「虎の皮」とは?


 月2回(5日・20日)に発行している小学館のコミック雑誌「ビッグコミックオリジナル」に、5日発売号に連載(つまり月1回)している川柳コーナーが「川柳虎の皮」。選者は現在同誌に「百年川柳」という川柳マンガを連載しているマンガ家、業田良家(ごうだ・よしいえ)氏。

 1996年4月発売号で投句を初めて告知、1996年5月5日発売号から一般の投句が載り、そこが事実上の連載開始。2004年で、連載100回目を突破しました。1998年には単行本1巻目(「川柳虎の皮」)、2002年11月には2巻目(「新・川柳虎の皮」)、同12月には3巻目(「続・川柳虎の皮」))が発刊されました。



●虎の皮のシステム●

 毎回、テーマ部門自由部門の2つのコーナーで投句を募集し、100点満点で採点。
「100年残る川柳を」という趣旨から、点数は「年」の単位で表す。2つの部門の最高投句点の句は、特別大賞とし、業田氏が3−4コマの漫画化をします。

 入選者には、10年=1000円の賞金と、クオカード(500円分)が贈られます。


●虎の皮の選●

 その選は、「古川柳のように百年経っても面白く読める、後世に残るもの」というのが大前提。しかし、30年前に詠まれていてもいいような句は取られません。対象を鋭く切り取る斬新な視点がないとダメで、逆にそこをクリアしていればどんなにとんでもない句でも取ってしまうのが特徴といえます。そういう意味では、「万能川柳」よりも自由度が広いかもしれません。でも最近は、特に常連に対しては句姿(中八など)に厳しくなっているような気がします。

(詳しくは、毎月の連載、および単行本『川柳虎の皮』を熟読のこと!)


●虎の皮応募要項●

 必ずハガキに,テーマについての句、テーマ自由の句のどちらか1本以上を。
 郵便番号・住所・氏名(ペンネーム可)・年齢・職業を明記。盗作、他誌・他紙への二重投稿厳禁!

宛先は、〒101-8022 東京都神田郵便局私書箱22号
小学館ビッグコミックオリジナル 「川柳虎の皮」係
まで。

なお、次回テーマ、締切日、発表日は、「pop dragon blog!」に転載します。