここの・・・と
>メモしていったらドンピシャでしたよ。1番や２０番の包丁の入れ方が
>悩んだだけでした。（説明しすぎましたか？）
まさにそのとおりです、杜子郎さん。
でも、いつもそのような法則ではあるので、
わからない方にはわからないかもしれないですね。
自力で見つけたいのでもうちょっと待って！
という方いらっしゃいますか？
いらっしゃらなかったら、明日夜に発表しますね。
14日に、句すぐる様から選句メールをいただいておりましたが、
私のミスで、14日の到着メンバーから漏れてしまいました。
句すぐる様にはご心配をおかけしました。申し訳ございません。
以後十分気を付けますので、よろしくお願いいたします。
敬称略、５０音順で、
樽坊、ナオ、どんぶらこ、ババラッチ、遊亀凛々の５名でした。
そして、たいへん申し訳なく漏れてしまっていた句すぐるさんを加え、
合計３８名となりました。
残り７名となりました（今回はやはり早いですね！）。
50音順で、サチコさん、野坂祐一さん、まささん、妖にゃんさん、
以上４名からいただきました。
合計４２名。あと３名。いよいよ大詰めです。
ほとんどの方はおわかりではないか、と察しますが、
下五（七七句ときは下七）の冒頭の文字をアイウエオ順、です。
下五がまるまる同じときは、上五のアイウエオ順で並べました。
今回は、あんまりひねらなかった、でしょう？
50音順で、ちょうちんさん、山口吉永さんからいただきました。
あと１名となりましたが、もし今すぐ到着しても、
集計と発表、コメント開始の日程は一切変わりません。
ですので、これから選句の方、
焦らなくてもいいですよー。
１日かけてのんびりお選びいただいて結構ですので！
みなさまも、のんびりと、コメントでも考えつつ,お待ちください。
みなさん、どうもありがとうございます。
現在、集計ページを作成中です。
予定では、午前１時頃には、句会日程＆ルールのページ上部に、
集計ページのリンクを張ります。
集計が出ましたら、いよいよコメントタイムです。
たいへんお待たせいたしました。
上位入選のみなさま、おめでとうございます！
期待以上だった方、あるいはその逆の方、
「自分」の句や成績について語りたいかと思いますが、
それはちょっと待ってくださいね。
このコメントタイムの１週間は、自分以外の句について、
「選んだ理由」「選ぼうと迷った句」
「みんなの意見に対する異論反論オブジェクション」等々を、
みんなでおしゃべりする期間です。
遠慮無く、存分に語り合ってくださいね。
見本も兼ねて、まず私から。
（８）星さえも我が手にあった幼い日
選句しました。
小さかった頃は、星が簡単に手でつかめるんじゃないか、
なんて無邪気に思っていたりしましたよね。
妄想がたくましい、というより、あくまでも、無邪気。
そんな内容が、めちゃくちゃツボにはまりました。
ただ、下五の「幼い日」は、「幼き日」と過去形にすべきでしょう。
（１３）あれが母こっちが父と決めた星
選句しました。
星を親にするってことは、もしかして、
小さい頃に、ご両親を亡くしてしまったのかな。
辛いときは星空を見上げて……、という絵が浮かびます。
これも、かなりツボにはまりましたね。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
選句しました。
ぶっちぎりの優勝、おめでとうございます！
（作者さん、大喜びの書込をしたいかもしれませんが、
ここはぐっと我慢して、ポーカーフェースでよろしくお願いしますね）
「星」のテーマで、マヨネーズの「口」を持ってくるなんて、
まず「やられた〜」と思いました。
で、少なくなってきて、空気が「ぷすっ」と漏れるのを、
「すねる」と表現したのは、ホント「やられた〜」です。
「ぷすっ」と出ると、私などはムッとしてしまうのですが、
ここには、そこはかとなく愛情が感じられますね。
ホント、いいですねえ。
（３）星になるまで 輝いて生きたいな
選句しようか迷いました。
「輝いて」の前の半角空きが気になって気になって。
これ、要らないでしょう。空いてなければ取っていたかも。
星になって輝く、というのはよくあると思うんですが、
星になるまで、というところに、ひねりが効いてますねえ。
（４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
選句しようか迷いました。
私の得意技（笑）、夜逃げネタなので、
それだけで引きつけられました。
夜逃げだから、きっと伏し目がちに行くのでしょうから、
夜空を見上げることもなく、
だから「背負って」ってことなんでしょうね。
ただ、漢字とひらがなが交互交互にきてしまっていて、
ちょっと句姿がすっきりしていないところが惜しいです。
（１０）星占いほぼ平等に書くライター
選句しようか迷いました。
雑誌の星占いは、占い師でなくライターが書いている、
というところが、業界ネタっぽくて、好みです。
「ほぼ平等」というのが、穿っていていいですね。
ライターの、ほぼ平等に書く苦労まで伝わってくる感じ。
下六でなければ、ぜったい取っていました。
（音引きだけなので、下六というより下5.5という感触ですけどね）
（２１）届かない星の代わりと手に蛍
選句しようか迷いました。
これ、（８）と同様の、星に手が届くと無邪気に思う子、
というテーマですよね。ツボだなあ……。
ただ、後半の方に、助詞が細かく出てきすぎているところから、
ちょっと詰め込み気味の印象を少し感じてしまったので、
（８）の方を選んでしまった次第です。
（２２）乳首たてスターにしきの出番待ち
選句しようか迷いました。
く、くだらねえ〜（笑）。
星というテーマで、ロマンチックな句がたくさん集まった中、
この句だけ、ぶっちぎりの鬼畜系（笑）。
しかし、星から「スター」を持ってきたのも、この句だけです。
何を興奮してるんだ、スターにしきの。わはははは。
ただ、上五の「たて」が、少し気になりました。
「立て」のところを、あえて平仮名にしたのでしょうけど、
他の「たて」という言葉とぶれる危険性もあるので、
漢字でも良かったのでは？とも思います。
かなり好きだったんですが、
その一点だけで、選句から泣く泣く外しました……。
（４３）願い事書き溜めて待つ流星群
選句しようか迷いました。
流れ星に願い事をするというのはロマンチックなはずなのに、
ちゃっかりしていて、現金なところが笑えますねえ。
ただこの句も（４）と同じく、
漢字とひらがなが交互交互にきているのがちょっと気になって、
絞り込む課程で、泣く泣く外れてしまった次第です。
「書きためて」でも大丈夫だったのでは……とも思います。
（１７）弾痕が５０に見える星条旗
ホントに弾痕にみえますねえ。戦争はんたーい！
（４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
ロマンチックな上の句から「夜逃げ」への展開がおもしろいと
思いました。夜逃げもいいもんだなと思わされました。（笑）
（３６）まあいいさ星が見ているポチがいる
「プチ孤独」を楽しむの図かな？
「まあいいさ」の抜き加減がＧＯＯＤですね。
（１）律儀な彦星飽きた織姫
最近はさんまに代表される面白い男がモテて、
私のような誠実で真面目な男は敬遠されがちです。
その世相を彦星織姫で表現したところに惹かれました。
七夕は７月７日、だから七七にされたのでしょうか？
そうだとしたら、凝ってますよね。
（１３）あれが母こっちが父と決めた星
お父さんもお母さんも、亡くなってしまったという状況なのか、
それとも、孤児で、父母を想っているのかわかりませんが、
「あれが」「こっちが」という言い回しが、おおらかな感じで、
陽性なものを感じました。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
やっぱり一等賞でしたか。
この切り口は前代未聞、とても新鮮でした。
「ぶすっ」に脱帽です。
（２）帰り道一番星が足速め
子供の頃の記憶から、
懐かしさを感じて選んだのでありますが、
何度か読んでいるうちに
日暮れには帰り、夕食は一家揃って、
という至極当り前のことが現代では喪失しており、
それが一層懐かしさを感じさせた、
と気付いたのでありました。
でもこの句は、「一番星が」なんですよね。
私は、無意識に「一番星に」と読み替えていたようです。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
もうこれは「ぷすっ」に降参してしまいました。
星とマヨネーズの結びつきに、
そして、動きを感じさせる句に感心したのであります。
（４２）星になら見られてもいい露天風呂
星明りのなかに浮かぶ白い肌が艶かしい。
時折,滑らかな湯音も聞こえる。
希望の星になれなくても、覗きの星にはなりたい
と思ったのでありました。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
マヨネーズの口を星に見立てる発想に参りました。
「「ぷすっ」とすねる」という表現もユーモラスですし。
星というお題抜きでも楽しめる一句ですね。
この句が優勝してくれて大変うれしかったです。
（４３）願い事書き溜めて待つ流星群
今回多かった「流れ星ネタ」の中ではピカイチ☆ではなかったでしょう
か。
願い事をかなえるためにする努力の方向が間違ってますよね〜。
用意周到なわりに成果がほとんど期待できないというおかしさがありま
す。
（６）今ちょっとアンドロメダに行ってたの
「アンドロメダってどこなんだろう？」と気になってしまった時点で作
者の勝ちですね。
「○○ちゃん、どこ行ってたんだよ〜」
「ちょっとアンドロメダまで」
って感じで、スナック等で働く女性が酔っ払いを軽くあしらっている光
景が
一番ぴったりくるような気がします。
（２１）届かない星の代わりと手に蛍
親子で蛍狩りに出た夜、星を見て「あの星が取りたいなぁ」と子が言い
ながら歩いてる。やがて川の辺に飛ぶ蛍を見つけて「捕まえてもい
い？」と...手にした蛍をしばし嬉しそうに見つめて、放してあげた。
そんな光景を想像しました。素敵な句ですね！
（３３）指さして父と見ていた北斗星
子どもの頃お父さんと一緒に一番見つけやすい北斗七星を、点でたどり
ながらよく見ていたのでしょう。
きっとお父さんはもう他界して、星を見るとたまにあの頃を懐かしく思
い出すのでしょう。そんな光景が浮かびました。
「北斗星」＝寝台特急だから、北斗星の書き方で良いのかな？と悩んだ
のですが、ひかれる句だから選びました。
選句しようか迷った句は
（４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
ただただ最高！
（１７）弾痕が５０に見える星条旗
句の趣旨には共感できるものがあったので最後まで迷いました。
ただ、この国の攻撃力が弾痕が残らないほど強力というイメージがある
こと、また50個もきれいに並べるだけの精密な攻撃はできそうにない
ような気がしたので選びませんでした。
（重箱の隅をつついてすみません）
（４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
「星空を背負って夜逃げする」という発想が好きだったので迷いまし
た。
ただ、「星の降る空」とか「背負って行く」というのがやや冗長な感じ
がしたので選びませんでした。
単に「星空」、「背負う」で十分ではなかったかと。例えば、
○星空も一緒に背負い夜逃げする
というのはいかがでしょうか？
（う〜ん、「一緒に」もパッとしませんね・・・）
（２８）お願いが星に届くの何光年
確かに大多数の星は私たちが生きている間に返事をくれませんよね。
「星に届くの」という部分にぎこちなさを感じたので選びませんでし
た。例えば
○お願いを星が聞くまで何光年
というのはどうでしょうか？
（４３）願い事書き溜めて待つ流星群
いくつになっても願い事はあるものです。
ちょっと欲張った感じが「書き溜めて...」と表現されて滑稽。
あとは流星群を待つばかりですね。私もあやかりたいです。
私の選句
（１）律儀な彦星飽きた織姫
彦星「ああ、織姫！会いたかったよ！この一年この日をどんなに待ち焦がれたことか！」
織姫「あなた去年も同じセリフだったわね。もっと気のきいたこと言えないの？」
男が100％愛していても、女はそれ以上を求めてくるんだ！間違いないっ！
（１０）星占いほぼ平等に書くライター
「占い師自分の星座を贔屓する」のも問題だが、
占い師に支払うくらいなら自分で書いちゃえってライターもいるな、実際。
「先月は悪かったから今月は…」ってバランスとってる。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
いや実際「星」というテーマでこの強引さには参った。
選句を送ってから冷静に読むと
『マヨネーズが少なくなって「ぷすっ」となるのは
すねているようでかわいいな〜』って句なんですよね。
「星」って「かわいいな〜」を修飾しているけど、
この句のメインでも何でもないんだよね。
それでもこの句は私のなかでもダントツ１位なんだよね。
巧いっていうか、巧すぎる！
あと、気になった句。
（１８）星空にウンコ見いだす世界観
ウンコ座ってあるの？
「星空に白鳥見いだす世界観」
こりゃ素敵な句だ。
（４５）地球儀を回しつつ練る悪だくみ
これ好きです。でも「星」から離れすぎかなって気がして
選びませんでした。マヨネーズは選んだのにね。
今回ドラゴン句会初参加です、よろしくお願いします。
句の一覧を見た時、これは常連さんに受ける句だというのが
なんとなく匂いでわかりましたが、私は初心者の観点から選
ばさせていただきました。
先頭の★が私が選んだ３句です。
選ばれた句を見ると、私の選句は平均的なのかぁと改めて感
じた次第ですが、この句は絶対選ばないというのも上位に来
ている場合もあり、何がなんだかわからなくなりました（笑）
（２）帰り道一番星が足速め
心情的には、早く我が家に帰らなければという気持ちが感じ
られ良かったのですが「帰り道」「一番星」という組み合わ
せが平凡に感じられ、選ぶのを躊躇してしまいました。
私の知人はこの句を推していました。
★（２１）届かない星の代わりと手に蛍
子供が駄々をこねているのを、あやしている様子が目に浮か
び選句しました。私が１番に選んだ句です。
★（２７）天空をリストラされた流れ星
流れ星が天空にリストラされた、という発想を買いました。
（３９）暗くなり見えなくなると見える星
今まで見えなかった星が、暗くなると見えてくるという普段
は気が付かないという視点が気に入ったのですが、表現に力
強さが感じられず、最後まで迷ってもれてしました。
★（４２）星になら見られてもいい露天風呂
表現に力みが感じられず、自然体でいいなぁと感じました
のんびりと露天風呂に入りたくなりました。
なんの菅野さん、空夢さん、おっぺすさん、野坂祐一さん、
井手ちゃんさん、chutaさん、辰五郎さん。
さっそくのコメント、どうもありがとうございます！
とりあえず私のレスは、私がコメント済みのものに限定します。
その他のレスは、私が「全句コメント」する際に、
触れるべきものは触れる、という感じで行きます。
◆ （４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
>
> ロマンチックな上の句から「夜逃げ」への展開がおもしろいと
> 思いました。夜逃げもいいもんだなと思わされました。（笑）
（なんの菅野さん）
夜逃げなんて、よくないよくない！（笑）
ま、でも確かに、上の句から夜逃げへのギャップは面白いですね。
> ○星空も一緒に背負い夜逃げする
> というのはいかがでしょうか？
（野坂祐一さん）
うーん、星の降る（＝流星の）空だからいいと思うんですが……。
流れ星が降るほど出ているのに夜逃げ、
というのが、いいと思うんですけどねえ。
さらに推敲例、みなさんどうぞどうぞ。私も後ほど……。
◆ （１３）あれが母こっちが父と決めた星
>
> お父さんもお母さんも、亡くなってしまったという状況なのか、
> それとも、孤児で、父母を想っているのかわかりませんが、
> 「あれが」「こっちが」という言い回しが、おおらかな感じで、
> 陽性なものを感じました。
（空夢さん）
孤児っていうのは、
亡くなったと限定しないで、いないという意味で「孤児」なんですね。
ま、それはともかく、「おおらかな感じで陽性」というのは、
確かに言われてみればそんな感じも……。
◆ （４３）願い事書き溜めて待つ流星群
>
用意周到なわりに成果がほとんど期待できないというおかしさがありま
> す。
（野坂さん）
あははは、確かに、ほとんど期待できないですねー。
> ちょっと欲張った感じが「書き溜めて...」と表現されて滑稽。
（井手ちゃんさん）
ホント、欲張りですよね。虻蜂取らずっ
ていうことわざを思い出します。
◆ （３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
> いや実際「星」というテーマでこの強引さには参った。
> 「星」って「かわいいな〜」を修飾しているけど、
> この句のメインでも何でもないんだよね。
（chutaさん）
この句の独創性というかユニークさに、みなさん舌を巻いてますね。
私もその１人で……。
確かに、星がメインでも何でもない。それがダントツ１位ですよ。
何だか、勉強になるなあ（笑）。
◆
> 選ばれた句を見ると、私の選句は平均的なのかぁと改めて感
> じた次第ですが、この句は絶対選ばないというのも上位に来
> ている場合もあり、何がなんだかわからなくなりました（笑）
（辰五郎さん）
句の優劣に絶対というのもないし、
句会の優劣というのも絶対というのはないです。
そのへんのファジー（死語）なところを、
目くじら立てないで、ぜひ積極的に楽しんじゃってくださいね。
それが句会の醍醐味なんじゃないかと思います。
（５）去年だけ注目されていた火星
これは、昨年の火星大接近のことを言っているんですよね。
確かに、あのときは火星を観測する人が続出しましたね。
ただ、今年の、それもつい先月に、
アメリカの火星探査車オポテュニティーやディスカバリーが、
ホントわくわくする報告を送ってきたんですよー。
何たって、ＮＡＳＡが水の痕跡の発見を勿体ぶったために、
「火星人の痕跡があったのか？」と世界中が沸いたんですよー。
そんなわけで、この句には、残念ながら、
「そんなことないよっ！」というツッコミが入ってしまいます。
ま、火星にはマニアが多いということで（笑）。
（９）君と飲む夜空のネオン街の下
ネオン街だと、夜空も満足に見えないのでは……、と、
東京住まいの私などは思ってしまうのですが。
ま、それはともかくとして、
「夜空のネオン街の下」という表現が、
意味がやや通りにくいかもしれません。
●君と飲む夜空の下のネオン街
これだったら、もうちょっと伝わるような気がしますが、
みなさんいかがですか？
（１２）星の数輝く女から１人
意味としては、
「星の数ほどたくさん輝く女性の中から１人の女性を選んだ」
ってことですよね？
（選んだ、というのは文脈からの推測です）
で、その１人というのは、私のことなのか、第三者の女性なのか。
「女」「１人」という客観的な単語を見ると、
どっちかというと第三者の女性かな、と読みたくなります。
でもそうすると、この句のピントがボケてきちゃうので、
実はきっと「私」なんだろう、と読み直したりするのですが……。
（１５）あの北極星（ほし）を目指して走れ国境へ
北極星だから北の方向。北の方向にある国境。
だから、これは北朝鮮の「脱北」の句だと思いました。
