―タマムシシティ〜ロケット団アジトへ潜入―
ポケモンを回復させ、ここのジムでは何を繰り出し
てくるかを確認。草タイプ…ゲットしたてのガーディ
が活躍しそうだな。ロコンも投入するか…いや、
やめよう。よし、一回預けて、炎タイプ2体で挑もう。
ピカチュウは連れてく。中に入ると、なんとある意味
恐ろしい事に、女ばっかり。男は嫌い！ってか？
それとも…女だけのジムにしているのはリーダーの
方針なのか？わからない…中にいた女が一斉に
俺の方を見た。そして…
「キャーｖかっこいい―ｖｖｖ」
いきなり走ってきた。って言うか、俺はジム戦
するために来たんだけど…女に囲まれつつも、
先に歩いていくと…
「皆さん。困ってらっしゃいますわよ。彼。
どうやら、ジム戦に来たようですね。
私はエリカ。ここのジムリーダーですわ。」
「フォーカスの国光。ジムバッジはすでに3つゲットしてある。
…挑戦資格はあるだろう？」
「えぇ。フォーカス出身ですか。今度、灯さんに宜しく
お伝えになって。それじゃ、始めましょう！」
エリカが最初に出してきたのはモンジャラ。
最初のポケモンは、ガーディ。
「モンジャラ！巻きつく！」
「ガーディ、電光石火！」
素早さも高いようで、巻きつかれる
まえに電光石火がヒット。
「続けて火炎放射！」
少し間合いを取らせて、一気に
決める。よし、最初は終わり。
「さすが、フォーカス出身者。次はウツボットですわ！」
ウツボットは、食虫植物のうつぼかずらに似ていた。
ここから名前がきているのだろう。
「ウツボット！つるのむち！」
「ガーディ、避けろ！そのまま火の粉！」
意外と素早く、よくしなるつるは執拗にガーディを追う。
これじゃ、火の粉が仕掛けられない。あ、そうだ。
「ガーディ！ウツボットの周りをグルグル走れ！」
「そんな事をしても、無駄ですわ！つるで追いなさい！」
案の定、つるで追いかけ始めたウツボット。
気づいてないみたいだな。段々と自分の体
につるが巻きついている事を…
頃合を見計らって指示を出す。
「今だ！火炎放射！」
身動き取れなくなった所に、火炎放射。
一気にけりがついた。よし、そろそろ交代させるか。
今度はフレイを出す。
「…最後です！ラフレシア！」
ラフレシア？あれって…花にまんま胴体がついただけだな。
実在する植物だし。見た感じもでかいなー。花が。
「ラフレシア！花びらの舞い！」
「火の粉だ！」
花びらが宙に舞う。しかし、それに火の粉があたり、
燃えて落ちていく。それはラフレシアに襲い掛かる。
やけどしたくないのか、バトルそっちのけで逃げ回っている。
「火炎放射！」
ゴウッッと大きな音がして、リザードの
火炎放射はラフレシアにヒット。
ラフレシアは物凄く驚いて飛び上がった。そして…
「…素晴らしい勝負でしたわ。おめでとう
御座います。貴方の勝ちです。」
「どうも。」
「今度、フォーカスにポケモンを連れて
遊びに行きますと伝えてくださいな。」
「分かりました。失礼します。」
会釈をして外に出る。ポケモンを回復させて、
手持ちを構成しなおして俺はロケット団のアジトが
あるであろうゲームセンターへ向かう。
そこへ…シゲルから連絡が。
"手塚。今はタマムシシティだろ？大きなマンション。見えるかい？"
「あぁ。見えるけど…」
"裏口から入って、最上階まで上がるんだ。そこに、イーブイがいるよ。
育て方次第で5種類に進化する。後にメタモンをゲットして、
育て屋に一緒に預ければ、複製できるから、全て揃えられる。"
「そうか。分かった。ありがとう。」
シゲルの助言を受け、先に行く事にする｡…おぉ、
確かにいた。可愛いなー。確か、凛のフィーネや
ムーン達は、イーブイを預けて複製したのを進化
させた奴等だった。まずは、エーフィにしようかな。
綺麗だし、よき相棒になってくれそうだし。…ちょっと
待て、相棒は何匹になる。三匹？いや、6匹に
なるな。ちょうど、手持ちの限界分じゃん。ピカチュウ
も、最近はボールに入ってくれるし。学習装置を
イーブイに持たせる。朝方辺りに育てればいいんだな。
今は11時。先に食事を済ませるか。食堂で食事を
済まし、ゲーセンへと向かう。中は賑やかだ。すると、
おかしな男を見つけた。ポスターの前に立ってる。
あいつだな。案の定、ロケット団員で、倒したら何処か
に消えた。ポスターの裏にはスイッチが。押したら地下
への階段が見つかった。
（ポケモンに対しての声かけ）
さぁ、お前達。今からロケット団を倒しに行く。準備はいいな！
…そうか。なら大丈夫だ。人数が多いから、
LvUPにも繋がる。進化させて、強くしてやるからな。
それでは、油断せずに行こう！
本日ゲットしたポケモン
作者：手塚は炎の男です。
手塚：勝手に決めるな。
作者：ある意味、熱血じゃん。さ、この後は
ロケット団をぶっ飛ばし。がんばー。
