オレアナ

8月16日(月) パルコ劇場 ソワレ M列3番

 

 

劇場

パルコパート1の9階にある劇場で、劇場に行くためにはエレベーターしか移動手段がないみたい。ちょっと不便ですねえ。せめて階段でもあれば良いのに。

劇場の中は思ったより狭かったかな。500席もないし、見まわせばすぐ面が割れそうだ(笑) そうそう、ロビーの喫煙所が割と広めなんだけど、灰皿の数がたらなーーい!!

12月にここでロッキーホラーの再演があるけど、こんなに小さな劇場でやるんだね。厚生年金でもやるのに、全然ホールの大きさが違うんじゃないんだろうか・・・

 

あらすじ

昇進を目前にひかえ、新居の購入も決まった大学教授のジョン(長塚京三)の研究室に、学生のキャロル(永作博美)がたずねてくる。彼女はジョンの授業についていけずにパニックに陥っていた。どうにか単位を取りたいと涙を浮かべるキャロルに、力になろうと相談に応じるジョン。彼女の肩を抱いて、紳士的に慰める。

しかし後日キャロルは、「セクシャルハラスメント」を理由にジョンを大学当局に訴えた。そしてその事により、2人の立場は全く逆転する。

 

すごいです

とにかくすごいセリフのやり取り。言葉にすればするほど、すれ違っていく2人の関係。1幕の相談にのる教授と相談する学生から、2幕の立場が逆転して、訴える者と訴えられた者の立場の違い。いつまでたっても平行線の論議。でも語り合わなければ結局は理解し合う事もない。

言葉尻を捕らえるかのような反論。繰り返しの言葉。お互いが自分の意見のみを言っているかのように、相手の言葉を全部言わせない。

緊張感のある舞台で、役者さんはきっと1公演ですごい体力を使うだろうなと思いました。

長塚さんは、やっぱり何か違うんです。なんだろう。わかんないけど、存在自体が確立されているので、自然に目がいくし、動作もきれいで見ていてファンになりそうだった(笑)

永作さんも、割と舞台栄えするかな。だけどね、ちょっとヒステリックになるとことか、1幕の自虐的なキャロルとかは、なんだか「週末婚」を見ているようだった(笑)

セリフも聞き取りやすかったし(すごく自然だった!)、見ていて引きこまれたんですけど、でも、結局何を伝えたいのかは分からなかった・・・。

3月か4月にぴあでチラシをもらってからずっと見たかった作品なので、とりあえず見れて良かったです。内容を深くは理解できなかったけど、楽しかったです。面白かった。

 

まじで?

前に座ってたカップル。上演中にビール飲みながら見てるんですけど(怒) 映画じゃねーんだよ。放送でも「飲食禁止」って言ってたろ(怒) よっぽど言ってやろうかと思ったが、さすがにやめてみた。

それから、隣の人。前の席の背もたれに足乗せてるんですけど(怒) 確かに前には人座ってないけどね。靴も脱いでるけどね。

あーーーーー。いやーーーーー。