そう読むと、すごく味わい深いんですが、
うーん、ホントにただ１つ、
「北極星」を「ほし」と読ませるのが無茶な感じで……。
内容的には、タイムリーですし、
たくさん票が入っていいはずなんですが。
（２３）断りの理由星占いにされ
この句は、２通りの読み方ができますね。
断る理由は星占いでそう出たからです、という意味と、
断りの理由が面白いので星占いの文章に使った、という意味。
「され」という言葉が広いので、意味がブレちゃうんですね。
●断ります星占いに出てたので
こんな感じでいかがでしょう？
（２６）前回の願い叶えて流れ星
じっくり読むと、これ、おもしろいと思うんです。
前回に流れ星にお願いしたことが叶っていないので、
今度の流れ星には、その実現をお願いした、というわけ。
ただ、句があっさりしているからでしょうか、
（今回はあらためて新しいお願いしないから、
とにかく前回にお願いしたことを叶えてよ叶えてよ！）
というような「切実感」が感じられないんですね。
●今度こそ叶えてくれよ流れ星
「願い」を敢えて外してしまいましたが、
これでほぼ同じ意味が伝わるんじゃないかなと思いますが、
いかがでしょうみなさん(作者さん以外）。
（２９）星満 花形宙太 伴飛雄馬
「巨人の星」に出てくる名前をシャッフルしてるんですね。
でも、なぜシャッフルを？
星飛雄馬 花形満 伴宙太、じゃダメなの？
うーん、そのあたりの意図が、読みとれなかったです。
シャッフルの理由を教えて、偉い人（作者さん以外）。
（３０）ロマンスをのせて銀河へ飛行する
銀河とは、本当の宇宙なのか、天の川なのか、それ以外か。
ロマンスをのせてというのは、どういう意味なのか。二人なのか。
飛行するというのは、飛行機か宇宙船に乗っているのか
それともイマジネーションの中なのか……。
私がロマンチックから程遠いからか、ホントにわかんないんです（泣）
。
意味を教えて、偉い人（作者さん以外）。
（３１）金星にゴッツァンです布団舞う
まず、これは中六ですね。「ゴッツァン」は４音です。
そこで大きくマイナスになっちゃいましたね。
また、舞うのは布団じゃなくて座布団ですよね。
あと、「ゴッツァンです」が、文脈から浮いているような……。
●金星を座布団込みでゴッツァンです
下六ですが、これでいかがでしょう。
（４０）観覧車ふたりの星をみつめ合う
「ふたりの星」とは、何のことなのか、
これがわかんなかったんです。
観覧車は密室。また、この二人は、きっと、カップル。
とすると、
「観覧車の中で、ふたりはふたりの星（目の比喩？）を見つめ合った」
ってことなんでしょうか？？
ふたりは、という言葉が略されているので、
あり得ないんですが、観覧車（が）、とも読めるのが難ですね。
（４１）青い星月をおまけに持つ平和
青い星＝地球、という読みでＯＫ牧場でしょうか。
で、「おまけ」というのが難読です、私には。
衛星、ということ？ だとすれば、なぜ、それが平和？？
地球を、「青い星」という、やけにアッサリした
言い方にしているところに鍵があるような気がするのですが、
うーん、わかんないです。
教えて、偉い人（作者さん以外）。
>うーん、星の降る（＝流星の）空だからいいと思うんで
すが……。
「星の降る空」って流星なのかな？
星が落ちてきそうなほどよく見える満天の星空のこ
とじゃないかな？
私がこの句を選ばなかったのはここなんですよね。
星がよく見える田舎町と夜逃げが結びつかなかった。
夜逃げ＝都会のイメージがあるものですから。
(４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
この「星の降る空」は流星ではなく満点の星空だと思いました。
夜逃げも都会的な現代風（？）ではなく
一昔前の荷車を農道なんかをえっちらおっちら家族で押してるイメー
ジ。
すぐに絵が浮かびました。
低いアングルからの絵で荷車いっぱいの荷物の上に降るような星空。
業田師匠の漫画になりそう。
満点の星空の美しさと夜逃げの悲哀のコントラストがとてもいいと一番
に選句しました。
（２１）届かない星の代わりと手に蛍
他の人は子供をイメージしみたいですが自分が思ったのは大人です。
蛍を手にして星のようだなとふと童心に帰っているのかと。
子供は（８）の句のように万能感がいっぱいあるのですが、
この人は星を手にする事ができないと（諦めや間に合わせることを）知
っている大人なのかと思いました。
自分はこの句が優勝すると思いました。
（４５）地球儀を回しつつ練る悪だくみ
いいですね。悪だくみもこれだけスケールが大きいと。
でも実際「独裁者」や「テロリスト」と呼ばれる人たちも
そうなのかも知れないと思うと笑えないですね。
星の題からは離れてるとも思いますが、句そのものの良さで選びまし
た。
３句とも絵がすぐに浮かんだ印象的な句です。
今回の「星」は作句も選句も難苦。「共感」で選ばさせていただきま
した。
（13）あれが母こっちが父と決めた星
孤児論ですか・・・。星とか月ってどこにいても見られるのがいいで
すね。なにか演歌の歌詞みたいですが。
（44）過疎になり満天の星わが故郷
山梨県に転居して3年経ちましたが、農業人口の高齢・過疎化の典型的
な地です。でも、山紫水明。見上げれば天の川が見えます。
（42）星になら見られてもいい露天風呂
近くに「ほったらかしの湯」という温泉があり、その露天風呂からの
眺めは新日本三大夜景ののひとつとか。その露天でスッポンポンで
（当たり前？）「見て見て〜！」と叫んだ女性タレントがいたとか地
元のラジオで聞いたばかりでした。
ちょっとヒントをもらうと、同じような句が浮かんだかも・・という
気持ちで選句しました。
（１７）弾痕が５０に見える星条旗
星のテーマで、今の時代の空気のようなものを
見事に写している句に感じたので選びました。
日の丸が、心のなかにぽっかり空いた穴のように
見えてきます。日の丸も星条旗の星も、ハート形にして
ほしい。
（１９）空の星消して便利が地に灯る
今はめったにないですが、停電などがあった時に、
星の明るさにびっくりします。
（３９）暗くなり見えなくなると見える星
類句というわけではないですが、拝見した時に、
金子みすずさんの
昼間の星は見えないけれど
星は確かにそこにある
（正確ではないかもしれません）
という言葉が浮かびました。
比喩として、絶望すると希望が見えてくる、という
ような読み方もできるのではないかと思いました。
「見えなくなると見える」という言葉使いの、逆説的な
ところが好きになって選びました。
杉山さま、こんにちは。皆さま、初めまして。
ドラゴン句会初参加の猿レンチと申します。
（１９）空の星消して便利が地に灯る
地に灯るのが「便利」である事に惹かれました。
消えて、ではなく消して、と言うのも鋭いです。
直球、しかもかなりの剛速球と感じました。
（１１）墜ちていく星に願いを掛ける人
「落ちる」でも「堕ちる」でもなく「墜ちる」。
掛けた願いはどうなるのでしょう？
願いの持つ重さで墜ちるのでしょうか。
色々な解釈が出来そうです。
（３６）まあいいさ星が見ているポチがいる
辛い事、悲しい事があった時も、こういう心境でいられたら。
星もポチも何も言いませんが、そのまなざしが嬉しいものです。
まあいいさ、の力の抜け具合が悲しくも優しい雰囲気です。
選句には本当に泣かされました。これだけある中、３句に絞り込
むのはかなり苦しい作業です。
(38)星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
作者の方の柔軟な発想にただただ降参です。
(22)乳首たてスターにしきの出番待ち
私の世代ですと歌謡曲全盛時、もっとも輝いていた歌手の一人が
にしきのあきらです。その彼が舞台の袖で出番を待つ間、徐々に
テンションが上がり乳首までも。。スター頑張れとエールを送る
意味も込め選句しました。
(32)駆け落ちで乗った特急｢北斗星」
多少鉄ちゃんの気がある私にとって｢寝台特急北斗星」は、ある意
味特別な意味を持っています。そんな憧れの列車に駆け落ちで乗
るなんて許せません(笑）。駆け落ち（逃避行）には石川さゆりの
「津軽海峡冬景色」が似合う鄙びた夜行でひっそりと行くべしと
常ずね思っていたからです（笑）。そんな羨ましい？二人に幸あ
れと願い選句しました。
（18）星空にウンコ見いだす世界観
宇宙のゴミが地球に衝突し大気との摩擦で燃え尽きる現象が
流れ星・・作者さんはこの世界を詠みたかったのではないかと
解釈しました。私もまさにこのあたりのことを
詠んでみたかったのですが
全くだめでした。脱帽です。解釈が違っていたらごめんなさい。
（22）乳首たてスターにしきの出番待ち
テレビ番組「踊る!さんま御殿」などを見ていると
今やスターにしきのと言えば「乳首」だと思います。
で、突拍子もない解釈かもしれないのですが（またかよ）
にしきのさんは興奮して乳首がたってるのではなく
頑張って自分でたててるんじゃないかと、最初にこの句を見て
思ってしまったのです。どういうわけかそう思ってしまって・・
よくよく考えてみれば頑張ったからたつってものでもないので
しょうが。
ああ、私ったら何を言ってるんでしょうか。
でももしホントにそうだとしたら
いじらしいですよね、にしきのさん。そして
そういう発想に至った作者さんはすごいと思うのですが。
頑張ってるにしきのさんの絵が浮かぶんだけどなあ・・。
(43)願い事書き溜めて待つ流星群
皆さんが書いてらっしゃるような理由で私も選びました。
お茶目な句だと思います。
選ぼうかどうか悩んだ句
（39）暗くなり見えなくなると見える星
哲学的な句だと思います。最後まで悩みました。
初めて参加させていただきました、登美子です。
よろしくお願いします。
選んだ句は下の３句です。
（１１）墜ちていく星に願いを掛ける人
これを一番先に選びました。
自分もヒューっと「墜ちていく」加速度を感じるような
気がして、
引きずられて墜ちるような不思議な感じがしました。
私の中ではイチ押しでした。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
２番目にピンと来たのがこれでした。
「ぷすっ」っていいますよね、ホントに。
私としては「すね」ているから音がするのとは
ちょっと違うように感じたのですが
「星のクチ」「ぷすっ」「マヨネーズ」に完敗して選びました。
（１７）弾痕が５０に見える星条旗
米国軍のやっていることには反対なので
「そう、そう！」と共感して選びました。
初めてだったので、選句も直感というか、
ピンと来たのを選んでしまいました。
初心者が直感で選ぶとこんな感じ・・・ということで。
もっと、助詞の一字にまでよく考えて選ぶものなのですね。
勉強させていただきます。
今回アタシはホントの星はハズして選びました。
(３８)星のクチ「ぶすっ」とすねるマヨネーズ
なーんだぁそうだったんだー
すねてたのね。安心。
アタシはてっきりアタシのことマヨネーズが言ってんのかと
思ってました。
ブスッ。てねっ。
(３２）駆け落ちで乗った特急「北斗星」
昔 娘の友人が母に言ったそーな。
ねぇ おかあさんおとうさんとは
お見合？恋愛?それとも駆け落ち？駆け落ちだといいなー・・・
ってどーして。
そんなこと思い出しえらんじゃったのでした。
(３４)花形と結婚してた星明子
コミックかなんかで知ってました。
電柱の陰からそっと親子を見守る明子さん・・・
いいですわー
女のアタシでもホレてしまいます。
あと飛雄馬さんの恋人みなさん(漢字だったかしらん)。
よいですわー
このアニメの女性は美形ぞろい。
なのに左門さんとかオズマさんは・・・・うーん。
言葉遊びのできる人間はすばらしいですね。
なにもない道具なしでこんなに楽しめるなんて。
しかし時としてこの言葉に傷ついたり凶器にもなりうるけど。
使い方を正しくすればこんなにステキなのですね。
（１７）弾痕が５０に見える星条旗
星条旗の星は弾痕だったのかー。
アメリカの、武力で他を圧倒してきた歴史を考えれば、星条旗の星が弾痕であっても
何ら不思議はない。ミョーに納得。
（２２）乳首たてスターにしきの出番待ち
バラエティーの出番直前、上半身裸で、なんでこんなことしてるんだ俺はって顔で
スタンバってるスターの姿が浮かびました。「乳首たて」という観察が鋭いですね。
（４２）星になら見られてもいい露天風呂
気持ちのいい句です。普段こちらが見ている星に見られている（主客逆転）という
のもおもしろい。星ならいいけど、猿はいやだな。（猿レンチさん、他意はありませ
んので・・）
（20）アリさんとアリさんがごっつんこ 痛っ
メロディーつきで絵が頭に浮かびました♪。
「痛っ」の前の空白が効いているなあと思います。
このドラゴン句会ならではの１句と思い選びました。
（21）届かない星の代わりと手に蛍
手の上で蛍の光がほのかに点いたり消えたり。
今の時期にピッタリなロマンチックで素敵！と思い選びました。
（42）星になら見られてもいい露天風呂
このまま旅行会社のキャッチコピーとしても使えそう！
今、露天風呂にものすご〜く入りたいです。
>◆ （４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
>> ○星空も一緒に背負い夜逃げする
>> というのはいかがでしょうか？
>（野坂祐一さん）
>
>うーん、星の降る（＝流星の）空だからいいと思うんですが……。
>流れ星が降るほど出ているのに夜逃げ、
>というのが、いいと思うんですけどねえ。
>さらに推敲例、みなさんどうぞどうぞ。私も後ほど……。
（竜さん）
ということで考えてみました。
夜逃げする一家の背（せな）に流れ星
気になさらないでくださいね。
私もお猿とお風呂はちょっと・・・です。
星となら素敵ですね。
猿におやつをカツアゲされそうになった事のある猿レンチより。
>句の優劣に絶対というのもないし、
>句会の優劣というのも絶対というのはないです。
>そのへんのファジー（死語）なところを、
>目くじら立てないで、ぜひ積極的に楽しんじゃってくださいね。
>それが句会の醍醐味なんじゃないかと思います。
その通りですね、竜さんのおっしゃるように絶対と
いうのは絶対おかしいです（反省しました）
嫌いと思ったのも関心があるからで、もしかしたら
どこかに、その句に対して自分は持っていない感性
を感じたからかもしれません。
いろいろな人のコメントを見ていると
４５の星が交互にまたたくのを見ているようで
星空の下の句会のようです
次の星のまたたきが楽しみです！
（１１）墜ちていく星に願いを掛ける人
流れ星に「墜ちていく」という表現が私には新鮮で、
流れ星を見つけると慌てて願を掛けていた私は、
スーッと目が醒める思いでした。
これからは流れ星も冷静に見ようと思います。（笑）
墜ちるの流れのまんまで後の二つも選んでしまいましたが・・・
（２５）芸能界そのほとんどが流れ星
芸能界はスターとして長く輝くのはほんの一握りですよね。
素直に納得です。
（２７）天空をリストラされた流れ星
星がリストラされたというのも可笑しかったです。
chutaさん、これさん、杜子郎さん、加藤まひとさん、
猿レンチさん、まささん、ババラッチさん、登美子さん、
妖にゃんさん、一匹犬さん、瑞花さん、辰五郎さん、
わくらばさん。
本日はコメントをありがとうございました！
わはは、レスしきれないや（笑）。
ピンポイントでレスしていきますので、どうぞよろしくです。
> 初めてだったので、選句も直感というか、
> ピンと来たのを選んでしまいました。
> 初心者が直感で選ぶとこんな感じ・・・ということで。
> もっと、助詞の一字にまでよく考えて選ぶものなのですね。
> 勉強させていただきます。
（登美子さん）
いやいや、そんなこと無理にしなくてもいいですよー！
直感、大歓迎ですよー。
私も、基本的には直感で、ピンと来たのを選んでるんです。
それを、なぜピンと来たのか、あるいは来なかったのかを
あとで考えてみているんですね。
また、特に残念なことに低得点だった句には、
次回に高得点になるにはどうしたらいいか、
というヒントになれば……と思っての分析ではあります。
時には辛口になることもありますが、
そんな理由ですので、あんまり引かないでくださいね（笑）。
> 「星の降る空」って流星なのかな？
> 星が落ちてきそうなほどよく見える満天の星空のこ
> とじゃないかな？
（chutaさん)
> この「星の降る空」は流星ではなく満点の星空だと思いました。
（これさん）
ええっ！！「星の降る空」って、流星が出ている空じゃくて、
満天の夜空のことなの？
……と、さっきから辞書引いたりググったりしているんですが、
なかなか明快な答えにたどり着かなくて……。
で、あちこち調べての、途中経過としての推測なんですが、
星降る空＝（たくさんの）流星が出ている夜空
星降るような空＝満天の星空
ということなんじゃないかと思ったんです。
ポイントは「ような」があるかどうか、です。
ちなみに、英語の慣用句「a sky full of stars」を、
「降るような星空」という訳にしているのも見つかりました。
でも、ま、どっちでもいいかな（笑）。
（７）見合い相手は射手座の女
私は、星占いについて、まったく疎いものですから、
初見では全くわかりませんでした。
そういうときは、検索、検索……。
↓
http://www.szeus.co.jp/horoscope2/sagittarius-cs.htm
ここの「基本運コメント」を見ると、
どうも共同生活が苦手のような（笑）。
なるほど、それで「この相手はダメかも……」
ということなんでしょうか。
あはは、そんなこと気にする男も男じゃ。
調べたら、これはかなり面白い句だとわかったんですが、
うーん、パッとわかった方が良かったかなあ……。
（１４）時間差をおいて輝く巨星たち
この巨星は比喩で、
大スターは、一度にどっと出るのではなく、
時間差を置いて出てくるものだ、ということなんでしょうか？
時間差なく出てきてしまった「２番手の巨星」は、
きっと「１番手の巨星」に掻き消されてしまう。
だから時間差をおくのかもしれません。
なんだか、人生を感じさせる句ですねえ。
（１６）その星よでっかく育て子の瞳
「その星」を、どう解釈すればいいかわかりませんでした。
瞳の中の星のことで、これをでっかく育てということは、
純粋な心のまま育ってくれよ、ということなんでしょうか。
うーん、わかんないです。教えて偉い人（作者さん以外）。
（１８）星空にウンコ見いだす世界観
> ウンコ座ってあるの？
> 「星空に白鳥見いだす世界観」
> こりゃ素敵な句だ。
（chutaさん）
> 宇宙のゴミが地球に衝突し大気との摩擦で燃え尽きる現象が
> 流れ星・・作者さんはこの世界を詠みたかったのではないかと
> 解釈しました。私もまさにこのあたりのことを
> 詠んでみたかったのですが
> 全くだめでした。脱帽です。解釈が違っていたらごめんなさい。
（ババラッチさん）
むむむ、お二人の解釈が割れていますねえ。
この句のポイントは「見いだす」だと思うのですが、
これって、まさに星座のことなんじゃないかと私も思いました。
試しにに星座をオリジナルに作ってみたりすると、
きっとその人の世界観があぶり出されそうな……。
私なら、バスト座とか曲線美座とか、そんなのを作りそう（笑）。
しかし、ウンコじゃなかったら、もっと点が入ったのでは……。
（２４）クリオネに生まれ変わった流れ星
流れ星は落ちたあとどこに行くのかと思ったら、
クリオネに生まれ変わったんですか！
↓
http://www.kaiyukan.com/aq/E16/clione/
