ここを抜けて、シオンタウンへ行こう!
―イワヤマトンネル〜シオンタウンへ―
ポケモンを回復させ、新たな決意を胸に秘め、俺は
進みだした。とても暗い洞窟の中を、ピカチュウが発
する光を頼りにして進んでいく。中にもアイテムは落ち
ていて、そういうのは抜け目なく拾っていく。そうじゃない
と、余計に金を使ってしまうからな。そんな無駄なこと
はしない。ポケモンフーズだって高いんだから。薬とか、
拾えるもんは拾っとかないと。そして先に進んでいく。
出て来るのはゲットしたポケモンばかり。はぁ。珍しい
のとか、ここだけでしか出ないのとかいないのかなぁ…
まぁ、愚痴ってても仕方が無い。先に進もう。進んで
いくにつれて、どんどんと暗さは増していく。そして、
進み続けていくうちに、ピカチュウにも疲労が見え始め
た。あぁ、やばい。あまりにも長いから。疲れてしまった
のだろう。休むか。比較的、日の光が差し込む所を
探してそこで休憩。少しだけ、ポケモンフーズを食べ
させる。それと、フォーカスでもらった木の実も食わせる。
美味しそうだな…俺も食べれるのだろうか?柔らかい
モモンの実を口にしてみた。…あ、食べられる。甘いし。
だけど、甘すぎるな。食べ欠けだけどピカチュウは喜んで
食べた。そして、しばらくしてからまた出発。進んでいくと
ワンリキーという格闘タイプが出てきた。こいつはゲット
していないな。ピカチュウで攻撃を仕掛け、難なくゲット。
ようし。図鑑も集まりつつあるな。また進んでいく。しかし
進めど進めど出てくるのはワンパターン。畜生。イワーク
くらい、出てきやがれ。そう思っていたらいきなり地鳴りが
した。中から出てきたのはイワーク。うわー。でけぇ。タケシ
のジムで見たよりもでかいぞ。こいつは。よし。
「行け!スタリア!水鉄砲!!」
進化して、威力も上がったスタリアの水鉄砲は、
効果抜群。一気にボールを投げて決着をつける。
…よし。終了。図鑑もそれなりに増えたなー。うん
うん。いい感じ、いい感じ。さ。先に進まないとな。
なんか、嬉しいな…ふと、笑いがこみ上げてくる。
顔がにやけそうになるのを抑えて、進む。しばらく
すると、出口が見えてきた。あぁ、もうすぐ日の光
を浴びれるんだ。自然と足取りが軽くなる。ピカチュウ
も嬉しそうだ。…やっとでられた!よかったー!…
それにしてもまた俺はかなり迷ってたんだな。行ったの
は10時くらいだし。出た時間は4時だからな。
「…ピカチュウ。ポケモンセンターで休むか?」
「ピカピカ♪」
さぁ、これから先の町には、ロケット団が潜伏しているはずだ。
シオンタウンにもいそうだが、先にタマムシシティの奴等を倒そう。
人数は多そうだし、バッジもあるし、Lvアップにも繋がるし。
なぁ、ピカチュウ?
ピィカ!ピッカチュ!
本日ゲットしたポケモン


作者:手塚、頑張ってるね―。今、図鑑は何匹よ。
手塚:32匹。
作者:その時点で、そんなに持ってんのか。
手塚:FR・LG関係無しに出現するからな。
作者:そうじゃないと、全部の図鑑は完成しないからネ。
手塚:これから先も、進むぞー