ワールド工芸 DB10型ディーゼル機関車キット(旧) 作ってみた

2017/3/20


引き出しの中に未組み立てのキットがたくさん。

半田付けの練習もかねて作ってみようと引っ張り出したのがこれ。

ワールド工芸の「DB10」 しかもかなり初期の品物。モーターなし。
箱の横に「ナミキのモーターを使えば動くかも」的なことが書かれてる。
中村精密がC56とかに使ってたコアレスモーターのことだから時代が知れる。

小さいからと侮っていたら、えらい目にあいました。
これをまともに組めた人はいるのでしょうか。それとも自分が下手すぎなのか。
1日がかりの工作でした。

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DB10型ディーゼル機関車 キット
走行機能なし。
内容物はこれだけ。
キャブは半組み立て状態。
説明書。
これで組み立つのか不安。
いきなり難題。
内枠に合わせて屋根のカーブを修正とのこと。
そのままだとカーブがきついので内枠が真ん中で重なってしまう。
屋根をいじったりしていたら・・・
内枠が分離してしまいました。
とりあえず半田付け。
頑張って屋根を修正。
肩の部分に大きな隙間。
無理です。
ここで中央部分を切れと。
正面窓からみえてしまうから。
外枠を折り曲げて接着。
案の定、ぴったり付きませんでした。
手すりの受け。
これを車体の内側から穴に入れる。
簡単に片方が折れました。
ドアの横に見えるのがそれ。
屋根に付く部材。
真鍮の棒っこ2本でマフラーにせよと。
頑張ったけど、これが限界。
前後のボンネット部材。
ここも折り曲げ部分に隙間が。
ここの輪っかにも手すりが。
ヒサシつけるの忘れてた。
キャブに手すり。
片方は手すりというか雨どいなのか?
上に伸びた部分に横方向にもう1本真鍮線をつける必要あり。
足回り部材。
クランクピンがカシメではなく半田付け。
裏側をヤスッておけないといけません。
ベースの板に上回りを固定。
それぞれが歪んでいるから大変。
ボンネットの穴からマフラーへ真鍮線。
やっぱりズレた。
台枠の部材。
ステップが1箇所折れてた。
端梁ぽいものを半田付けして、上に伸びた部分を90度折り曲げ。
そこの溝に開放テコを半田付け。
うまく嵌りませんでした。
下回りを組み立て。
ボケてる。
車輪を入れてから板で固定。
輪芯とクランクロッドをここで接着。ゴム系ボンドにしてみました。
反対側は90度ずらします。
上下合体。
裏からビスで固定。
組み立て完了。
なんだこれ・・・
とても人様にお見せできるものではないですね。

ひどい出来・・・

ワールド工芸でもかなり初期の製品ですけど。
作りがどうのこうのという問題ではないですね。

悪戦苦闘して8時間以上かかりました。
今後の戒めのために未塗装にしておきます。

実は同じキットがもう1個ある・・・

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