写真を見ると、なるほど流れ星の形に似ているかも。
うーん、ロマンチックですよね！
ただ、形が似すぎていて、ちょっとベタだったかも……。
（３３）指さして父と見ていた北斗星
> 子どもの頃お父さんと一緒に一番見つけやすい北斗七星を、点でたど
> りながらよく見ていたのでしょう。
> きっとお父さんはもう他界して、星を見るとたまにあの頃を懐かしく
> 思い出すのでしょう。そんな光景が浮かびました。
（井手ちゃんさん）
確かにそんな思い出と重なって、懐かしいですね。
この句の父が他界しているかどうかは、
ちょっとわかんないですが……。
> 「北斗星」＝寝台特急だから、北斗星の書き方で良いのかな？と悩ん
> だのですが、ひかれる句だから選びました。
（井手ちゃんさん）
私も最初、「北斗七星が正しいのでは？」なんて思いましたが、
調べたら、北斗星は北斗七星の別称として存在するんです。
だからＯＫですよー。
全体に、すごく洗練されてよくできている句だと思いますが、
個人的には、もう一ひねり何か欲しかったです。
（３４）花形と結婚してた星明子
> コミックかなんかで知ってました。
> 電柱の陰からそっと親子を見守る明子さん・・・
> いいですわー
> 女のアタシでもホレてしまいます。
（妖にゃんさん）
これは『巨人の星』の続編、
『新・巨人の星』のエピソードですよね。
結婚してからは、高級な和服に高価な指輪……。
せっかくのイメージがぶち壊された記憶があります。
トリビアみたいな句ですが（笑）、
知っている人には「そのまんま」句だったかも。
（３５）満天に自ら光る星わずか
えっ？わずかなんでしょうか？
太陽系の惑星、そして月以外は、自ら光っているのでは？
そういう理屈を言ってるんじゃなくて……、
月や惑星（＝比較的明るい）以外の星は、
都会では、大気が汚れていて、見える星の数が少ない、
ということなんでしょうか。
（３７）彦星はまだか織姫またかの夜
あはは、「まだか」「またか」の対比は面白いですね。
（１）律儀な彦星飽きた織姫、と似た構図ですが、
こちらの方が、言葉遊びのスパイスが効いていると思います。
ただ、１７音の制約からか、
「織姫」のあとにあるはずの「は」がないことで、
ちょっと言葉足らずな印象になったのが惜しいです。
やや反則気味の改作ですが、
●彦星はまだ？織姫はまた？の夜
最後の「夜」は、ここでは「よる」と読ませます。
いかがでしょう。
（３９）暗くなり見えなくなると見える星
> 比喩として、絶望すると希望が見えてくる、という
> ような読み方もできるのではないかと思いました。
（加藤まひとさん）
> 哲学的な句だと思います。最後まで悩みました。
（ババラッチさん）
うーん、そこまで読み込まれると、
確かにすごい句のように思えてきますね。
> 今まで見えなかった星が、暗くなると見えてくるという普段
> は気が付かないという視点が気に入ったのですが、表現に力
> 強さが感じられず、最後まで迷ってもれてしました。
（辰五郎さん）
力強さが……とは結構辛口ですが、
逆に考えると、実は深遠なことを言っているところを、
平易な語り口でさらっと語る軽妙さを、
実は狙っていたのかもしれません。
ただ、「暗くなり見えなくなる」というのが、
ちょっと間延びしているかもしれないですね。
●真っ暗になってはじめて見える星
改作してみましたが、うーん、
これだと、あんまり変わらないでしょうか？
［新規投稿］の右の、［記事検索］をご覧ください。
これ、使ってみるとホント便利ですよー。
句（あるいは句のキーワード）、投稿者などを入れると、
それを含む投稿だけを見ることができます。
たとえば「乳首」と入力して検索すると、
（２２）の句へのコメントをまとめ読みできます。
ぜひ、ご活用ください。
ん？ 今日は昨日の反動か、どなたも書いてないですね。
明日のコメント、待ってますよー、みなさん。
さて、ちょっと遅めのレスを。
> ということで考えてみました。
> 夜逃げする一家の背（せな）に流れ星
（一匹犬さん）
きれいにまとまりましたねえ。
この改作は、家族より流れ星に焦点を絞ったんですね。
ただ個人的には、背（せな）と読ませるのは、
古文っぽくて、あんまり好みではないですけど……。
で、別の視点で私も作ってみました。
これ、いかがでしょう。
●夜逃げするぼくらに星が降り注ぐ
全句コメントは、どんどん進めますよー。
(２）帰り道一番星が足速め
> 子供の頃の記憶から、
> 懐かしさを感じて選んだのでありますが、
> 何度か読んでいるうちに
> 日暮れには帰り、夕食は一家揃って、
> という至極当り前のことが現代では喪失しており、
> それが一層懐かしさを感じさせた、
> と気付いたのでありました。
（おっぺすさん）
確かに、一家揃っての夕食というのは、
すでに郷愁の対象なんですねえ……。
> でもこの句は、「一番星が」なんですよね。
> 私は、無意識に「一番星に」と読み替えていたようです。
（おっぺすさん）
「一番星に」だと、足を速めている子（？）の意志だけですが、
「一番星が」ですから、一番星に急かされている、
というわけですね。
ここに技が感じられて、いいですねえ。
> 心情的には、早く我が家に帰らなければという気持ちが感
> じられ良かったのですが「帰り道」「一番星」という組み
> 合わせが平凡に感じられ、選ぶのを躊躇してしまいました。
> 私の知人はこの句を推していました。
（辰五郎さん）
平凡とは、これまた辛口な……。
いわゆる「付きすぎ」（意味がくっつきすぎ、の意味）、
ということをおっしゃりたいわけですよね。
でも、この場合、私は特にそう思いませんでしたが……。
平凡でない組み合わせとは具体的にはどんなものか、
例を出していただけたら嬉しいです。
（２０）アリさんとアリさんがごっつんこ 痛っ
ごっつんこして星が出ている、というわけですね。
「星」というお題で、こう持ってくるとは、
意表をつかれました。
> メロディーつきで絵が頭に浮かびました♪。
> 「痛っ」の前の空白が効いているなあと思います。
> このドラゴン句会ならではの１句と思い選びました。
（瑞花さん）
確かにドラゴンならではの句ですねえ。
それもきちんと評価されているわけですしね。
すごくチャレンジ精神豊富な句で、
そういう意味では好きなんですが、
下六なのが惜しいですねえ。
●アリさんとアリさんが「痛！」ごっつんこ
こうすると、収まりがいいんじゃないかと思います。
（３２）駆け落ちで乗った特急「北斗星」
> 多少鉄ちゃんの気がある私にとって｢寝台特急北斗星」は、ある
> 意味特別な意味を持っています。そんな憧れの列車に駆け落ち
> で乗るなんて許せません(笑）。駆け落ち（逃避行）には石川さ
> ゆりの「津軽海峡冬景色」が似合う鄙びた夜行でひっそりと行く
> べしと常ずね思っていたからです（笑）。そんな羨ましい？二人
> に幸あれと願い選句しました。
（まささん）
http://ekikara.jp/time.cgi?train430&up
↑
これが特急「北斗星」（札幌→上野）の時刻表なんですが、
この句の場合、どっちへ行ったんでしょうね？
鄙びた夜行の方が、リアリティあるんでしょうか？
そもそも北斗星って、予約無しにすぐに乗れるんでしょうか。
教えて鉄ちゃんの方（笑）。
そのあたりのニュアンスがわからなくて、
私にとっては選びにくかったのは事実です……。
> 昔 娘の友人が母に言ったそーな。
> ねぇ おかあさんおとうさんとは
> お見合？恋愛?それとも駆け落ち？駆け落ちだといいなー・・・
> ってどーして。
> そんなこと思い出しえらんじゃったのでした。
（妖にゃんさん）
わははは、そんなに駆け落ちっていいんですか？
娘さんの友人に、ぜひ意見を伺いたいです（笑）。
（４５）地球儀を回しつつ練る悪だくみ
> これ好きです。でも「星」から離れすぎかなって気がして
> 選びませんでした。
（chutaさん）
> いいですね。悪だくみもこれだけスケールが大きいと。
> でも実際「独裁者」や「テロリスト」と呼ばれる人たちも
> そうなのかも知れないと思うと笑えないですね。
> 星の題からは離れてるとも思いますが、句そのものの良さで選びま
> した。
（これさん）
地球儀も、星といえば星かな……。私的にはＯＫです。
お題から離れているかどうか、まただから選ぶかどうかは、
みなさんお一人お一人の判断にお任せします。
ただ、この句、これは個人的なことですが、
似たような句を作ったことがあって（どんな句かは内緒）、
それで選から外したという感じでした。
句は、私が以前作ったものより、ずっと練れています……。
（１）律儀な彦星飽きた織姫
> 最近はさんまに代表される面白い男がモテて、
> 私のような誠実で真面目な男は敬遠されがちです。
> その世相を彦星織姫で表現したところに惹かれました。
> 七夕は７月７日、だから七七にされたのでしょうか？
> そうだとしたら、凝ってますよね。
（空夢さん）
> 私のような誠実で真面目な男は敬遠されがちです。
> 私のような誠実で真面目な男は敬遠されがちです。
↑
ここ、ツッコミどころですよー、誰かいないかー。
じゃ、私が。
「誠実かよ！」（さまぁ〜ず三村風に）
七七にしたのは、そこまでの意図なのかどうか、
これは来週月曜以降、作者さんに聞いてみましょう。
> 彦星「ああ、織姫！会いたかったよ！
> この一年この日をどんなに待ち焦がれたことか！」
> 織姫「あなた去年も同じセリフだったわね。
> もっと気のきいたこと言えないの？」
> 男が100％愛していても、女はそれ以上を求めてくるんだ！
> 間違いないっ！
（chutaさん)
わははは、こちらは長井秀和ですね。
この「間違いない」、説得力ありますねー。
で、この句について気になった点。
「律儀な」「飽きた」というのが、
どちらも形容詞、という感じでうまく「対」になっていると、
もっとたくさんの票を引きつけられたと思いました。
そうなると、きっとリズムももっとよくなるはずです。
（６）今ちょっとアンドロメダに行ってたの
> 「アンドロメダってどこなんだろう？」と気になってしまった時点で
> 作者の勝ちですね。
>
> 「○○ちゃん、どこ行ってたんだよ〜」
> 「ちょっとアンドロメダまで」
> って感じで、スナック等で働く女性が酔っ払いを軽くあしらっている
> 光景が一番ぴったりくるような気がします。
（野坂祐一さん）
ああ、そう解釈されましたか。
ふむふむ、なるほど。説得力ありますねえ。
私は、かなり親しいカップルまたは夫婦、というのを想像しました。
ぼーっとしていて、話を聞いてなかった女性。
男性に「聞いてるのかー。おい、どこかへ行ってたのか」
なんてツッコミが入ったあとの台詞、だと思ったのです。
いきなりアンドロメダなんて言うと、
あんまり親しくないと、相当びっくりすると思うので、
かなり親しい……、と解釈した次第です。
句の作りはポップで、いい感じだと思います。
ちょっと、わかる人を限定させそうですが……。
（２５）芸能界そのほとんどが流れ星
> 芸能界はスターとして長く輝くのはほんの一握りですよね。
> 素直に納得です。
（わくらばさん）
あ、この句も「スター」と星をかけていますね。
（２２）へのコメント、訂正します。
芸能界をうまく描写した句だと思いますが、
「芸能人」の方が、良かったかなと思います。
（４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
逃げても逃げても追いかけてくる星空。借金取りからは何とか逃げ
られたのに、星空からはついに逃げきれなかった。悪い夢の世界の
ようでもあります。
（２８）お願いが星に届くの何光年
願いごとが星に向かって飛んでいく速さは光よりも速いのでしょう
か。もし、同じだとすると、北極星に願いが届くのに1000年もか
かってしまいますね。もう３回くらい生まれ変わっているかもしれ
ない。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
ぶっちぎりでしたね。“「ぷすっ」と”の表現にクラクラッときて、
マヨラーならぬ私も最初に選んでしまいました。
こんにちは。
作者さん以外ですが、偉い人じゃないんですけど、
コメントです。
>（２９）星満 花形宙太 伴飛雄馬
>
>「巨人の星」に出てくる名前をシャッフルしてるんですね。
>でも、なぜシャッフルを？
>星飛雄馬 花形満 伴宙太、じゃダメなの？
>うーん、そのあたりの意図が、読みとれなかったです。
>シャッフルの理由を教えて、偉い人（作者さん以外）。
シャッフルすると、こんなに変な名前になるよ。
似合わないよね〜。
・・・という意味かと思いましたがどうでしょうか？
花形宙太じゃ、何となく格好良くないでしょう。
>（４１）青い星月をおまけに持つ平和
>
>青い星＝地球、という読みでＯＫ牧場でしょうか。
>で、「おまけ」というのが難読です、私には。
>衛星、ということ？ だとすれば、なぜ、それが平和？？
>地球を、「青い星」という、やけにアッサリした
>言い方にしているところに鍵があるような気がするのですが、
>うーん、わかんないです。
>教えて、偉い人（作者さん以外）。
私はすごく勘違いをしていたようで・・・、
青い星＝星条旗の某国
月＝イスラム教の某国と思いこんでいました。
で、はじめて句を見たとき
『青い星の国が、月の国まで支配下に置いて
「平和」だと偉そうに言っている。』
こんな勝手な解釈をしたのですが、
よく考えたら星条旗は青い星じゃなくて青地に白の星だし、
イスラム教の国は太陰暦だったり、
月をシンボルにしている国もあるけど、
某国の国旗には月じゃなくて星が書かれているし・・・と
自分でも訳が分からなくなっていました。
要するに私の勘違いだったようです。
>（２６）前回の願い叶えて流れ星
>
>じっくり読むと、これ、おもしろいと思うんです。
>前回に流れ星にお願いしたことが叶っていないので、
>今度の流れ星には、その実現をお願いした、というわけ。
>ただ、句があっさりしているからでしょうか、
>（今回はあらためて新しいお願いしないから、
>とにかく前回にお願いしたことを叶えてよ叶えてよ！）
>というような「切実感」が感じられないんですね。
前回の願いを叶えた。そしてまた、流れ星が出た（見えた）
のだと、読み違えていました。
流れ星に流れ星のお願いをしていたのですね。
あ〜、まだまだ初心者です、私。 (>_<)
（１６）その星よでっかく育て子の瞳
病気で苦しみ続けた息子（または娘）がいる。その子が、
ようやく目標を持てるようになった。子の瞳の中に輝く
星（目標）を、親としては「でっかく育て」と願うばかりだ。
（１７）弾痕が５０に見える星条旗
「星」という課題を得てこそ、この句は生まれた気がする。
現在の国際情勢を鋭くえぐっている。弾痕ではなく、万柳
のニコマーク(^_^)が５０ならいいな。
（１９）空の星消して便利が地に灯る
都会では、明かりがコウコウとともっている。しかし、
田舎へ行けば満天の星。さて、便利を取るか、満点の
星を取るか。考えさせられる句だ。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
あまりの人気句には、ムラムラッと反論したくなります。
マヨネーズごときがすねたからといってなんだというのだ！！
……とは言ってみたものの、
「ぷすっ」とすねる、って確かにうまいですね（脱帽）。
話は変わって、鉄ちゃんではありませんがひとこと。
来週、北斗星に乗るんですが、予約が必要です。
一ヶ月前から売り出しますが、すぐに売り切れる席もあります。
ちなみに、私が利用するのは夜逃げでも駆け落ちでもありません。
単に函館へ出稼ぎです。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
人がすねた時にとがらせる口と
マヨネーズの星形の口が似てるなあ、と思いました。
（４４）過疎になり満天の星わが故郷
合併なんて事になったら、星の数も減ってしまうかも。
田舎生まれとしては、じんわり選びました。
（３５）満天に自ら光る星わずか
空想ですが、自分で光って見える星も
近くで見ると隣の星の光を借りてるのかも。
世の中、本当の本物は数少ないのだ、
という事でしょうか。
>（９）君と飲む夜空のネオン街の下
>
>ネオン街だと、夜空も満足に見えないのでは……、と、
>東京住まいの私などは思ってしまうのですが。
>ま、それはともかくとして、
>「夜空のネオン街の下」という表現が、
>意味がやや通りにくいかもしれません。
>
>●君と飲む夜空の下のネオン街
>
>これだったら、もうちょっと伝わるような気がしますが、
>みなさんいかがですか？
夜空いっぱいの星を「ネオン街」に見立てているように
思えたんですが。酒場以外で飲んでいるような。
（４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
「星の降る空」は「流星」とも「満天の星空」とも解釈できるとは思い
ますが、どちらかというと「満天の星空」のほうが一般的かな、と思い
ます。この句の場合も「行く」という言葉に「背負ってとぼとぼと歩い
て行く」という時間的経過を感じるので一瞬の流星よりは、しばらく輝
き続けている満天の星空のほうがお似合いかもしれませんね。
「夜逃げ」に僕も少し古い時代を感じました。きっと今は自己破産とい
う方法があったりして、もっと堂々と（？）帳消しにする方法があるか
らかな？古き良き時代の美しき夜逃げ、んー、やっぱり夜逃げ、素敵か
も。「星降る夜に僕と夜逃げしませんか？」なんて文句で口説いてみよ
っかな。
（２１）届かない星の代わりと手に蛍
僕は選びませんでしたが、いい句ですね。「誰が」「誰に」という解釈
はいろいろでいいと思いますが、僕は「自分が」「自分に」で読みまし
た。「届かない星」はそのまま「星」という解釈でもいいし、他の「届
かないもの」例えば「好きな人」「亡くなった人」などを思い浮かべる
と切なさ倍増ですね。でも蛍もずっと手の中にいるわけではないですけ
どね……。
（２）帰り道一番星が足速め
一番星が足を速めているように見えたのは、実は自分が足を速めていた
からだった、ということなのかな。
>全句コメントは、どんどん進めますよー。
>
>(２）帰り道一番星が足速め
>
>
>> 心情的には、早く我が家に帰らなければという気持ちが感
>> じられ良かったのですが「帰り道」「一番星」という組み
>> 合わせが平凡に感じられ、選ぶのを躊躇してしまいました。
>> 私の知人はこの句を推していました。
>（辰五郎さん）
>
>平凡とは、これまた辛口な……。
>いわゆる「付きすぎ」（意味がくっつきすぎ、の意味）、
>ということをおっしゃりたいわけですよね。
>でも、この場合、私は特にそう思いませんでしたが……。
>平凡でない組み合わせとは具体的にはどんなものか、
>例を出していただけたら嬉しいです。
>
辛口という気持ちはありませんでしたが･･････
バーモントカレーの中辛までしか食べれない私です。
でも好きな句である事は間違いないです。
平凡というか、「川柳」「俳句」という風に分類する
つもりはないのですが、俳句という気持ちであれば多分
一番で選句していました。川柳という事では何か物足り
ない気持ちがしたのです。
作者さん、生意気な事を言ってスミマセン
竜さんへ
平凡でない具体的な組み合わせ例をあげるのは
私の技量では、今すぐにというのはできません。
直感でしかとらえていませんので・・・・・
それにしても、竜さんのコメントには感心しています
（自分の浅はかなコメントが情けないです）
