FMV5233MC2/W セットアップ

2005/03/20


「DO-夢」のWEBセールに「FMV5233MC2/W」が沢山出ていたので1台買ってみました。
ほとんどの機体が「クリックボタン断線」でした。はじめて触る機種なので難ナシを選びました。
とはいえ、本体とACアダプターのみでFDDやポトリがありません。
OSのインストールにはそれなりの手順を踏む必要があります。
今回は
  • ハードディスクを抜き出す
  • 他のマシンで領域確保とフォーマット
  • 必要なファイル(OS、ドライバー)をコピー
  • ハードディスクを戻す
  • インストール
と進めていきます。

MMXPentium233MHz
64M
3.2G
8.4インチ SVGA

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「FMV5233MC2/W」です。かなり小さく、両手を置いたら隠れそう。
ちょこっとすリ傷
画面に傷はありませんが、キーの文字消えやパームレスト色落ちなど、中古らしさがにじみでてます。
HDDを抜き出す為、筐体をばらさないといけません。
ひっくり返して6個所のビスを外しますが
その前にバッテリーを外すのを忘れずに。
ビスを外したら又ひっくり返して、キーボードの端を持ち上げるようにし
キーボード全体を5ミリくらい液晶側へずらすとフリーになります。
手前側をめくると奥にフレキがあるので外します。フレキを切らないように慎重に。
これでキーボードが外れます。
パームレスト部は、奥側から持ち上げますが
クリックボタンのフレキがあるので、切らないように注意しながらフレキを外します。
パームレスト部が外れると内部にアクセスできます。
HDDにスピーカーが乗っかっているので、どけてからHDDを外します。
これにもフレキが付いているので気をつけましょう。
富士通の3.2GのHDDが載っていました。
HDDの下ごしらえの為に、「Thinkpad 380Z」の登場です。
IBMのノートはHDDが外しやすいので好きですね。
コインでビスを外してカバーを取り、引っこ抜くだけです。
マウンターを入れ替えて「Thinkpad 380Z」に戻します。
WIN98の起動ディスクを入れて電源オン。
Fdiskで領域確保し、Sオプションを付けてFomatします。
「Thinkpad 380Z」からHDDを外したら、ファイルのコピーの為に2.5インチハードディスクケースに入れます。
母艦となるデスクトップマシンに繋ぎ、必要なファイルをコピーします。
今回はWindows98SEを入れるので、CDから「Win98」フォルダを丸ごとコピーし、富士通のサイトから落としたドライバーも 適当な名前のフォルダを作ってそこにコピーします。
HDDを元に戻し電源オン。
DOSが立ち上がります。
日本語は使えず、逆スラッシュとかになってます。
「Win98」フォルダの「Setup」を起動するとOSのインストールが始まります。
当然ここでもバケラッタ
でもこの画面からはきちんと日本語が使えますからご安心を。
ドライバーを当てて再起動すれば終了です。
後は自分好みの環境にします。
今回も音が出ずドライバーを入れ直したりしてもダメで、まさかと思いながら横のボリュームを回したら音が出てきて ○| ̄|_
学習効果なしか自分・・・
「だってデスクトップにボリュームないジャン!!」(逆ギレ)

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