FM PenNote model T3 セットアップ

2007/12/30


それは確か9月のはじめのこと。
いつものように「Do-夢」のサイトをチェックしていると、「FM PenNote model T3」を発見。
送料やら代引き手数料とかを入れて17Kで速攻注文。出張中なので家に戻るまでお預けですが。

で、月一の帰省で家に戻るとブツが届いていました。(家人に受け取ってもらった)
早速ネットで情報収集。やはりドライバーがネックになりそうです。
こちらのサイトに詳しいことが記載されています。BBSが役に立ちました。ありがたいです。

富士通のサイトでドライバーを落とします。
・Intel(r) AC'97 Audio Controller - SigmaTel Codec Windows Me/98SE/2000 Audio Driver
・ATI RAGE MOBILITY AGP/PCI Windows 2000 Display Driver (Rotation)
・FUJ02B1 デバイスドライバ
富士通USのサイトでペンドライバーを落とします。
・Stylistic3500_PenDriverV1.2_Win2K.exe

Cel 500MHz
128Mbyte
15G
10.4 TFT 800x600

手元に256のメモリがあったので交換しています。440MXではこれが限界のはずです。
ACアダプタは社外品、タッチペン付属でした。
HDD周りやドライバーなどで数ヶ月掛かってしまいました。

画像をクリックすると大きくなります

「FM PenNote model T3」です。(FMPENT3W9)
ACアダプターはセンチュリー製でした。(16V 4.06A)
赤印のビスを外すとHDDが出てきます。
緑印のビスを外すとメモリが出てきます。
HDDには接続コネクタとシールドが付いています。
いつものように他の機器で仕込みをしておきます。
今回もWin2000 sp4 をインストールします。
USBコネクタがあったのでキーボードを装着。
小さなハブも付けてます。
電源ON。ここで画面をタップするとBIOSに入れます。
あれ?なんでこの画面?
HDDを綺麗に消去するソフトらしいけど。(blancco)
Win98の起動ディスクを使ってのFDISKとか、外付けUSBケーブルでWin2000マシンでのパーテーション操作とか いろいろやってみましたがこの画面から先に進めませんでした。
時間切れで出張先に戻ることに。
1ヵ月後、いろいろ試してなんとかなりました。(最後に書きます)
もう一度仕込みをしてから電源ON。
「\i386\winnt」と打ち込み、インストール開始。
今回は仕込みの仕方を変えたので日本語もばっちり。
マウスも接続。
インストール終了ですが、この状態で殆どのドライバーが当たっていました。
さらに1ヵ月後。
「?」は3つ。
サウンド、ペンドライバー、「FUJ02B1 デバイスドライバ」です。
ディスプレイのドライバーを、落としてきたファイルと入れ替えます。
画面の回転ができるようになります。
「コントロールパネル」の中に「Pen Configuration」のアイコンがあります。
タッチペンの調整をします。
赤印をクリックします。
「+」をペンでタッチしていきます。
4個所タッチすれば終了です。
これでペンが自由に使えます。
このままだと少しクリックの反応が鈍いようなので、先ほどの サイトの情報をもとにレジストリを書き換えます。
ポートリプリプリケータがあるとLANが使えるようですが、所持していないので無線LANにします。
CD-ROMを繋ぐことが出来ないので、ドライバーの入ったCDを丸ごとHDDにコピーしてそこからインストールします。
VNCのビューワをインストールして他のマシンにアクセス。
こちらの画面が800x600なので大きい画面は表示しきれないです。
前回作った「音楽再生専用マシン」の「iTunes」をこのマシンからコントロール。
手元での操作はちょっと不思議な感じがします。

3ヶ月に渡って楽しませてくれました(涙

HDDですが、Win98をインストールすると途中の再起動で再び「blancco」画面。
Win2000をインストールしたところ最後まで行き、それをWin98の起動ディスクで
フォーマットしたりFDISKでパーテーションを操作できるようになりました。

ペンドライバーも四苦八苦でした。
MC650のドライバーを入れたり、OSをWin98にしたり、なにをやってもペンが使えず。
Win2000 sp4 と Stylistic3500 の組み合わせでなんとかなりました。
バッテリーがヘタリ気味なので起動時間が短いのが難点ですか。

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