この句を見た時にまず思ったことですが・・・・・
子供の頃、遊んで帰った帰り道で「一番星みーつけた」
と友達と言い合った記憶が何度かあります。
「一番星」というと「帰り道」に見たという印象が
私にとっては強いため、平凡という表現になって
しまいました。
親との約束の時間が過ぎてしまい、足速に家路を急いだ
という懐かしさが感じられる句です。
この句は好きでした、でも今回は選びませんでした。
お見合いを断った事を、今ごろになって悔やんでいる
私です。
樽坊さん、登美子さん、ひねのりさん、山口吉永さん、
なんの菅野さん、辰五郎さん。
コメントをどうもありがとうございました！
> 作者さん以外ですが、偉い人じゃないんですけど、
> コメントです。
（登美子さん）
あはは、すいません、誤解を招く表現で……。
「教えて偉い人」って、ネットの一部で流行ってる言葉で、
一度使ってみたかっただけです……。
ちなみに、「教えてエロい人」なんてのもあります。
> 平凡でない具体的な組み合わせ例をあげるのは
> 私の技量では、今すぐにというのはできません。
> 直感でしかとらえていませんので・・・・・
（辰五郎さん）
あ、ツッコミがきつすぎて、こちらこそすいませんでした。
何となく、それなりの裏付けがあっての書込かなと、
勝手に思い込んでしまっておりました。
辰五郎さま、あまり恐縮されなくても結構ですので、
これからも存分に、書込していってくださいね。
今日は全句コメントをフィニッシュしますので、
残りのレスは明日以降にします。
ご容赦ください。
★４点句
（４４）過疎になり満天の星わが故郷
> 山梨県に転居して3年経ちましたが、農業人口の高齢・過疎化の典型
> 的な地です。でも、山紫水明。見上げれば天の川が見えます。
天の川！ 私、はっきりとした天の川を見たことないです……。
ちょっとうらやましいような……。
この句はロマンチックだけど皮肉が効いてますね。
満天の星を取り戻したのは過疎だったという、
ちょっと切ない皮肉なんですが。
句の内容が、倒置になっていて、それはいいのですが、
後半がいったん意味が切れてしまい、
やや読みにくいのが惜しいですね。
●過疎になり満天の星たちもどる
「わが故郷」を取ってしまいました。
これで結構すっきりすると思いますが、いかがでしょう。
★５点句
（１１）墜ちていく星に願いを掛ける人
> 「落ちる」でも「堕ちる」でもなく「墜ちる」。
> 掛けた願いはどうなるのでしょう？
> 願いの持つ重さで墜ちるのでしょうか。
> 色々な解釈が出来そうです。
（猿レンチさん）
辞書を調べましたら、「墜ちる」は、
「隕石が墜ちる」「巨星墜つ」のように、
重いものが落ちる場合に使われる、そうです。
つまりこの句、流れ星を、理系的天文学的な視点で見て、
そんなもんに願いを掛けている人ってどうよ……、
と冷めた視点で見ているわけですね。
クールで、いいですよねえ。
> 自分もヒューっと「墜ちていく」加速度を感じるような
> 気がして、
> 引きずられて墜ちるような不思議な感じがしました。
（登美子さん）
妙にリアルなところが、
たとえばＳＦ映画のそんなシーンを思い出させたりして、
引きつけられてしまうのかもしれませんね。
★５点句つづき
（２８）お願いが星に届くの何光年
> 確かに大多数の星は私たちが生きている間に返事をくれませんよ
> ね。「星に届くの」という部分にぎこちなさを感じたので選びま
> せんでした。例えば
>
> ○お願いを星が聞くまで何光年
> というのはどうでしょうか？
（野坂祐一さん）
私も同じところで引っかかっていました。
文脈で、「星に届くのは」という意味だとわかるんですけどね。
句会などでたった３句に絞り込まれるとき、
こんなちょっとしたところが票数に響くから、怖いですねえ……。
で、野坂さんの改作例、うまいですねえ。賛成！
> 願いごとが星に向かって飛んでいく速さは光よりも速いのでしょ
> うか。もし、同じだとすると、北極星に願いが届くのに1000年も
> かかってしまいますね。もう３回くらい生まれ変わっているかも
> しれない。
（樽坊さん）
この句は、きっと、願い事は光と同じ早さ、
という前提なんじゃないかと思います。
いや、そうでないと、非常にややこしい計算に……。
そうそう、理系的なツッコミをしますね。
「光年」というのは、時間の単位ではなく、距離の単位なんです。
（参考サイト）
↓
http://www15.cds.ne.jp/~ant/plac/distance.html
だから、それを前提に考えてみると、
微妙に句のニュアンスを変える必要があるかもです。
●1000光年先にお願いいつ届く
意味がわかりにくい句になってしまいましたが、
これなら理系的ツッコミにもぎりぎりＯＫかな（笑）。
（３６）まあいいさ星が見ているポチがいる
> 「プチ孤独」を楽しむの図かな？
> 「まあいいさ」の抜き加減がＧＯＯＤですね。
（なんの菅野さん）
> 辛い事、悲しい事があった時も、こういう心境でいられたら。
> 星もポチも何も言いませんが、そのまなざしが嬉しいものです。
> まあいいさ、の力の抜け具合が悲しくも優しい雰囲気です。
（猿レンチさん）
そうですね。「まあいいさ」が絶妙ですよねー。
どう「まあいいさ」なのか、孤独なのか悲しいことなのか、
いい意味で、いろいろ想像させますよね。
一つだけ、重箱の隅ツッコミ。
いまどき、ポチっていう名前つけますかねー（笑）。
川柳で犬を表すとき、便利な名前ではありますが……。
「いや、みんながホントに犬にポチとつけていた時代があった、
これは、昔の情景を描いているから、絶対にポチなのだ」
ということだったら、本当にゴメンナサイ。
★６点句
（１９）空の星消して便利が地に灯る
> 今はめったにないですが、停電などがあった時に、
> 星の明るさにびっくりします。
（加藤まひとさん）
新月で月の明かりがないときでも、
意外と星の明るさってあるものですよね。
> 地に灯るのが「便利」である事に惹かれました。
> 消えて、ではなく消して、と言うのも鋭いです。
> 直球、しかもかなりの剛速球と感じました。
（猿レンチさん）
そうですねえ。猿レンチさんのおっしゃるとおり
さすが高得点句、相当な剛速球です。
「消して」「便利」「地に灯る」うまいフレーズが３連発！
なんだか、もったいないくらいです。
ただ、私なら、せっかく「消えて」じゃなく「消して」だから、
後半も能動的な表現の方がすっきりするかな、
とも思いました。たとえば、
●空の星消して便利を地に灯す
どうでしょうかね？ ん、元句の方がいいって？
★７点句
（２７）天空をリストラされた流れ星
> 流れ星が天空にリストラされた、という発想を買いました。
（辰五郎さん）
> 星がリストラされたというのも可笑しかったです。
（わくらばさん）
流れ星がリストラである、という発想はすごいですよね。
ただ、よくよく考えると、結構切ない句ですよー。
燃えて、墜ちてしまうわけですから……。
句は非常に完成度が高いのですが、
わがままを言わせていただければ、
リストラされてしまった流れ星の悲劇、
というようなニュアンスがちょっとでも盛り込まれていたら、
結構共感できたかも、と思いました。
（１７）弾痕が５０に見える星条旗
> ホントに弾痕にみえますねえ。戦争はんたーい！
（なんの菅野さん）
> 星のテーマで、今の時代の空気のようなものを
> 見事に写している句に感じたので選びました。
> 日の丸が、心のなかにぽっかり空いた穴のように
> 見えてきます。日の丸も星条旗の星も、ハート形にして
> ほしい。
（加藤まひとさん）
> 米国軍のやっていることには反対なので
> 「そう、そう！」と共感して選びました。
（登美子さん）
> 星条旗の星は弾痕だったのかー。
> アメリカの、武力で他を圧倒してきた歴史を考えれば、星条旗の星が
> 弾痕であっても何ら不思議はない。ミョーに納得。
（一匹犬さん）
> 「星」という課題を得てこそ、この句は生まれた気がする。
> 現在の国際情勢を鋭くえぐっている。弾痕ではなく、万柳
> のニコマーク(^_^)が５０ならいいな。
（ひねのりさん）
タイムリーな時事ネタとしても機能して、
みんなの共感を得たようですね。
血に染まった星条旗、というとベタですが、
こちらは新しい視点がありますね。
> 句の趣旨には共感できるものがあったので最後まで迷いました。
> ただ、この国の攻撃力が弾痕が残らないほど強力というイメージが
> あること、また50個もきれいに並べるだけの精密な攻撃はできそう
> にないような気がしたので選びませんでした。
> （重箱の隅をつついてすみません）
（野坂祐一さん）
うーん、理詰めで突いてきましたね。私みたいだ（笑）。
私が気になったのは、例によって（？）句姿です。
意味的には、
「弾痕が５０（あるよう）に見える星条旗」
ということなんですよね。結構、大胆な省略かなあと。
また、「見える」というのは、
もうちょっと言葉に工夫できる余地があるかなあと。
たとえば、
●５０個の弾痕がある星条旗
「見える」じゃなくて、「ある」と言い切る、
という手もあるかと思うのですが、いかがでしょう。
（４２）星になら見られてもいい露天風呂
> 星明りのなかに浮かぶ白い肌が艶かしい。
> 時折,滑らかな湯音も聞こえる。
>
> 希望の星になれなくても、覗きの星にはなりたい
> と思ったのでありました。
（おっぺすさん）
わはは、つかまらないようにね（笑）。
> 表現に力みが感じられず、自然体でいいなぁと感じました
> のんびりと露天風呂に入りたくなりました。
（辰五郎さん）
確かに、詰め込みすぎず間延びせず、
という感じで、絶妙にまったりしているところがいいですね。
> 近くに「ほったらかしの湯」という温泉があり、その露天風呂
> からの眺めは新日本三大夜景ののひとつとか。その露天でスッ
> ポンポンで（当たり前？）「見て見て〜！」と叫んだ女性タレ
> ントがいたとか地元のラジオで聞いたばかりでした。
（杜子郎さん）
星から見ると、露天風呂こそが三大夜景なのかも……。
うーん、よくできている句だと思うのですが、
私のアンテナに引っかからなかったのは、
きっと「見られる」というところだろうと思います。
どっちかというと「覗かれる」が、
この句の場合、もっともリアルな言葉の選択だと思ったのです。
また、「星になら見られてもいい」というのは、
露天風呂に入っている人（女性？）のつぶやき。
下五は、そこは露天風呂である、という状況説明。
そんなわけで、句が、５７と５で切れちゃってるんですね。
そこも、ちょっと気になったところではあります。
総合して、うーん、うまくできるかなあ……。
高得点句なのに、勇気を持って改作。
●星だけは覗いてもいい露天風呂
上記の気になるところは一応解消できたと思いますが、
あっ、私の好きな、色気がなくなってしまったっ！！
ショボン……。
……というわけで、全４５句、コメント終了です。
明日からは、レスに徹しますのでよろしくです。
＞●星だけは覗いてもいい露天風呂
＞上記の気になるところは一応解消できたと思いますが、
＞あっ、私の好きな、色気がなくなってしまったっ！！
＞ショボン……。
（竜さん）
★あの星に覗かれている露天風呂
これでいかがでしょう、火星人が手鏡ではなく巨大望遠鏡に群がっ
て、「早く代われよ！」なんて言い合っているスケールの大きな覗
き？
>（３６）まあいいさ星が見ているポチがいる
>一つだけ、重箱の隅ツッコミ。
>いまどき、ポチっていう名前つけますかねー（笑）。
>川柳で犬を表すとき、便利な名前ではありますが……。
さらに重箱の隅ツッコミ、お許し下さい。
ポチ＝犬と認識している時点で、作者さまの狙い通りではないで
しょうか？
ポチと言う名のセキセイインコかもしれないですし、ポチと言う
名のインドガビアルモドキかもしれないのですから・・・
未確認で恐縮なのですが、ポチ＝固有名詞ではなく、「犬そのも
の」を指す名詞だと言う説もあるそうです。
まあいいさ星が見ているイヌがいる
やっぱりポチの方が、ふたりの関係が分かるような気がします。
ヒトとイヌの・・・
いろいろな動物を見てきて思うのは、やっぱりこういう時は、イ
ヌが一番ですね。
他の動物では、ここまでヒトと複雑な交流は期待できないかも。
見当違いの書き込みでしたら申し訳ありません。
実は杉山さまの句だったり？
（４２）星になら見られてもいい露天風呂
僕は星と露天風呂の位置関係からして「覗く」「覗かれる」よりも「見
る」「見られる」の方がいいかな、と思います。とはいうもののこの句
は「おおらかさ」という長所の反面少しインパクトがかけているかな、
とも思います。「見られてもいい」という消極的なＯＫではなくて「見
せてあげる」「見てもらう」「有無を言わせず見せる」というくらいの
積極性（？）が欲しいかな。（笑）
あとはこのシチュエーションで誰の立場で作るかでもう少し「つかみ」
のある句になるかもしれませんね。（見たくも無いのに？）見せられる
「星」の立場、「星」をうらやましがっている覗き男のつぶやき、と
か……。
星だけに見せてあげるわ露天風呂
こうなると原句とは全然違ってしまいますね。
お風呂に入っている主体がある程度限定されてしまいますし。
この句を読んだ時、女性かどうかわからなかったんです。
星空のなかで露天風呂に入っている気持ちよさは感じたのですが
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
あえて一番の高得点作にツッコミします。
「ぷすっ」は確かにユニークな発想だと思います。
そう言われると思い当たるフシがあります
でも私は、他の方のように面白みを感じる事が
できないのです。
マヨネーズは何故すねたのでしょう？
終わりになったからですか？
どなたかもっとわかりやすく説明してください。
ちなみに、マヨネーズは嫌いではありません。
>（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
>
辰五郎さん、みなさんおはようございます。
>あえて一番の高得点作にツッコミします。
>マヨネーズは何故すねたのでしょう？
思うにマヨネーズは冷蔵庫の中でキャップを上にして保管されて
いたのでは？、などと勝手に推測しています。
その段になり、気持ちよく出る、気持よく出されるのがマヨネー
ズの本意だと思うのですが、先に空気が抜けてしまいすねてしま
ったのでは？。。いかがでしょうか？。
杜子郎さん、猿レンチさん、なんの菅野さん、
これさん、辰五郎さん、まささん。
お書き込みありがとうございました！
昨晩は、途中まで書いていたのですが、
うっかり寝てしまって……。
レス再開します。
まさ、さん
レス、ありがとうございます。
>思うにマヨネーズは冷蔵庫の中でキャップを上にして保管されて
>いたのでは？、などと勝手に推測しています。
>その段になり、気持ちよく出る、気持よく出されるのがマヨネー
>ズの本意だと思うのですが、先に空気が抜けてしまいすねてしま
>ったのでは？。。いかがでしょうか？。
>
少しスッキリしてきました
実はすねた必然性がわからずもやもやしていたのです。
単なる気まぐれなのか、かまってやらなかった為か･･････
いつも理由を考えてしまうもので。
我が家ではキャップを下にして保管しています。
気まぐれ星のマヨネーズですね
後で作者さんの、真相を聞きたいです。
今日はお休みなのでどんどん書き込みします。
気になっている句です
（６）今ちょっとアンドロメダに行ってたの
私が勝手に想像したのは、飲み会中に１名の女性が急に
いなくなり、１時間くらいたったら宇宙スーツを身にま
とったその女性が戻って来て、また飲み始めた情景です。
あっさりと「・・アンドロメダに行ってたの」と言われ
一瞬みんなの時間が止まりました。
「それは大変だったね」と言いながら、今夜は酔いが回
っているなぁと思い、また飲み続けました。
ドラマの１シーンになる句だと思います。
スラリとして、目が輝く女性を想像しました。
今度一緒に星空でデート（キザ！）しよう、と口説きた
くなりますね（笑）
> >「巨人の星」に出てくる名前をシャッフルしてるんですね。
> >でも、なぜシャッフルを？
> >星飛雄馬 花形満 伴宙太、じゃダメなの？
> >うーん、そのあたりの意図が、読みとれなかったです。
> >シャッフルの理由を教えて、偉い人（作者さん以外）。
>
> シャッフルすると、こんなに変な名前になるよ。
> 似合わないよね〜。
> ・・・という意味かと思いましたがどうでしょうか？
> 花形宙太じゃ、何となく格好良くないでしょう。
（登美子さん）
そういえば、
（３４）花形と結婚してた星明子
という句にあるように、明子ねえちゃんは、
花形明子になったわけですよね。
似合わないですね〜。
しかし、花形宙太は確かに似合いませんが、
星満は、あんまりヘンでもないと思います。
うーん、単純に「あれ？これで正しかったかな？」と
びっくりさせたかったんでしょうか……？
> 私はすごく勘違いをしていたようで・・・、
> 青い星＝星条旗の某国
> 月＝イスラム教の某国と思いこんでいました。
（登美子さん）
意外と中東の国には、月のある国旗ってないですねえ。
パキスタンぐらいですね。あと、トルコとか。
確かに月は、イスラム教の象徴なんですけどね……。
この句の意味をもう一度考えてみました。
「満月が出ていて、穏やかな夜だ。ああ平和だなあ」
という気持ちを、斜めの方向から描いてみたのでは、
と思いました。
どうでしょうか、作者以外のみなさん……。
> 話は変わって、鉄ちゃんではありませんがひとこと。
> 来週、北斗星に乗るんですが、予約が必要です。
> 一ヶ月前から売り出しますが、すぐに売り切れる席もあります。
（ひねのりさん）
なるほど、人気の列車なんですね。
ということは、いきなり飛び乗ったというのは、
ちょっと考えにくいかもしれません。
決行日を決めて、他の人には気づかれないように、
水面下で密かに準備していたんでしょう。
かなり計画的な駆け落ちだったようですね。
そう考えたら、かなり好きな句になってきました。
> 空想ですが、自分で光って見える星も
> 近くで見ると隣の星の光を借りてるのかも。
> 世の中、本当の本物は数少ないのだ、
> という事でしょうか。
（山口吉永さん）
うーん、どうしても、天文好きの私からすると、
自分で光る「恒星」の方が多いんですよー、
とツッコミしたくなるんです……。
隠れ理系の性（さが）ですねえ（笑）。
隣の星の光を借りて光る「惑星」「衛星」で、
太陽系以外のものが地球から見えたらすごいこと……、
なんていう理屈の問題じゃないですね（笑）。
> 夜空いっぱいの星を「ネオン街」に見立てているように
> 思えたんですが。酒場以外で飲んでいるような。
（山口吉永さん）
あー、なるほどー。
だとしたら、こんな感じにするとわかりやすくないですか？
●満天のネオン街にて君と飲む
これだとネオン街という夜空に入り込んだことになりますが、
ネオン街は飲むところですから……。ダメ？
>うーん、よくできている句だと思うのですが、
>私のアンテナに引っかからなかったのは、
>きっと「見られる」というところだろうと思います。
>どっちかというと「覗かれる」が、
>この句の場合、もっともリアルな言葉の選択だと思ったのです。
>(杉山竜さん）
「見られる」「覗かれる」の違いって、相手に好意を持っているか
どうかの差ではないでしょうか。
例えば、彼には「見られる」、会社の上司なら「覗かれる」。
そういう解釈に立つと、この句の作者は露天風呂から見える
きれいな星に好意を持っているので「見られる」と表現したのでは
ないでしょうか。
