ワールド工芸 「ヤ 81」作ってみた

2020/04/11


ハンダ付けの練習と在庫整理を兼ねて、板キットをひたすらハンダ付け。
はるか昔にひたすら買い込んでいたキットが手元に沢山ありまして。
GMのキットの側板を張り替える系のやつがほとんど。
そのGMのキットが手に入らなくなって、ほったらかしだったので。

自分なりにハンダ付けのコツみたいのをちょっとだけ分かったつもりになったので
ちゃんとしたものを作ろうと気合を入れてみました。

ワールド工芸のサービスセンターへ行った時に手に入れた「ヤ 81」。
国鉄時代に北海道の狩勝実験線で使われた「走行特性試験車」という車両。

はたして完成するのだろうか・・・

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ワールド工芸 「ヤ 81」
サービスセンターオリジナル品とか。
中身はこれだけ。
本体は屋根のカーブが付いた、折り曲げ済みの状態。
固定はされてないけど。
説明書が1枚。
ややしばらく眺めて、工作の順番を考える。
とりあえず、筐体を仮止め。
箱に組んで、内側から角に少しだけハンダ付け。
側板は2枚合わせ。「R」「L」の目印あり。
側板(内側)のツメ(4か所)を内側へ引き起こす。
雨樋(D-4)を筐体にハンダ付け。
筐体に側板を載せてみて雨樋とのクリアランスを確認。
内側からハンダ付け。
雨樋の端っこがプラプラするので、ちょっとだけハンダ付け。
銘板(C1,C2,C3)をハンダ付け。
失敗しました。
側板を筐体につける前に銘板を貼ったほうがよかったと思われます。
ボロボロです。
妻板を用意。
筐体に合わせてみてOKならハンダ付け。
屋根のカーブに合わせ、手摺が付く穴を塞がないように注意します。
それっぽい外見になりました。
手摺を切り出し、側板を妻板にハンダ付け。
気を付けないとハンダで穴が塞がってしまいます。
カプラー解放テコ?も付ける事になってますが、穴が1個しか見当たりません。
筐体内側には穴がありますが、妻板に無いようで。いびつに付きました。
筐体下部に板が付きます。
折り曲げてハンダ付け。それを筐体にハンダ付け。
床板を切り出して折り曲げ。角にハンダを盛って補強。
アンダーフレームを折り曲げて、床板にハンダ付け。
向きに気を付けましょう。えぇ、逆に付けましたよ。
台車とボルスター等。
説明書には「TR-216」とありましたが「TR-211」です。
ハトメがあるので、それを0.5mm削ります。
ワッシャーのような部品とボルスターを床板にハンダ付け。
仮組。
上下を仮組。
ハンダ付けはここまで。
ジャブジャブ。
スプレータイプのサンポールを使ってます。
ピカピカ。
プライマーを吹き付け。乾燥を待ちます。
下半身は「黒」スプレー。
上半身は念のため、サーフェイサー吹き付け。
屋根に凸凹があったのでヤスリ掛け。
筐体は「青15号」
乾燥待ちが暇ですね。
塗装完了。
筐体、床板、台車を固定。
床板に2か所の穴があり、筐体下部に付けた板にも同じ位置に穴がありビスが止まります。
完成。
何とか形になりました。
死屍累々。
尊い犠牲の上に成り立ってます。

箱ものに挑戦してみたけど、やはり難しいですね。

メーカーの考え方なのか、位置決めとかはやりやすかったように感じます。

フラックスは気持ち大目に使うといい、と心に刻んだ。

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