アルナイン とても簡単な貨車 作ってみた

2016/8/7


20年ぶりくらいに半田付けキットを組み立てようと一念発起。

の、わりには簡単なキットへ。

だって、簡単て書いてあったから・・・
昔のシバサキのキットを少し作ったことがあるくらいなので自信が無いのですよ。
いきなり蒸気は自殺行為でしょ。
アルナインの「とて簡」は、基本的に接着剤等は必要ないもの。
接合部分の補強で半田を使おうと。

キットの他にGMの台車が必要。
今回は貨車「ト・Aタイプ」「ワ・Aタイプ」を続けて作ってみました。

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貨車「ト・Aタイプ」
種類があります。これは木製タイプのよう。
パッケージにはエッチング板とホワイトメタル製軸受け部分とビスなど。
2車体分。
必要な部分を切り出し。
バリをヤスッておきます。
妻板から。
床板と接続する部分を折り曲げ。
折り曲げ方を間違えて反対側へ曲げると折れて切断してしまうことがあるので気をつけます。
ええ、一箇所やっちゃいました。
側板と合体。
妻板→側板→妻板 の順で組み立てるように取り説に指示がありました。
突起を相手の穴に入れて折り曲げます。
最後に付ける側板はちょっと付けづらい感じがします。
在庫があったちょっと古めのGM台車。
このキットでは貨車同士は簡易ドローバーで連結されるようになっています。
なので、2両の貨車に対して台車は1組。
2両とも単品で使用したい場合は、もう1組の台車が必要になります。
使用するのはカプラー部分と車輪のみ。
根元から切断します。(ここでは長めにしておきます)
エッチング板にガイドがあるので、固定用のビス穴を開けます。
1.5mm
ビス穴から少しのところで再度切断して長さを調整します。
最初に切り出したスペーサーを置いてからカプラーを固定します。
半田付けが汚すぎ。
両端にカプラーを取り付け。
軸受けを片側に取り付け。
出っ張りが床板にうまく入らないこともあります。
車輪をセットしながら、もう片方の軸受けを固定します。
線路上で転がりをチェック。
滑らかでした。
2両完成。
いったん、ビス止めされている部品を外して塗装準備。
洗剤で洗浄後、乾燥させてからプライマー塗布。
タミヤのつや消し黒のスプレーを吹きつけ。
すべての部品を塗り終わったら組み立てます。
結構、カッチリしたつくりでした。
ロストの軸受けがウェイトになっているようです。
貨車「ワ・Aタイプ」
コレも種類があり、緩急車があります。
作りわけができ、側扉が木製か鉄製かを選べます。
今回は1台ずつ作ります。
これも2車体分あり、ドローバーで連結も一緒です。
切り出した1両分。
床板と接続する部分を折り曲げてから、四隅を曲げます。
側扉が付くところが合わせ目になります。
側扉。
ドアレールと一体で、その先の部分を曲げて本体と接合します。
両側に側扉を固定していきます。
ゆがみを修正。
扉の内側から半田付け。
納得できない出来。
屋根板は、ガイアカラーのビンに押し当てて曲げました。
カーブがいい感じ。
屋根を固定したところで洗浄。
プライマー塗布後につや消し黒のスプレー。
スプレーの距離感がうまく掴めず、結構ボッテリとした塗装になっちゃいました。
乾燥したら床板を固定。
カプラーと片側の軸受けを固定。
車輪と反対側の軸受けを固定したら完成。
いい感じの転がり具合。
抵抗感がありません。
2軸つながりでクラウス15号と。
いい雰囲気です。

「簡単」を謳うだけあって無理なく作れます。
インレタの丁度いいのが無かったのですのままです。
そのうち適当な文字を貼り付けます。

それにしても半田付けはいまいち。
このシリーズのキットがいくつかあるから特訓だな。

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