単純に「覗かれる」とは置きかえられない気がします。
> 「星の降る空」は「流星」とも「満天の星空」とも解釈できるとは思
> いますが、どちらかというと「満天の星空」のほうが一般的かな、と
> 思います。この句の場合も「行く」という言葉に「背負ってとぼとぼ
> と歩いて行く」という時間的経過を感じるので一瞬の流星よりは、
> しばらく輝き続けている満天の星空のほうがお似合いかもしれませ
> んね。
（なんの菅野さん）
一般的、というのは根拠がよくわからないのですが
（何種類かの辞書を調べたのですが、
そのような意味はどこにも出てこなかったんです。
また、ググってみても、
そういう意味で使っているサイトは少なかったです）。
でも、この句の文脈から「満天の星空」と解釈した方が「お似合い」、
というのには納得できますね。
上野発札幌行き、夜行寝台特急にもう一系統｢カシオペア」という
列車があり、そちらの方が｢北斗星」より豪華なのですがそれはさ
ておき。。
北斗星に限らず夜行列車にはさまざまな座席のタイプがありま
す。北斗星にはB寝台(一区画に2段ベッドが2台、4人利用）、ソロ
(個室）、ツイン(二人用個室）、ローヤル？(ダブルベッド)個室
だったかと思います。特にローヤルはいわゆるプラチナソケット
で発売当日(乗車一ヶ月前）全国の緑の窓口で一斉に予約ボタンが
押されるという噂さえあります。
私にとって駆け落ち｣=｢熱情に押されて」ですので、一月も前から
その日を待って決行というのは性にあいません(笑）、逃げるよう
に上野駅から夜行(寝台車ではない）の硬い座席に身を寄せ合って
二人で北を目指す。駆け落ちってそんなイメージなのです、残念
ながら経験は無しですが（笑）。
できるなら｢駆け落ち」より｢不倫行」で乗りたい北斗星ではあり
ます。
>一般的、というのは根拠がよくわからないのですが
>（何種類かの辞書を調べたのですが、
>そのような意味はどこにも出てこなかったんです。
>また、ググってみても、
>そういう意味で使っているサイトは少なかったです）。
そうですね。「一般的」という根拠が希薄でしたね。
ちょっと感覚的な話でした。
この句について書き始めちゃったので、ちょっとこの句の添削をさせて
もらっていいですか？僕はこの句はかなりの完成形だと思っているので
正確に言うと「添削」ではなくて、この句を材料にいろいろ考えたこと
という程度の話なんですが……。
ひとつは「星の降る空を」という表現を「星空を」にすれば３文字分空
きますよね。原句のメルヘンタッチのテイストを失うというデメリット
と、もう少し「なにか言える」（場合によっては詰め込み過ぎにもなっ
てしまいますが……）というメリットを天秤にかけてみる価値はあるか
もしれませんね。
もうひとつは、スッコーンと言葉を入れ替えてしまうという方法はどう
でしょう？好き嫌いがあると思いますので必ずしも「オススメ」の方法
ではないですが、スンナリと意味が通ってしまったあとで、ちょこっと
「イジル」とか「ヒネル」とか「トッカエッコスル」というようなイメ
ージなのですが、例えばこの句の「空」を「夜」に替えてみることでな
にか違うテイストが生まれてきませんか？あ、「夜」と「夜逃げ」が
（たまたま）ちょっと重なってしまって、あんまりいい「トッカエ」で
はなかったかもしれませんが……。
いや、もちろんそんな作り方は嫌だという意見もあると思いますので、
決して無理にオススメしているわけではありませんので……。
> ＞●星だけは覗いてもいい露天風呂
>
> ＞上記の気になるところは一応解消できたと思いますが、
> ＞あっ、私の好きな、色気がなくなってしまったっ！！
> ＞ショボン……。
> （竜さん）
>
> ★あの星に覗かれている露天風呂
>
> これでいかがでしょう、火星人が手鏡ではなく巨大望遠鏡に群がっ
> て、「早く代われよ！」なんて言い合っているスケールの大きな覗
> き？
（杜子郎さん）
独立した句としてはすごく面白いですね。でも、
改作としては、原句から遠ざかりすぎてしまっているような。
この句は「てもいい」というところが魅力ですから、
そこまでいじっちゃうと……。
> 僕は星と露天風呂の位置関係からして「覗く」「覗かれる」よりも
> 「見る」「見られる」の方がいいかな、と思います。
（なんの菅野さん）
「位置関係」ということですけど、覗くというのは、
「物陰や隙間から（＝低い目線から）見る」ことだから、
天から（＝高い目線から）見られるのは覗かれるのではない、
ということでしょうか。
確かに人間が覗く場合はそうなるんですけど、
星の場合、物陰に隠れて横から見るわけにもいかないから、
そういう意味では、「覗く」も悪くないと思うんですけど……ダメ？
> とはいうものの
> この句は「おおらかさ」という長所の反面少しインパクトがかけて
> いるかな、とも思います。「見られてもいい」という消極的なＯＫ
> ではなくて「見せてあげる」「見てもらう」「有無を言わせず見せ
> る」というくらいの積極性（？）が欲しいかな。（笑）
（なんの菅野さん）
> 星だけに見せてあげるわ露天風呂
>
> こうなると原句とは全然違ってしまいますね。
> お風呂に入っている主体がある程度限定されてしまいますし。
> この句を読んだ時、女性かどうかわからなかったんです。
> 星空のなかで露天風呂に入っている気持ちよさは感じたのですが
（これさん）
これさんのおっしゃるとおり、確かに男性か女性かわからない！
だから「積極性（？）」と言われても……という違和感、納得です。
仮に男性とすれば、具体的には、
タオルで前を隠したりしない、ということにも読めますよね。
そうすると、私が「色気が……」と言っているのも、
はっきり言ってどうかと思います（笑）。
そういう視点であらためて考えると、
「覗かれる」は違うなー、と思えてきました。
なんかレスが早すぎるのもアレですけど、たまたま僕も今パソコンの前
に座っているもので…お許しくだされ！
＞「位置関係」ということですけど、覗くというのは、
＞「物陰や隙間から（＝低い目線から）見る」ことだから、
＞天から（＝高い目線から）見られるのは覗かれるのではない、
＞ということでしょうか。
＞確かに人間が覗く場合はそうなるんですけど、
＞星の場合、物陰に隠れて横から見るわけにもいかないから、
＞そういう意味では、「覗く」も悪くないと思うんですけど……ダメ？
んーとね。目線が「高い」「低い」というのもありますが、「露天風
呂」って僕にとっては「屋根がない」イメージなんです。星にとって目
の目のオープン？なものを「覗く」と言われてもねえ、って感じかな。
いや、そのへんのお星様のトホホな感じを表現するためにあえて「覗
く」という言葉を使うのなら、むしろ「覗く」に大賛成です。
> >一つだけ、重箱の隅ツッコミ。
> >いまどき、ポチっていう名前つけますかねー（笑）。
> >川柳で犬を表すとき、便利な名前ではありますが……。
>
> さらに重箱の隅ツッコミ、お許し下さい。
> ポチ＝犬と認識している時点で、作者さまの狙い通りではない
> でしょうか？
> ポチと言う名のセキセイインコかもしれないですし、ポチと言
> う名のインドガビアルモドキかもしれないのですから・・・
（猿レンチさん、以下同）
インドガビアルモドキって何ですかー？
ってツッコミすること自体、猿レンチさんの狙い通り？
いや、ポチは犬にしかつけられない名前でしょう、やっぱり。
小泉首相のことをポチと言う方もおりますが、
これは飼い主（ブッシュ）に忠実な犬、という意味ですもんね。
> 未確認で恐縮なのですが、ポチ＝固有名詞ではなく、「犬その
> もの」を指す名詞だと言う説もあるそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/愛称
↑
（末尾が漢字ですが、本当にこういうアドレスです）
ここを見ると、犬の「ポチ」や猫の「タマ」は、
「本来の由来から離れ、普遍的な愛称として定着しているもの」
らしいですね。
そう考えると、あらためて名付けていない場合、
飼い犬≒ポチ、でいいみたいですね。
ということは、見当違いのツッコミでしたかねえ……。
> 実は杉山さまの句だったり？
ま、どなたの句かは、
月曜早朝（日曜24時過ぎ）をお楽しみにしてくださいね。
（３９）暗くなり見えなくなると見える星
加藤まひとさん、のおっしゃる金子みすずさんの詩の
「昼の星は見えないと」いうフレーズは私も記憶があ
ります。
普段目立たないものが、暗くなってやっと見えてくる
誰も昼間気が付いてくれないという寂しさに、人生の
悲哀を感じます。
●真っ暗になってはじめて見える星
（竜さん）
あんまり変わりないような気がします（笑）
原句の持つ哲学的な雰囲気とは別に、私なりにひねっ
てみました。
★暗くなりやっと出番と星ひかる
いかがでしょうか？
> マヨネーズは何故すねたのでしょう？
> 終わりになったからですか？
> どなたかもっとわかりやすく説明してください。
> ちなみに、マヨネーズは嫌いではありません。
（辰五郎さん）
> 思うにマヨネーズは冷蔵庫の中でキャップを上にして保管さ
> れていたのでは？、などと勝手に推測しています。
> その段になり、気持ちよく出る、気持よく出されるのがマヨ
> ネーズの本意だと思うのですが、先に空気が抜けてしまいす
> ねてしまったのでは？。。いかがでしょうか？。
（まささん）
なるほどなるほど、まささん説に納得です。
「ちゃんとキャップを下にして、気持ちよく出させてよー」
という感じでしょうかね。
あはは、かわいくて、いいですねえ。
辰五郎さんにも、納得していただけてよかったです。
>「見られる」「覗かれる」の違いって、相手に好意を持っているか
>どうかの差ではないでしょうか。
>例えば、彼には「見られる」、会社の上司なら「覗かれる」。
>そういう解釈に立つと、この句の作者は露天風呂から見える
>きれいな星に好意を持っているので「見られる」と表現したのでは
>ないでしょうか。
>単純に「覗かれる」とは置きかえられない気がします。
（野坂祐一さん）
なるほどー。思いっきり納得しました。
確かに、好意を持っている人に「覗いてもいい」なんて言わないし、
言うとしたら、まるで倒錯したプレイですよね（笑）。
>いや、そのへんのお星様のトホホな感じを表現するためにあえて「覗
>く」という言葉を使うのなら、むしろ「覗く」に大賛成です。
（なんの菅野さん）
なんのさんから、せっかく賛同していただいているところですが、
野坂さん説に強く説得されてしまいましたので、
15:29:42の、私の書込末尾での理由も併せて、
「覗かれる」は撤回します。
>私にとって駆け落ち｣=｢熱情に押されて」ですので、一月も前から
>その日を待って決行というのは性にあいません(笑）、逃げるよう
>に上野駅から夜行(寝台車ではない）の硬い座席に身を寄せ合って
>二人で北を目指す。駆け落ちってそんなイメージなのです、残念
>ながら経験は無しですが（笑）。
（まささん）
なるほどー。そうすると、特急北斗星は適切だったかどうか、
という話にもなりますが、他の列車にするとお題「星」から
離れちゃいますよねえ。むむむ……。
>できるなら｢駆け落ち」より｢不倫行」で乗りたい北斗星ではあり
>ます。
ふむふむ。じゃ、不倫の場合は用意周到なんですねー（笑）。
> ●真っ暗になってはじめて見える星
> （竜さん）
> あんまり変わりないような気がします（笑）
（辰五郎さん）
あはは、やっぱりそうですかー。
というか、原句のいいところは、
「見えなくなると見える」というフレーズなんですよね。
そこを変えちゃうと、「哲学的」と言われる独特の味が、
すっかりなくなってしまうんです。
そういうわけで、私の改作は失敗でしたね……。
> 原句の持つ哲学的な雰囲気とは別に、私なりにひねっ
> てみました。
>
> ★暗くなりやっと出番と星ひかる
結構いいと思うのですが、１点。
最後の「星ひかる」は、「光る星」の方が、
おさまりがいいかと思います。
ちょっと、人の名前のようにも見えますし……。
＞なんのさんから、せっかく賛同していただいているところですが、
＞野坂さん説に強く説得されてしまいましたので、
＞15:29:42の、私の書込末尾での理由も併せて、
＞「覗かれる」は撤回します。
ははは。竜さんが撤回しちゃったら僕のコメントが浮いちゃうじゃん。
（笑）いや、ホントは全然構いませんけど……。
ただ「覗く」という言葉を使って違う表現はありそうですけどね。
確かに「見られた」と「覗かれた」という感じ方の違い、野坂さん説も
おもしろいですね。
今回は、これまでにも増して、よい句が多くて、
迷いそうだったので、逆に早めに選句してしまいました。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
（２１）届かない星の代わりと手に蛍
（２０）アリさんとアリさんがごっつんこ 痛っ
以上、３句を選びました。
それぞれのコメントは、すでに書かれているみなさんと
似た内容になると思いますので、控えさせていただきますが、
「星」というテーマでここまで連想できるなんて、スゴイ！
と感じた句をとりました。
特に、（３８）はぶっちぎりの高得点でしたが、本当に
脱帽モノですね。
地区の会議から帰ってきてほろ酔い気分です。
（４２）星になら見られてもいい露天風呂
直感でこの句を選びましたが、再度感想です。
実はそんなに深く考えていなかったのですが・・・・・
星とは一目置いた信頼関係ができている、という作者の
考えがあるんでしょうね、きっと。
言い返えせば「あなたにだったら見られてもいいわ」と言
える人が作者にはいるんだと思います。
絶対、作者が思っている相手がいると確信しました（笑）
そう考えると、ロマンチックでいい句ですね
（７）見合い相手は射手座の女
何回か読むうちに、じわじわ面白さを感じた句です。
見合いにのぞんだものの、男のほうは腰がひけてる。
そんなシチュエーションでしょうか。
「射手座」と聞き、その「射手」の言葉の連想だけで、
なんだか彼女が自分に矢を引いているような気がしてくる。
「うーん、早々に退散したほうがいいかなー」といった情景が浮
かびました。
（２８）お願いが星に届くの何光年
読むなり、そりゃそうだと感じ入りました。
自分の願いがものすごく強くて、光と同速度だったとしても、
近い星で数光年、遠い星では千光年とか離れてるわけですからね
ぇ。
「少しでも早く叶えてくれ」
そういう場合は、ケンタウルス座のα星をさがすのがいいですか
な。
地球から最も近い４．４光年。（太陽や惑星を除く）
えーと、届いた願いをすぐに返してくれたとして、８．８光年。
今夜願ったとして、私の場合、叶うのは５０歳になるころ……。
うーん、神社に行ったほうが良さそうだ。
（４３）願い事書き溜めて待つ流星群
単独で読んでもおかしいし、（２８）と合わせて読んでも面白
い。
流星群は、流れ星の在庫一掃セールかッ！
大安売りの会場で、両手に紙袋を６つも７つも持っているおばさ
んの姿が浮かびました。
辰五郎さん、野坂祐一さん、まささん、なんの菅野さん、
見路Ｂ茄子さん、松原一成さん。
昨日から本日にかけて、コメントありがとうございました！
今夜（本日２４時、言い換えると２８日午前０時）に、
作者の名前を発表する予定です。
コメントタイムは、一応、そこまでとしますが、
作者名がわかってからのコメントもＯＫです。
作者名未発表の、書きやすいときに書いておきたい、
という方は、急いでくださいねー。
>「射手座」と聞き、その「射手」の言葉の連想だけで、
>なんだか彼女が自分に矢を引いているような気がしてくる。
>「うーん、早々に退散したほうがいいかなー」といった情景が浮
>かびました。
（松原一成さん）
ああなるほど、やたら星座に詳しくて……というわけでなくて、
「射手」というところに反応したというわけですね。
そうすると「さそり座」の女性にも過剰反応しそうですね、この方。
「刺されないうちに退散しよう」なんて感じで……。
>「少しでも早く叶えてくれ」
>そういう場合は、ケンタウルス座のα星をさがすのがいいですか
>な。
>地球から最も近い４．４光年。（太陽や惑星を除く）
>えーと、届いた願いをすぐに返してくれたとして、８．８光年。
>今夜願ったとして、私の場合、叶うのは５０歳になるころ……。
>うーん、神社に行ったほうが良さそうだ。
（松原一成さん）
いやー、私好み（隠れ理系好み）のコメントです。うふふ。
ケンタウルス座はこの方向にあります。今夜早速お願いしましょう！
↓
http://www.ne.jp/asahi/stellar/scenes/seiza/cen.html
しかしあらためて思うのが、お願いは１光年という距離を、
どのくらいのスピードで届くのか、ということ。
光より早かったら、８．８年待たなくてもいいんですけど、
相対性理論によると、光より速いものは存在しないとか。
↓
http://ec.ikuei-sp.ac.jp/mame/opt/hikari/
光より速い粒子「タキオン」は、今のところ発見されていない、
想像上のものらしいですし……。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/タキオン
あれ、おかしいなあ、発見されていないはずなのになあ。
↓
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ocean/tachyon/entry.htm
暴走してしまいました。失礼……。
>（２０）アリさんとアリさんがごっつんこ 痛っ
>
>すごくチャレンジ精神豊富な句で、
>そういう意味では好きなんですが、
>下六なのが惜しいですねえ。
>
>●アリさんとアリさんが「痛！」ごっつんこ
>
>こうすると、収まりがいいんじゃないかと思います。
(竜さん）
竜さんの改作例をより星というテーマに近づける案としては
●アリさんとアリさんが痛っ☆ごっつんこ
少なくとも、！より☆のほうが原句のコミカルな雰囲気に
合っているような気がします。
ただテーマに近づけるために☆を使うのがわざとらしい気もします。
また川柳に☆のようなマークを使うことがどの程度許容されるのか
という問題も残りますが。
>>●アリさんとアリさんが「痛！」ごっつんこ
>>
>>こうすると、収まりがいいんじゃないかと思います。
>(竜さん）
>
>竜さんの改作例をより星というテーマに近づける案としては
>
>●アリさんとアリさんが痛っ☆ごっつんこ
>
>少なくとも、！より☆のほうが原句のコミカルな雰囲気に
>合っているような気がします。
>ただテーマに近づけるために☆を使うのがわざとらしい気もしま
>す。また川柳に☆のようなマークを使うことがどの程度許容され
>るのかという問題も残りますが。
（野坂祐一さん）
「痛っ」を中七の位置に持ってきて、
それでいて中八にしない方法として「！」を使ったのでした。
でも、「☆」も、ポップでいいんじゃないでしょうか。
（許容する人は少ないような気もしますが、
私は許容します！）
で、「っ」を省略して「痛☆」とすると、
字余りが解消されますよね。
これで十分意味が通りますので、できるだけ定型は守りましょう。
ちょっとツッコミいれよっかな。
僕はね、この句はもう「この形しかない」「この形でダメならゴメンナ
サイ」（って謝る必要はないんですが……）という「覚悟のチャレンジ
句」だと思っています。成功したかどうかのポイントは「読み手に歌っ
てもらえるか？」と「最後に星が見えたか？」かな。
音数としては
◆アリさんと（５）アリさんが（５）ごっつんこ（５） 痛っ（２.
