野獣郎見参
3月29日(木) 青山劇場 ソワレ 1階J列17番
感想
とにかくスピード感溢れる舞台でした。殺陣がかっこいい!
音楽が結構がんがん大音量で流れているんだけど、それに合わせてマイクの音が拾いきれていないと言うか、広い過ぎて聞き取れないと言うか。何度「ミキサーへたくそ!」と思った事か・・・。音楽も台詞を言う時に一気に音量を絞って、その後またすぐ音量上げて、とその繰り返しで、その辺がちょっと気になりました。
堤さんはテレビで見るより活き活きと見えました。凄くのびのびとやっている感じ(えらそう・・・) 大人子供というか、愛がこもった「ばか」って感じ(笑) ただ今思ってみると、それで野獣郎って結局なんだったわけ?となってしまう。美泥の複雑な生い立ちに埋もれて、いまいち野獣郎本人は印象に残らなかった気がしました。でも本当、堤さん自身は楽しんでそうだなーというのが伝わってきました。
美泥の高橋由美子ちゃんは、いやー、大人っぽくなってねえ(しみじみ) かわいいんだけど、あんまり男勝りと言うか、美泥としてのキャラクターにはあんまり合ってないような気が・・・。あんまり美泥が魅力的なキャラクターに見えなかったのが残念でした。
あと残念と言えば、前田美波里さんかなー。私好きなはずなんだけどなあ。歌は当然良いんだけど、台詞をしゃべると、なんだか台詞回しがあんまり好きじゃなかった。
古田さんは、おいしーよなーって感じ(笑) 舞台見たの初めてだったけど(パンドラはビデオで見たけど)、こういう役は得意なんだろうなって思った。
そして美味しいと言えば、西門。あの根っからの悪役ぶりにくらくら(笑) 演じる松井さんも素敵でした。ただ風教はあんまり好きじゃなかったな。
そして本編で触れなければならないのは「清明スーパースター」という曲でしょう(笑) 何故私は野獣郎の前にJCS見てないんだろう〜(笑) いさぎの良いパロディぶりに笑わせていただきました(笑) 曲は知っていたので、見ていて楽しいシーンでした。
そしてピンチの美泥姐さんを救うためにやってくる「ミドロスキー5」! 定番ヒーロー物に弱い私としては(笑)
しかしここまで歌あり踊りありの舞台だとは思わなかった。歌が良い曲多くて、CDを売っているのでちょっと欲しいですね。全体的に良い意味で「娯楽作品」と言う感じがしました。
しかし殺陣は本当に凄かったなー。
おまけ話
終演後、天海祐希さん発見! 思ったより背が高くなく、でもめちゃめちゃ細くてきれいでした。じっと遠くから(笑)、見ておりました。