５？）
で、「ちょっと字余り」な５・５・７ですけど、なんというかこの句の
場合は歌ってもらわないと味がでないので字数は二の次、かな？（これ
はあくまで僕の勝手な意見ですので……）
僕は思わず歌ってしまったので「歌わせる」という点では「成功」だけ
ど「星が見えたか」については、うむむ、という感じかなあ。
好き勝手なことを書いてスンマソン。
完全に乗り遅れちゃいましたが
（４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
こぼれるように星の降る満天の星空にはあこがれています。
まるで映画のような哀しい美しさに見とれました。
（８）星さえも我が手にあった幼い日
もう記憶の彼方に消えてしまっていた
メルヘンな幼い日を思い出させていただきました。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ
「星のクチ」には恐れ入りました。
うまい着眼を見事に生かした力量に脱帽です。
断トツの優勝おめでとうございます。
あらためて、本日は、野坂さん、なんの菅野さん、宮本佳則さん、
コメントありがとうございました！
さて、お待ちかねの「作者名」を発表しました！
「選句結果」のページを「選句結果＆作者名」に更新しています。
只今から、自分の句の解説、
入れてくれた方やコメントいただいた方へのお礼、
そして私の全句解説やその他コメントへの反論等々、
すべての書込が解禁です！
うずうずされていた方、存分にどうぞ！
すいませーん、これ、私の句でした……。
> 選句しようか迷いました。
> 私の得意技（笑）、夜逃げネタなので、
> それだけで引きつけられました。
（問題の、私のコメント）
かなりきわどい表現で、いきなり騙させていただきました。
そりゃ、自分の句だから選句できないですよね……。
議論になった「星の降る空は流星？満天の星？」の件、
作者としては「流星」のつもりでした。
せっかくの流星を見ることもなく……という感じです。
でも、私の作句意図が「正解」ではないです。
いろんな解釈をいただきましたが、
それぞれがその方にとっての「正解」だ、
ということでいいと思っています。
しかし、ここまで点を取ったのは初めてですので、
興奮しましたー（笑）。
点を入れていただいた方々、コメントいただいた方々、
どうもありがとうございました！
では優勝された瑞花さま、
「お立ち台」までお越しくださいませ。
恒例の優勝者インタビューをさせていただきます。
（※答えにくいものは、パスしていただいて結構です）
●今回は、ぶっちぎりの優勝、おめでとうございました！
句会の結果が発表になったとき、どのような気分でしたか？
●優勝の喜びは、一番最初に、どなたに伝えましたか？
●優勝句の、句に込めた思いや、エピソードなど、
何かございましたら、どうぞ。
●次回の句会への抱負を教えてください。
●それでは最後に、観客のみなさんへ、一言お願いします。
ダントツ優勝の瑞花さん
（星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ）
おめでとうございます。川柳は、共感者の多いもの勝ちです。
それから、私も１票を入れさせていただいたおっぺすさん
（弾痕が５０に見える星条旗）
３位入賞お見事です。ほんと鋭い句です。
私の「まあいいさ星が見ているポチがいる」に票やコメントを
いただいたハイジさん、なんの菅野さん、星の魔球さん、
猿レンチさん、ちょうちんさん、ありがとうございました。
みなさまの５票で、あと５ヶ月楽しくやっていけます(^_^)。
なお（その１）。猿レンチさんは、そのまま「サルレンチ」
さんとお読みするのですか。
それとも、「空夢（スカイム）」さんのように、
「モンキーレンチ」さんとお読みするのですか。
そういう工具がありますので……。
なお（その２）。「星の降る空を背負って行く夜逃げ」は竜さん
の句でしたか。なるほど、それで気づいた。
竜さんは夜中に書き込みをしていますが、これはまるで
「言葉の夜逃げ」です(笑)。でも、次の日に舞い戻りますが……。
なお（その３）。犬の「ポチ」は、「本来の由来から離れ、
普遍的な愛称として定着しているもの」とは、私もいい勉強に
なりました。
ドラゴン句会はとてもためになーる句会です。
竜さん、今回もありがとう！！！
投句したあと、竜さんにご指摘いただいたとおり
夜空に見える星は自ら光る恒星が大部分と知り
冷や汗をかいていました。
そういう訳で句意をなさなかったわけですが
山口吉永さんには、込めたかったことを解釈いただき
お礼申し上げます。
ところで、恒星は太陽のように燃えているんでしょうね。
てえと、すでに冷めてしまって見えない星の数って
いったいどのくらいあるんでしょうかね。
気持ちよく０点でした〜。
テーマは竜さんが書いてくれたように「脱北」でした。
だいぶ前にテレビで密着取材の映像を観たのですが、真っ暗な道を
車で連れてきてもらって「ここから先はとにかくあの星の方向に
走りなさい。暗いうちに国境を越えないと命の保証はないから…」
と言って降ろされて、ほんの少しのお金と荷物を持って走り出すんで
す。
「希望」なんて言葉では足りないんでしょうけど、その星を頼りに
暗闇を走る彼らの気持ちはどんなものだったのだろうなどと
星を見るたびに思い出しちゃうんです。
北極星と書いて「ほし」は確かにかなり無理があるんですが、僕は
「ふりがな」は「もっと使える」と思っているので、これからも
じゃんじゃんやっちまいます。
この句、最初はこんな句でした。
◆あの北極星（ほし）を目指して走（かえ）れ国境（ふるさと）へ
竜さん、今回もお疲れさんでした。
楽しませていただきました。
そして、瑞花さん、優勝おめでとうございます！
>では優勝された瑞花さま、
>「お立ち台」までお越しくださいませ。
>恒例の優勝者インタビューをさせていただきます。
>（※答えにくいものは、パスしていただいて結構です）
>●今回は、ぶっちぎりの優勝、おめでとうございました！
>句会の結果が発表になったとき、どのような気分でしたか？
もう言い表せないくらい最高の気分でした。
>●優勝の喜びは、一番最初に、どなたに伝えましたか？
この句が出来上がった時、感想を聞かせてもらった殿方に。
>●優勝句の、句に込めた思いや、エピソードなど、
>何かございましたら、どうぞ。
正直なところ,天文学的な「星」を詠んだ句ではないので
これじゃあダメかなあという気持ちでした。
上記の殿方が「いいんじゃない、おもしろいと思うよ。」と
言ってくれたので投句しました。
>●次回の句会への抱負を教えてください。
次回もがんばります。
>●それでは最後に、観客のみなさんへ、一言お願いします。
たくさんの方々に票を入れていただきまして光栄に思います。
皆様どうもありがとうございました。
また、この句に関するコメントもたくさん
いただけて大変勉強になりました。重ねて御礼申し上げます。
竜さ〜ん こんな感じでよろしいでしょうか？
「お立ち台」なんて立ったことがないのでもう心臓バクバクで〜す！
ドラゴン句会、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
作者がわからないまま意見を述べるのはドキドキしました
でも、初めから分かっていたら多分言えないでしょうね。
でも竜さんを始めとしてなごやかな句会で楽しめました。
私は思いっきり０点で、空振りの三振ととんでもない暴投
をした感じですが、次回にはリベンジという気持ちです。
竜さんの筋書きがあって、筋書きがない句会ですね。
見事な構成で完全に乗らせていただきました。
私の作った句の解説ですが
（２６）前回の願い叶えて流れ星
＞じっくり読むと、これ、おもしろいと思うんです。
＞前回に流れ星にお願いしたことが叶っていないので、
＞今度の流れ星には、その実現をお願いした、というわけ。
（竜さん）
私がこの句を作ったきっかけは、竜さんの感想の通りです。
この間お願いした事どうなったの！、という意味を込めた
かったのですが、うまくまとめられませんでした。
政党に淡く期待している事が実現せず、今度こそは叶えて
くれという不満もありました（やや飛躍していますが･･････）
そうなら今度は投票しないぞ、という気持ちです。
それから思ったのは作者の意図を理解する事の難しさです。
平凡、普通という、人によりあいまいな言葉を使うことに
よる見解の相違もあります、言葉は難しいと思いました。
取り違えている句がかなりありました、これは経験不足です
皆さんの感想は大変参考になりました。
まだまだ自分は心の豊かさが足りないと自覚しました。
瑞花さん、優勝おめでとうございます！
あまりの高得点に、変なツッコミしてしまいました。
また、いろいろな発想で楽しませていただいた作者の皆様
ありがとうございました（竜さんも、もちろん）
今回は本当に星空の句会だと思いました。
選をいただきました９人もの皆様、ありがとうございました！
前回は０票だったので、喜びも一入です。
> ホントに弾痕にみえますねえ。（なんの菅野さん）
> 「そう、そう！」と共感して選びました。（登美子さん）
> 星条旗の星は弾痕だったのかー。（一匹犬さん）
んなもんには見えねーよ、というツッコミには、
老眼の所為にして切り抜けようと思っておりましたので、
正直ほっとしております。
> 星のテーマで、今の時代の空気のようなものを
> 見事に写している句に感じたので選びました。
（加藤まひとさん）
あまり考えずに作りましたので
ちょっと気恥ずかしい感じもしています。
> 「星」という課題を得てこそ、この句は生まれた気がする。
（ひねのりさん）
「図星」です。
お祝いメッセージ、ありがとうございました。
> 句の趣旨には共感できるものがあったので最後まで迷いました。
（野坂祐一さん）
野坂さんに最後まで迷っていただけて嬉しいです。
私がイメージした弾痕は、現実のものではなく
抽象的な弾痕です。（旨く言えないのですが）
アメリカが撃ち込んだものもあれば、撃ち込まれたものもある。
そして双方に失われた命がある。
整然と並んだ弾痕に、墓場のような静けさを感じたのです。
>意味的には、
>「弾痕が５０（あるよう）に見える星条旗」
>ということなんですよね。結構、大胆な省略かなあと。
>また、「見える」というのは、
>もうちょっと言葉に工夫できる余地があるかなあと。
>たとえば、
>●５０個の弾痕がある星条旗
>「見える」じゃなくて、「ある」と言い切る、
>という手もあるかと思うのですが、いかがでしょう。
（杉山竜さん）
実は、投句した句のほかに２句作っておりまして、
そのひとつが、竜さんに作っていただいたとおりのものでした。
なぜこれを投句しなかったかと申しますと、
「星条旗」を、特定された１枚の旗にしたくなかったのです。
「ある」とすると、「戦場に残された星条旗」のような
限定された１枚になってしまうような気がしたのです。
司令部に揚げられたものも、旗屋さんにあるものも、
コースターやエプロンにデザインされたものも、
全ての星条旗に描かれている５０個の星が、弾痕に「見える」
と言いたかったのですが・・・。
それと、句のアタマにポンと「弾痕が５０」と置いて、
インパクトを持たせたいという魂胆もありました。
空振りだった・・・かも。
今回も、竜さんには大変お世話になりました。
ありがとうございました。
あっ、それから、瑞花さん、おめでとうございました。
（８）星さえも我が手にあった幼い日
私の句です。
素敵な句が多くて選句には泣かされましたが、とても楽しかった
です。
吹けば飛ぶよなチンピラ川柳新人の自分の句を、万能川柳の常連
である宮本さま、杉山さまに選んでいただいた上に、選句理由ま
でコメントしていただいて、感激いたしました。
まさに、子供時代の無邪気やメルヘンを表現したくて作った句で
したので、そのものずばりのコメント、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
＞子供は（８）の句のように万能感がいっぱいあるのですが
これさまのこのコメント、とても驚きました！
実はこの句には、元ネタになった自作の句がありまして、そちら
の方は「子供の持つ万能感」を表現したくて作ったものだったの
で・・・う〜ん、テレパス？
まあいいさ星が見ているポチがいる
ひねのりさまの句だったのですね！申し訳ありません。
この句を拝見した時は、ちょうど訳ありのイヌを預かっていた時
でした。夜、河川敷に散歩に行く度にこの句の事を考えて、彼
（イヌ）の目を覗き込んだものです。
残念ながら彼はまた、一時預かりさんのお家に戻りましたが、何
だかひねのりさまの句が彼と私をつないでいるようで、自分にと
ってはとても思い出深いものになりました。
私の柳名ですが、工具のモンキーレンチと、漫画家のモンキー・
パンチさんとをひっかけた２重パロディで付けました。でも読み
はサルレンチです。
インドガビアルモドキはワニの一種です。さすがにポチは無いで
すね（笑）。でもたしか、他のワニでポチはいたような・・・
最後になりましたが、優勝された瑞花さま、おめでとうございま
す！
ひねのりさん、宮本佳則さん、なんの菅野さん、優勝の瑞花さん、
辰五郎さん、おっぺすさん、猿レンチさん。
名乗りのお書き込み、どうもありがとうございました！
> 竜さんは夜中に書き込みをしていますが、これはまるで
> 「言葉の夜逃げ」です(笑)。でも、次の日に舞い戻りますが……。
（ひねのりさん）
あはは、言葉の夜逃げですかー。今夜も夜逃げです……。
たまに、夜逃げすらしないときは、
酔いつぶれていることが多いです。
> ところで、恒星は太陽のように燃えているんでしょうね。
> てえと、すでに冷めてしまって見えない星の数って
> いったいどのくらいあるんでしょうかね。
（宮本佳則さん）
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/3133/asstar.htm
↑
ここに、星の一生について詳しく書いてありますが、
冷めてしまって見えないのは「黒色矮星」って言うらしいですね。
何しろ見えないですから、数えられないみたいです……。
> この句、最初はこんな句でした。
>
> ◆あの北極星（ほし）を目指して走（かえ）れ国境（ふるさと）へ
（なんの菅野さん）
すごい句だったんですねえ。うわー。
どうせなら、「走（かえ）れ」みたいに、
全部オリジナルルビにしちゃえば、これはこれで面白かったかも……。
１個ツッコミ。脱北は、ふるさとを捨てるわけですよね。
「国境（ふるさと）へ」は逆だから、ルビをやめたんでしょうか。
> 竜さ〜ん こんな感じでよろしいでしょうか？
> 「お立ち台」なんて立ったことがないのでもう心臓バクバクで〜す！
（瑞花さん）
あらためて、優勝おめでとうございました！
優勝インタビュー、バッチリですよー。ありがとうございます。
お立ち台、立ったことないですか？ ディスコ（死語）とかでも？
じゃ、あらためて「殿方」と乾杯でも……！
レスの続きです。
> 竜さんの筋書きがあって、筋書きがない句会ですね。
> 見事な構成で完全に乗らせていただきました。
（辰五郎さん）
そこまで言っていただき、感激です。
スケジュールと仕込みは綿密にやってますが、
ホント、特にコメントタイムは、何が起こるかわかりません。
それが、スリリングでいいなあと思っています。
辰五郎さんには、無用に強めのツッコミをしてしまい、
恐縮しておりますが、気持ちよく過ごしていただけたようで、
ホッとしています。
> 実は、投句した句のほかに２句作っておりまして、
> そのひとつが、竜さんに作っていただいたとおりのものでした。
> なぜこれを投句しなかったかと申しますと、
> 「星条旗」を、特定された１枚の旗にしたくなかったのです。
> 「ある」とすると、「戦場に残された星条旗」のような
> 限定された１枚になってしまうような気がしたのです。
（おっぺすさん）
ああ、なるほど！ それは納得です。
確かに、私の改作例だと、そのような誤解が生まれがちですね。
それを避けてこうなった、というのはすごく頷けますね。
> インドガビアルモドキはワニの一種です。さすがにポチは無いで
> すね（笑）。でもたしか、他のワニでポチはいたような・・・
（猿レンチさん）
おお、ワニだったんですか！
何しろ、「インドガビアルモドキ」をGoogleで検索しても、
１件も引っかからない、幻の動物だったので……。
これで今夜はぐっすり眠れます（笑）。
はじめて句会に参加させていただき、
ドキドキしながら投句、
ワクワクしながら選句して
ハラハラしながら結果を見たら・・・０点でした。
がっくりきたものの、自分の知識不足もよくわかり
とても勉強になりました。
他のかたがたの句もコメントも読むのが楽しかったです。
火星のネタと、星一徹のネタが浮かんだのですが
まだまだ中身が薄っぺらでしたね。
次回はもっと推敲してから投句するようにします。
瑞花さま、優勝おめでとうございました。
私も「星のクチ」が浮かぶような柔軟な頭になりたいです。
竜さま、皆様、参加させていただいてありがとうございました。
第１回目に身の程知らずに参加し撃沈して以来の参加でしたが、
６点も点を入れて頂いて感激です〜！
竜さん始め選んで頂いた方々有り難うございました。
特に竜さんに選んで頂けたのは嬉しかったです。
これで私も句を作り続けていく自信がつきました。
（大袈裟？（笑））
瑞花さん ぶっちぎりの優勝おめでとうございました。
竜さん、皆さん
ドキドキものの楽しい句会を有り難うございました。
（１９）空の星消して便利が地に灯る
を選んでいただいた６名の方々、ありがとうございました。
消して、消えて、灯す、灯る、いろいろ組み合わせを
考えましたが、文法よりもゴロの良さを選びました。
>> 直球、しかもかなりの剛速球と感じました。
>（猿レンチさん）
>
>そうですねえ。猿レンチさんのおっしゃるとおり
>さすが高得点句、相当な剛速球です。
（杉山竜さん）
この句って、そうなのか〜、と気恥ずかしい気持ちです。
本来、変化球でかわす方が好きですので。
（３５）満天に自ら光る星わずか
私ひとり選んだのが宮本佳則さんの句と知り、
やった〜、と思いました。いい意味（？）で。
星は自分で光っていないようなイメージが、
なぜか昔からあって、それは、
自ら光る星＝太陽＝でかい、明るい、という思い込みが、
小さな星とはギャップがあるからかも。
でも、そういう、事実と違って見える感覚も
悪くはないな、と思います。
満月は肉眼では、ぼんやり自ら光っているように見えるし、
イルカやクジラも魚に見えちゃうので。
瑞花さん、祝優勝。
お疲れさまでした〜。
竜さん
「星々の一生」ご紹介ありがとうございました。
凄すぎて理解できませんでした（笑）。
自らのチョンボで冷や汗もかきましたが
十分楽しませていただきました。
次回もまたよろしくお願いいたします。
いろいろあって書きそびれている間にコメントタイムを過ぎ大変
失礼しました。
選句の段階でぶっちぎりと思った句がぶっちぎりの優勝で
瑞花さん、おめでとうございました。｢星｣の題でこんな句を
思いつくのは並外れたセンスと思います。自分の所属する川柳会の
みなさんにも紹介しました。
他に選んだ句
（２４）クリオネに生まれ変わった流れ星 （遊亀凛々さん）
流れ星に願いをかける類の句は数々あれど変身してクリオネに
なるとは独創的と思いました。
（４）星の降る空を背負って行く夜逃げ （杉山竜さん）
夜逃げという非常事態に星の降る空というロマンチックな
取り合わせがなんとも面白くていただいた句でした。
夜逃げするどころか、星も見る間も惜しんで全句に対しせっせと
コメントを書いた竜さんに拍手！感謝！
他に
（１）律儀な彦星飽きた織姫（ずうちゃんさん）
（３７）彦星はまだか織姫またかの夜（どんぶらこさん）
の偶然の一致に驚きました。どちらかを４句目に選びたかったです。
作者名発表の後ですが、私が選んだのは次の３句でした。
（３８）星のクチ「ぷすっ」とすねるマヨネーズ （瑞花さん）
優勝おめでとうございます。発想もよければ、響きもいい。読み進
む時の意外性が新鮮でした。しかもかわいくて、おかしい。
（４２）星になら見られてもいい露天風呂 （夢見草＠鳴門さん）
準優勝おめでとうございます。絵が浮かぶ、おかしさもある、雰囲
気が何ともよくて、こういう句はとても好みです。
（２８）お願いが星に届くの何光年 （こだま岳人さん）
確かに言われてみれば、「光年」は距離でしたね…。お願いが、一
所懸命星に向かって進んでいる絵が浮かんで、笑えました。
他にも最後まで迷ったのは、
（４３）願い事書き溜めて待つ流星群 （朱雀門さん）
（２６）前回の願い叶えて流れ星 （辰五郎さん）
どちらも、計画性があるんだか抜けているんだか、という楽しい人
物が浮かんで、好きな句です。
私の句は、これでした。
（２）帰り道一番星が足速め （サチコ）
おっぺすさん、こだま岳人さん、選んで頂いて有難うございまし
た。
辰五郎さん、なんの管野さん、杉山竜さんも、コメント有難うござ
いました。
字余りを避けようと思うと、「一番星」は真ん中にくるしかなく、
ちょっと苦しくなってしまいました。
実は最初は「一番星に」だったのですが、「いや、やっぱりこれは
『に』じゃなくて、『が』だなあ。足を速めさせるのは一番星なの
だから」と思い直し、「が」になりました。
その後おっぺすさんのコメントに、「やっぱり『に』のままにして
おけばよかったー！」とジタバタしたのですが、竜さんのコメント
に救われました。辰五郎さんのコメント通り、おかしくないのが川
柳としては致命的ですね。
大人になった今でも、一番星を見ると、急に家が恋しくなる。窓の
灯がともって、晩御飯のいい匂いが外に漂ってきている家々の前
を、足を速めていく。暗くなる前に家に帰らないと叱られるのに、
どうしよう、一番星まで出てきちゃったよー、という子供の時の記
憶が甦ってきたりして。…というのを、そのまま句にしました。何
もひねっていないところがいけません。
最後になりましたが、竜さん、毎回本当に楽しませて頂いていま
す。有難うございました。
優勝の瑞花さん、準優勝の夢見草＠鳴門さんおめでとうございます。
マヨネーズを自分でプスッとしたこと無いので杜子郎の妻に聞いたと
ころ、鋭い観察されていますねということでした。
「届かない星」の句に票を有難うございました。近くの川の橋の上
で、欄干にひじをつきながらホタルを見ていてフッと浮かんだのです
が、子供でも、大人でも色々と状況を考えていただき、私より深く解
釈されていらっしゃるので驚きました。
竜さん、今回も素晴らしい場を作っていただき有難うございました。
（早速）次回を楽しみにしてます。
瑞花さん、☆優勝おめでとうございます！
気取らずにそれでいて多くの人の心を引き付ける、あなたの発想は素晴
らしいですね。
（３０）ロマンスをのせて銀河へ飛行する
私の句ですが、北海道旅行の前日に投句したもので、夜空に光る最終便
の飛行機を見て星に入り込みながら飛んでいくその光景が綺麗で、翌日
の旅行と引っかけて詠んだもの。
（米米クラブの浪漫飛行をちょっと借りて....古い）
結局わけ分からない句になってしまいました。
これじゃ０点はやむを得ない。
竜さん、いつも本当にご苦労様です！
竜さんからの物凄い知識、情報は私の頭には入りきれませんでしたが、
とても勉強になり楽しかったです。
ありがとうございました。
>> この句、最初はこんな句でした。
>> ◆あの北極星（ほし）を目指して走（かえ）れ国境（ふるさと）へ
>どうせなら、「走（かえ）れ」みたいに、
>全部オリジナルルビにしちゃえば、これはこれで面白かったか
も……。
仰せの通りです。結局「目指して」にルビがふれなかったので断念しま
した。（笑）
>１個ツッコミ。脱北は、ふるさとを捨てるわけですよね。
>「国境（ふるさと）へ」は逆だから、ルビをやめたんでしょうか。
あー、そ、その、スイッチを入れては……。
ルビをやめた理由は上に書いたように「全部をルビにできなかったか
ら」です。「走（かえ）れ」と「国境（ふるさと）へ」はそれなりの理
由（思い込み？）があるんです。生半可な知識でモノを言うのもアレな
んですけど「脱北者」と言っても大まかに分けると
?「北」に生まれて「北」で育った人
?「北」に生まれていろいろな事情（強制的なものも含んで）で
「在日」となり、その後「北」に戻った人
?「南」に生まれていろいろな事情（同上）で「在日」となりその後
「北」に行った人
??と?の場合の配偶者（である日本人）
となると思います。で、「ふるさと」ですが?の場合は「まだ見ぬ（か
えるべき）土地」?の場合は「第二のふるさと（である日本）」?の場
合は「生まれた『南』または第二のふるさと（である日本）」?の場合
は「生まれ育った日本」などなど、「かえる」の意味も「ふるさと」の
意味も違うんですね。
つまりルビによって漢字の「読み」だけではなく「思い」または「意
味」みたいなものを表現しようと思ったわけです。
国境の向こうにあるのは中国なんですけど、その向こうの「ふるさと」
はいろいろなバリエーションがあるけれども、「思い」は同じと言えば
同じかな、みたいな……。
長くなりましたね。そんなこんなでまあ思い込みの多い懲りすぎの句で
した。ということで。まる。
ごめんなさい。「脱北者」の分類のところ「まるいち」「まるに」「ま
るさん」「まるよん」と打ったら「？」になってしまいました。
ハクション大魔王風に泣いてみました。
星の数輝く女から１人
は アタシでした。０点。残念!
男だと生々しいかなと思い女にしたけど。
１度言われてみたいなーって。
でも本当に言われたらひいてしまうかな。
今時 こんな男っていないですよね。
恋愛自由なこの世ですもん。
やーだ。
いつもね迷うのは
みんなに受けるの作るか心のまま行くかですね。
たのしかったです。
１７文字なのに。
またお会い致しましょう。
酔うにゃんでした。
まずはぶっちぎりの優勝の端花さん、おめでとうございます。
ぶすっとすねるマヨネーズ、うら若き女性の句となると余計いい
〜思ってしまいました。あれだけ多くの方(含む私）の感性を刺激
したマヨネーズのクチ、さすがの一言です。
私の句は
(20)アリさんとアリさんがごっんこ 痛っ でした。
選んで頂いた、端花さん見路B茄子さん、コメントを頂いた竜さん
野坂さんなんのさん、ありがとうございました。
川柳倦怠期を脱するべく、私としては挑戦した句で勝負をかけま
した(共感を得られるとは思ってませんでしたが）。
なんのさんのコメントで
僕はね、この句はもう「この形しかない」「この形でダメならゴ
メンナサイ」（って謝る必要はないんですが……）という「覚悟
のチャレンジ句」だと思っています。成功したかどうかのポイン
トは「読み手に歌ってもらえるか？」と「最後に星が見えた
か？」かな。
そのものずばりでゴメンナサイなのでした。
最後に竜さん、今回も句会運営本当にお疲れ様でした、また次回
も楽しみにしています。ありがとうございました。
> ウンコ座ってあるの？
（chutaさん）
実はあるんです。下記のホームページの「２．中国星座の成立」
の右図を参照してください。
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~kazu/chinaseiza/chinaseiza.html
中国の星座には、日常生活にかかわりの深いものも星座になっており
「厠座＝トイレ座」とか「屎座＝ウンコ座」のようなもの
までがあるそうです。
最近よく報道される「キトラ古墳」の石室の天井には「星図」が
描かれていますが、そこにもちゃんと「屎座」があるそうです。
（私はキトラ古墳のおかげで「屎座」を知りました）
今でこそ「えっ」と思っちゃう「屎座」ですが、幕末までは日本でも
使われていたようです。（前述のホームページ参照）
厠座も屎座もウサギ座のあたり、オリオン座の足元付近にあるそう
です。 中国と西洋の星座をごちゃまぜにすると「トイレに駆け込む
オリオン」なんて見方もできます。
現在は西洋の星座ばかり目立ちますが、中国に限らず、民族や地域
ごとに独自の星座や星にまつわる伝承があったはずです。
そういったものを「世界観」と呼んでみました。
多様な世界観が忘れ去られていくとしたら残念な気がします。
>しかし、ウンコじゃなかったら、もっと点が入ったのでは……。
（竜さん）
たしかにそうですね。しかし「星」というテーマを聞いた瞬間、
「屎座」で一句作りたい衝動に駆られました。
「ひとりトリビア」状態ですね。
できるだけ下品にならないように工夫したつもりですが、
やっぱり「ウンコ」じゃねぇ〜、票が伸びませんよねぇ〜。
でも０点覚悟だっただけに、ババラッチさんの一票は
大変うれしかったです。
「○○に××見いだす世界観」というフレーズをうまく使うと
いい句ができそうな気がします。あとでゆっくり考えてみます。
瑞花さん、文句なしの優勝おめでとうございます。
最後に竜さん、今回も句会ありがとうございました。
登美子さん、わくらばさん、山口吉永さん、宮本佳則さん、
弦太さん、サチコさん、杜子郎さん、井手ちゃんさん、
なんの菅野さん、妖にゃんさん、まささん、野坂祐一さん。
本日はお書き込みありがとうございました！
> はじめて句会に参加させていただき、
> ドキドキしながら投句、
> ワクワクしながら選句して
> ハラハラしながら結果を見たら・・・０点でした。
（登美子さん）
次回は今回の経験を踏まえて、
ガツーンとやっちゃってください！
次回もドキドキ、ワクワク、ハラハラを楽しんでくださいね。
> 特に竜さんに選んで頂けたのは嬉しかったです。
> これで私も句を作り続けていく自信がつきました。
> （大袈裟？（笑））
（わくらばさん）
大袈裟ですよー（笑）。
次回もこの調子で頑張ってくださいね！
> >さすが高得点句、相当な剛速球です。
> この句って、そうなのか〜、と気恥ずかしい気持ちです。
> 本来、変化球でかわす方が好きですので。
（山口吉永さん）
私が「剛速球」という言葉に込めたのは、
評に書きましたように「うまいフレーズ３連発」に、
全力投球だなあ、と感じたからです。
川柳だと「うまいフレーズ」＝「穿ち」＝「変化球」、
とも言えるので、ちょっと誤解されそうな表現でしたが。
> 「星々の一生」ご紹介ありがとうございました。
> 凄すぎて理解できませんでした（笑）。
（宮本佳則さん）
私も半分理解できません（笑）。
> 夜逃げするどころか、星も見る間も惜しんで全句に対しせっせと
> コメントを書いた竜さんに拍手！感謝！
（弦太さん）
ありがとうございます。
コメントに詰まると、夜逃げしたくなります（笑）。
> その後おっぺすさんのコメントに、「やっぱり『に』のままに
> しておけばよかったー！」とジタバタしたのですが、竜さんの
> コメントに救われました。辰五郎さんのコメント通り、おかし
> くないのが川柳としては致命的ですね。
（サチコさん）
「が」にしたところが、この句の「肝」だと思いますよ。
確かに笑いはなかったですけど、
笑いだけが川柳ではないと私は思いますので、
この路線も十分アリだと思いますよ。
> （早速）次回を楽しみにしてます。
（杜子郎さん）
わ、早いですねえ……。
次回の時期は未定です。えーっと、涼しくなってから……。
> （３０）ロマンスをのせて銀河へ飛行する
> 私の句ですが、北海道旅行の前日に投句したもので、夜空に光る
> 最終便の飛行機を見て星に入り込みながら飛んでいくその光景が
> 綺麗で、翌日の旅行と引っかけて詠んだもの。
> （米米クラブの浪漫飛行をちょっと借りて....古い）
（井手ちゃんさん）
なるほど、米米クラブですかー。懐かしいですね。
エピソードから、全然違う句を作ってみました。
●飛行機は進む 銀河をかきわけて
こんなの、いかがでしょう？
> ごめんなさい。「脱北者」の分類のところ「まるいち」「まるに」
> 「まるさん」「まるよん」と打ったら「？」になってしまいました。
（なんの菅野さん）
マル数字は「機種依存文字」ってやつで、文字化けしやすいです。
他に、１マスで（株）だとか……。気を付けましょうー。
句への思い、なるほどなるほどです。
> いつもね迷うのは
> みんなに受けるの作るか心のまま行くかですね。
（妖にゃんさん）
これが両立できたら最高ですよね。
両立は絶対可能だと思いますので、
またチャレンジしてくださいね。
> 川柳倦怠期を脱するべく、私としては挑戦した句で勝負をかけま
> した(共感を得られるとは思ってませんでしたが）。
（まささん）
今回のチャレンジ、見事に共感と反響を呼んで良かったですね。
これが「川柳倦怠期」を脱するきっかけになれたら嬉しいです。
> しかし「星」というテーマを聞いた瞬間、
> 「屎座」で一句作りたい衝動に駆られました。
> 「ひとりトリビア」状態ですね。
（野坂祐一さん）
ご紹介のサイト、拝見しました。
へええええ！という感じですね。好きですねえ、こういうの。
『トリビアの泉』に出したら採用されるかも？？
このことがもっと有名なら、ウンコでも票は入ったかも……。
竜さん、句会おつかれさまでした。
楽しかったです。
にしきののチクビ…まいったなあ…してやられました！
(7) 見合い相手は射手座の女 が
私の作品でした。
星座占いによると射手座の女性は恋多き女、とか
愛の狩人とか呼ばれているそうで。
見合い相手がもしこのような性質となれば
男性はちょっと引くんじゃないかなと思ったのです。
実際に会ってみたら、つきあってみたら、
結婚してみたら・・そんなに
悪い女じゃないはずです、射手座の女。
松原一成さん、選んでいただいてありがとうございました。
竜さん、たしかに男性が見合い相手の星座を
気にするとは考えにくいですよね。甘かったです。
いずれにしてもわかりにくい句だったと思います。
選句を含めて自分ってなんて思い込みが激しいのだろうと
一瞬落ち込みましたが
すぐに立ち直ってしまいました。
ご不快な思いをされた方がいらっしゃったと思います。
どうぞお許しください。
竜さん、次回も楽しみにしています。
お疲れさまでした！
ハイジさん、ありがとうございました。
>「輝いて」の前の半角空きが気になって気になって。
>これ、要らないでしょう。空いてなければ取っていたかも。
（杉山竜さん）
う〜ん、そうでしたか。
「まで輝いて」より「星になるまで」と一気に言いたくて
半角空けちゃいました。
もしかしたら、２点句だったのにね。惜しかった！（笑）
竜さんはじめ皆さん
今回も楽しませてもらいました。ありがとうございました！
私の句です。
パソコンを修理に出してますので、携帯からです。
思った事全て書きたいけど、うまくいきません(^o^;ごめんなさい。
私の句を選んで下さったひねのりさん、ありがとうございました！
誰にもあるキラキラ光る瞳の中の星が、ずっと光り続けますように。
キラキラ光る句ができますように。。。
祈りのような句でした、、、すみません。
次回にここでお会いできた時に、今よりは光っていたいと思うのですが・・・どうかな(^^;;
今、携帯からホームに行ったら、カウントが８８８８８８でした！
しあわせになれるかな！？いい事あるかな！？
竜さん。
第８回ドラゴン句会の盛会おめでとうございます。
ぼくも「願い事ようやくかない８点句」で一票を投じて
頂いた８名のドラ友の方に感謝です。
第１回から今回まで欠かさず参加させてもらいましたが
結果は０点句２回、１点句３回、３点句が２回と冴えません
でした。
でも継続は正に力でしょうか、８回目にして８点句、この調子で
行くと次回は最高点ではと、夜空を眺めて流れ星を待ち受けている
今日この頃です（笑）
（１１）墜ちていく星に願いを掛ける人
が私の句でした。共感してくださった５人の皆さん、うれしかったです。コメントを
寄せてくださった方々、ありがとうございました。
墜ちていくのが好きなものでこんな句を詠んでしまいました。昔、
奈落へと落ちてくような坂が好き
という句も詠みました。ボツでしたが。とにかく、墜ち・落ちていくのは気持ちがい
い！ 堕ちるはダメだけど。（でもその傾向はある）
> つまりこの句、流れ星を、理系的天文学的な視点で見て、
> そんなもんに願いを掛けている人ってどうよ……、
> と冷めた視点で見ているわけですね。
（竜さん）
はい、たしかに冷めた視点ですが、突き放しているというわけでもないのです。一瞬
にして消えてしまう流れ星に、願いを掛ける人間って不思議だなあ、なにかいとおし
いなあという気持ちも込めたかったのです。それは、たぶんできていなかったと思い
ます。（下五が「人」で終わっていて、これだと私以外の誰かという意味に取られて
しまうから。本当は「人」に自分も含めたかったのです。でも「人間」では字余りに
なってしまうので、あきらめました。）
---
（４）星の降る空を背負って行く夜逃げ
竜さんの句でしたか。そんな気もしていたんですが。（やられた）
>> 夜逃げする一家の背（せな）に流れ星
>（一匹犬さん）
>きれいにまとまりましたねえ。
>この改作は、家族より流れ星に焦点を絞ったんですね。
（竜さん）
はい。
家族の背中に流れ星の閃光が映って見えたら成功なんですが。
家族の未来をだれか流れ星に祈ってくれたら良かったのですが。
作者の句意を正確に理解せず、改作句を作るのには無理がありますね。（反省）
あと、よく思うんですが、夜逃げとかホームレスとかフリーターなどをトピックにす
るのはむずかしいですね。からかいになっちゃいけないし。（竜さんの句がそうだと
言っているわけではありません、念のため。）少し愛が入っていないといけないと思
うんです。
---
>次回の時期は未定です。えーっと、涼しくなってから……。
（竜さん）
まずは休んでください。お疲れ様でした。で、次回をまた楽しみにしています。
それから、ひとつ注文つけちゃっていいですか？ 自然からお題を取るのもいいんで
すが、たまには、突拍子もないお題もいいなぁと思います。こてこての人事句や生
活句ができそうな。どうもロマンチックが苦手（実は好き）なものですから。
最後になりましたが、瑞花さん、おめでとうございました！
お祝いのお言葉やお褒めのお言葉をくださった皆様に
改めて心からお礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
そして竜さん 句会の管理お疲れ様でした。
次回もよろしくお願い致します。
お昼寝地獄さん、ババラッチさん、河童猿さん、ハイジさん、
朱雀門さん、一匹犬さん、瑞花さん。
本日はお書き込みありがとうございました！
> にしきののチクビ…まいったなあ…してやられました！
（お昼寝地獄さん）
いやホント、してやられましたねえ。
星のお題で、まさかこんな句が出てくるとは！！！
作者の「星の魔球」さんの、自己解説が楽しみです（笑）。
> 選句を含めて自分ってなんて思い込みが激しいのだろうと
> 一瞬落ち込みましたが
> すぐに立ち直ってしまいました。
（ババラッチさん）
立ち直っていただいて、よかったですー。
ま、最低限の気配りなどは必要としても、
ある程度思い込みが激しいくらいの方が、
絶対、いい作品が書けると思うんですよね。
いい意味で、確信犯で、思い込んじゃってくださいねー。
> >「輝いて」の前の半角空きが気になって気になって。
> >これ、要らないでしょう。空いてなければ取っていたかも。
> （杉山竜さん）
> う〜ん、そうでしたか。
> 「まで輝いて」より「星になるまで」と一気に言いたくて
> 半角空けちゃいました。
> もしかしたら、２点句だったのにね。惜しかった！（笑）
（河童猿さん）
そうそう、マジで惜しかった！
いや、５点くらい行ったかも……。
半角や１マス開けるのは、一気に言いたいときに使うより、
そこで意味を区切りたいときに使うのが「吉」ですよー。
昨日私がここに書いた「飛行機は進む 銀河をかきわけて」は、
まさにそういうことです。ご参考までに……。
> 今、携帯からホームに行ったら、
> カウントが８８８８８８でした！
> しあわせになれるかな！？いい事あるかな！？
（ハイジさん）
そこまで見れるケータイって、かなり最新型ですねー。
しかし、カウンターが全部８ってことは……、
ケータイではさすがに、
パソコン並のデータのやりとりがうまくいかない、
ということなんだと思います。
（カウンターって、相互のデータのやりとりで出るんですよ）
ノートンを強めに設定してるパソコンと同じですね。
でも、ケータイでの報告は、ドラゴン史上初です！
きっと、いいことあると思いますよー！
> でも継続は正に力でしょうか、８回目にして８点句、この調子で
> 行くと次回は最高点ではと、夜空を眺めて流れ星を待ち受けて
> いる> 今日この頃です（笑）
（朱雀門さん）
あはは、まさに私もそうなんです（笑）。
次回は二人で優勝しましょうー。
下のレスの続きです。
> 作者の句意を正確に理解せず、
> 改作句を作るのには無理がありますね。（反省）
（一匹犬さん）
極端な話ですが、作者の句意を「超える」ことになっても、
それをきっかけに素敵な句ができれば、
作者冥利に尽きるんじゃないでしょうか。
ただ、句意がわかりにくいときは、
各自で解釈しなくちゃならないので、
うーん、なかなか難しいんですけどね……。うーん……。
> それから、ひとつ注文つけちゃっていいですか？
> 自然からお題を取るのもいいんですが、たまには、
> 突拍子もないお題もいいなぁと思います。こてこての人事句や
> 生活句ができそうな。どうもロマンチックが苦手（実は好き）
> なものですから。
（一匹犬さん）
なるほど。参考にさせていただきます。
でも、ロマンチックなお題でも、「にしきのの乳首」
なんて出てくるわけで（笑）、
ものは考えようですよー。
さて、→瑞花さん、
くすぐったそうですねー（笑）。
コメントタイムに書きそびれてしまったのですが、私が選んだの
は、
（１７）弾痕が５０に見える星条旗
（３６）まあいいさ星が見ているポチがいる
（４５）地球儀を回しつつ練る悪だくみ
の三句でした。今回はホント迷いました。
それにしても、猿レンチさんの「ポチは犬じゃないかも論」には
大いに笑わせていただきました。
今回の私の句は、
（９）君と飲む夜空のネオン街の下
でした。もう少しわかりやすく表現したかったのですが、
時間が無くてそのまま送信してしまいました。
小さい頃、神戸に行った帰りに「どうしてうちの近くには
ネオンがないの？」と母に尋ねたら、
「神戸は街にネオンがあるけど、うちは空にあるのよ」と言われ、
子供心にミョーに納得したんですよ。
今じゃこの辺も本当のネオンがいっぱい出来て、夜空が遠くなりま
した。
山口吉永さん、ドンピシャリの解釈をありがとうございました。
突然遅いレスですいません
>いつもね迷うのは
>みんなに受けるの作るか心のまま行くかですね。
（妖にゃんさん）
>これが両立できたら最高ですよね。
>両立は絶対可能だと思いますので、
（竜さん）
私も最近迷っている部分であり、同感です。
受けねらいの代表的なものは「サラリーマン川柳」
だと私は思うのですが、受けねらいに気がついて
からは「サラリーマン川柳」を見る意欲が薄れて
来てしまいました。
以前は好きだったのに、なんでかな？て感じです。
自分が気に入って、人の共感が得られる作品を作
れればなぁ、とふと思いました。
瑞花さん、優勝おめでとうございます。
「ぷすっ」とすねる、いいですねぇこの言い回し。
自分には気づかない視点の句を見ると、やられたと思ってしまいます。
今回、好きな句がいっぱいあって迷ったのですが、
この句は一番に選びました。
私の句は相変わらずの０点でまた落ち込みましたが
次回は自分でも納得の句が作れるように感性を磨いておきますね。
竜さん、お世話になりました。楽しかったですよ〜
お願いの速さのツッコミです（2004/06/27 12:18:10 の）
遅れてしまいすみません
>>地球から最も近い４．４光年。（太陽や惑星を除く）
>>えーと、届いた願いをすぐに返してくれたとして、８．８光年。
>（松原一成さん）
多分そうなんでしょうね
>しかしあらためて思うのが、お願いは１光年という距離を、
>どのくらいのスピードで届くのか、ということ。
>光より早かったら、８．８年待たなくてもいいんですけど、
>相対性理論によると、光より速いものは存在しないとか。
（竜さん）
お願いの速さが、光と同じというのは、なんとなく
納得できるのですが、ドラえもんの「どこでもドア」
のように、時空間のひずみを利用して瞬間に届いて
くれる事を、私は期待していました。
でも、これにしても半分にしかなりませんね（笑）
光っていたのを見たのは、？？光年前の状態であり
願いが届いた時、すでに星は消滅している場合だって
あり、その時には人類はいないかも、そう思いを巡ら
せると、何故か寂しいですね。
辰五郎さんカキコありがとうございます。
ここの句会に限らず
作者好みにするか自分好みにするか
迷うことしばしば・・・。
どーしてこの句よっ。
他に良い句あるでしょ。って選者に言いたいことしばしば・・
そうそうコレコレ。
なんて言うのはホントにマレですよね。
自分が詠んだ句だから全部かわいいけど
思い入れの強いのが選ばれたらヤりーですよね｡
川柳に出会えほんとうによかった。
なんて思う反面
こんな思いしなくてすんだのにと思う自分がいるのも確かです。
でも
あー楽しかったってピースして死ねたら幸せですね。
竜さんには感謝しています。
平凡な毎日に潤いをくださって。
おしょうしなっしぃ。
次回のテーマはあっ と度肝を抜くよーなの期待しちゃいます。
たとえばぁ
裸身とか不倫とか・・・・いやだめだめ。
ポップドラゴンに傷がつく。
なかったことにしてください。
綺麗なお月夜です。
おやすみなさい。
山口さま、ちょうちんさま。
>> この句って、そうなのか〜、と気恥ずかしい気持ちです。
>> 本来、変化球でかわす方が好きですので。
>（山口吉永さん）
>
>私が「剛速球」という言葉に込めたのは、
>評に書きましたように「うまいフレーズ３連発」に、
>全力投球だなあ、と感じたからです。
>川柳だと「うまいフレーズ」＝「穿ち」＝「変化球」、
>とも言えるので、ちょっと誤解されそうな表現でしたが。
山口さま、はじめまして。
剛速球・・・たしかに、誤解を招きそうな表現でした。
私も杉山さまと同意見です。
あまりにも言葉の並びが上手くて、ガーッっとこっちに迫ってく
るような感覚だったので。読んだ時のスピード感、とでも言うの
でしょうか？
うなるしかないな・・・と、思った次第です。
ちょうちんさま、はじめまして。
「ポチは犬じゃないかも論」受けたようで嬉しいです！
ワニはさておき、インコは意外にいるんですよ。ポチと名付ける
オーナーさんが・・・
お母様の夜空のネオンのお話、素敵ですね。何だか情景が目に浮
かぶようです。
それを子供の頃の想い出話でなく、今の情景として詠まれている
のが新鮮！目からウロコでした。
いつも楽しく拝見しております。
瑞花さんおめでとうございます。
最初に選んだ中に入っていたのですが外してしまいました。
残念！
しかし今回の句会一押しはなんと言っても（５１）番でしょう。
久しぶりの名句に出会った気がしました。
「お昼寝地獄さん」「微毛さん」「一匹犬さん」「ババラッチさ
ん」「まささん」共感いただきましてありがとうございます。
私の場合、「星」と言えば「スターにしきの」。
「スターにしきの」と言えば「乳首」。
これはまったく自然な流れでした。
句は人間性なのでしょうね。
乳首立てをひらがなの「たて」にした理由は、漢字だといやらし
さがモロ強調される気がしたのですが……
次回もドラゴン句会楽しみにしています。
今回もとてもためになったドラゴン句会で、またこれまでのように楽し
ませていただきました。
気がつけば、拙句が準優勝、ですか。これも選んでいただいた10人もの
方たちのおかげです。どうもありがとうございました。
今回も投句のしめきりが迫ってきて、何とかどうにか、と力んで考えて
いたのですが、思うようにいかなくて、その時、「どうしてこんなこと
（…失礼！）に、人生賭けるみたいにしゃかりきになってるんだろう、
私は」と、ふと我に返りまして、あ〜、いっそこの句会のことも忘れて
のんびり露天風呂にでもつかりたいなぁ、と思ったそのままを、お題の
星にひっかけてしまったのでした。そんな経緯でしたので「インパクト
がかけている」のも当然というかそういう句なので、ドラゴン句会では
不利かなと思いましたけど、その読みだけははずれたようです。
「見られる／見られてもいい」のは、何も外見だけじゃないのではない
かなと思います。旅先の鄙びた温泉宿で、一人ゆっくり風呂につかって
いたら、積極的に「見せる／見せたい」訳ではないけれど、心身ともに
解放されて、今なら「裸（＝本当）の自分の姿（＝思い）」をさらして
もいいかな、と思える時もあるような気がしたのでした。「星に好意を
持っている」とはそう指摘されて、改めてそうだなぁと思いました。
という句のままの思いもあるのですが、もう少しだけ私的な事情を。実
は、今年の２月に学生時代の恩師がなくなりました。まだ50代半ばの、
まさに現役、でしたが、１年余の闘病の後のホスピスでの最期でした。
恩師と記しましたが、ずっと仕事上のつながり・付き合いがありました
ので、私がいくつになっても最期まで「先生」でした。お人柄はとても
にこやかな人でしたが仕事には厳しい人で、仕事の遅れた理由を正直に
言えば言い訳になる、と何も言えないことも多かった。そんな「先生」
がなくなられて、もし星になられたのなら、あの時言えなかったことも
（その理由は許してもらえなくてもその気持ちだけは）今ならわかって
もらえるかもしれない。そんな身勝手な願いもあるいはどこかに入って
しまったかもしれません。
改めて、瑞花さんへ。今回の「ぶっちぎりの」優勝、おめでとうござい
ます。見返しますと、拙句を選んでいただきましたのに、私の選句は９
点句と８点句に集まっていて。これは平均的、ということなんでしょう
かどうなんでしょうか、よくわからなくてごめんなさいです。
最後に、竜さんへ。今回も大変お世話になりました。そして、お疲れ様
でした。回を重ねるごとに、常連さんばかりではなく、新人さんもどん
どん参加されて、「句友の輪」が静かに広がっているのが素敵ですね。
また「手を変え品を変え」のドラゴン句会を楽しみにしています。これ
からもどうぞよろしくです。
ちょうちんさん、辰五郎さん、ナオさん、妖にゃんさん、
猿レンチさん、星の魔球さん、夢見草＠鳴門さん。
本日はお書き込みありがとうございました！
> （９）君と飲む夜空のネオン街の下
> 小さい頃、神戸に行った帰りに「どうしてうちの近くには
> ネオンがないの？」と母に尋ねたら、
> 「神戸は街にネオンがあるけど、うちは空にあるのよ」と言われ、
> 子供心にミョーに納得したんですよ。
（ちょうちんさん）
なるほどー。納得しました。
夜空というネオン街の下で飲むお酒は、
すごくおいしそうですよねー。
> 受けねらいの代表的なものは「サラリーマン川柳」
> だと私は思うのですが、受けねらいに気がついて
> からは「サラリーマン川柳」を見る意欲が薄れて
> 来てしまいました。
> 以前は好きだったのに、なんでかな？て感じです。
（辰五郎さん）
サラリーマン川柳って、第一生命さんが、
外交員さんを使って得意先で募集しているわけですよね。
だから、句を作る人は、
その句がまず外交員さんに「受ける」こと、
（できた句を渡す前に披露する）同僚に対して「受ける」こと、
それを前提に作られることが多いと思います。
そういう「場」の問題もあって、
もともと「受け狙い」が前提なんだと思います。
また、そういう「場」で受けそうなギャグが苦手な方には、
おもしろいと思えないかもしれませんね。
でも、２万句の応募（平成１５年）の中から勝ち抜いた、
選りすぐりの受け狙いは、それはそれで良く出来た、
ハイレベルなものも多いですよ。
また、最近はインターネット応募も可になっていて、
そのせいか、万能川柳に似たゾーンの句も入選するなど、
ここ数年、若干傾向が変わってきたと思っています。
レスの続きです。
> 私の句は相変わらずの０点でまた落ち込みましたが
> 次回は自分でも納得の句が作れるように感性を磨いておきますね。
（ナオさん）
ま、４５句中のベスト３に入ること自体大変なことですから……。
次回に向けて、たっぷり充電しておいてくださいね。
> お願いの速さが、光と同じというのは、なんとなく
> 納得できるのですが、ドラえもんの「どこでもドア」
> のように、時空間のひずみを利用して瞬間に届いて
> くれる事を、私は期待していました。
（辰五郎さん）
時空間のひずみというものも、存在が証明されていない、
ＳＦの世界でしか存在しないものですからね……。
それは、難しいです。
> 次回のテーマはあっ と度肝を抜くよーなの期待しちゃいます。
> たとえばぁ
> 裸身とか不倫とか・・・・いやだめだめ。
> ポップドラゴンに傷がつく。
> なかったことにしてください。
（妖にゃんさん）
エッチドラゴンというのもあるわけだし、
エッチ句の句会というのも、いいかなあ……。
考えておきます。
> 私の場合、「星」と言えば「スターにしきの」。
> 「スターにしきの」と言えば「乳首」。
> これはまったく自然な流れでした。
> 句は人間性なのでしょうね。
（星の魔球さん）
どうして自然な流れなんですかー（笑）。
うん、確かに人間性です（笑）。
> また「手を変え品を変え」のドラゴン句会を楽しみにしています。
（夢見草＠鳴門さん）
うーん、次回に意外な展開を期待されているような（笑）。
掲示板は、使い心地がかなりいいので、
このままで行きますね。
一回おいての句会参加でした。
わたしもまささんと同じく倦怠期気味で
やっとのことで投句、選句したのですが
充分楽しませていただきました。
ありがとうございました。
０点覚悟の「アンドロメダ」でしたが
思った以上の選句とコメントをいただき嬉しかったです。
作者も思ってもなかったようなシチュエーションを書いていただき
読んで楽しくなりました。
他の句に対しても、自分だけでは気付かなかった句の良さなど
コメントを読んでわかったりして
句会の良さはこういうところにあるんだな、と改めて気付きました。
（批判的意見を書くのは難しいですがね。）
次は涼しくなってからですね。
またよろしくお願いします。
そっか、このお題「七夕」のこの時期だからなんですね。
今気付きました。←遅いって！
☆「夜逃げ」はやっぱり竜さんでしたかーー。
これさん、本日はお書き込みありがとうございました！
> そっか、このお題「七夕」のこの時期だからなんですね。
> 今気付きました。←遅いって！
実は「七夕に近いな」というのは、発表後に気づきました。
句会のテーマになる、広がりのある言葉、何かないかなあ……、
と帰り道で考えていたら、偶然空を見て、
「あっこれだ」と思ったのでした。
結構、きっかけは単純だったりします。
そろそろ、コメントも出尽くしたでしょうか？
日曜日の夜には、いったんクローズしようと思います。
言い足りないことのある方、まだ書き込まれてない方、
ぜひ、この土日にどうぞ！
6/30、30年ぶりに夜行列車（寝台車・Ｂ個室）に乗りました。
感想をひとことで言えば、「あーあ疲れた」です。
（若かったときはそうでもなかったのに……）
東京から仙台までは新幹線。仙台で北斗星に乗る。
仙台（23:30頃）から函館（6:30頃）までの7時間。
ガッタン・ゴットン、ガッタン・ゴットン…………。
もう、うるさいやら、揺れるやら、ほとんど眠れなかった。
トホホ（ある意味、川柳の世界）。
結論！ 出張、それに駆け落ち、夜逃げに寝台車は不向き！
（特に中高年は）
まあでも、若い二人の駆け落ちなら、あのガッタン・ゴットン
の揺れがいいのかも。フフフ。
さて、話はガラッと変わって
この時期、北海道は緑、みどり、ミドリ、midori……。
朝日をいっぱいに受ける草や木の鮮やかさは、すべてを
忘れさせてくれました（ムロランさんが羨ましい）。
竜さん、楽しい句会を今回もアリガトサンでした。
（「星」の題のとき、偶然北斗星に乗るとは何かの縁でした）
→ひねのりさん。
特急北斗星のレポート、どうもありがとうございます！
へええ。そんなに揺れるものなんですね……。
在来線の線路は、新幹線などとちがって、
結構曲がりくねっているからでしょうか？
でも、夜逃げに、揺れない新幹線は似合わないですよね……。
この掲示板も静かになってきましたので、
今回の句会、日曜深夜にお開きの予定です。
それではこれで、第８回ドラゴン句会をお開きにいたします。
ご参加のみなさん、ご観覧のみなさん、
どうもありがとうございました！
今度は涼しくなってから行います。何月かは明言できませんが……。
今回参加しそびれてしまったみなさま、
次回のご参加をお待ちしております。
それでは、そのときまで、みなさま益々のご健吟を！
（この掲示板、以降、次のスタートまで書込はお控えください。
レスはできませんので……）