トーマモデルワークス 雨宮タイプBタンク 失敗作

2020/08/06


大物に手を出す前に、小粒の蒸気に挑戦。
トーマモデルワークスの「雨宮タイプBタンク」密閉キャブ
車体の材質が洋白で、ちょっと綺麗。

調整する箇所が少ないだろうと作ってみたけど・・・

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トーマモデルワークス 「雨宮タイプBタンク」密閉キャブ
他に必要なのはカプラーのみ。
説明書も割と親切。
まずは動力フレームにタップを立てて折り曲げ。
動輪を入れてからスペーサを入れる。
ギヤ付車軸を圧入。
万力でさらに圧入。説明書に記入の寸法でストップ。
軽くビス止めしてからアイドラギヤを挿入。
真鍮の軸が小さいので飛ばないように注意。
付属の真鍮線を適当な長さに切断し、金具に挟んでフレームに取付。
集電ブラシのようなものです。
輪心を折り重ねて端っこをハンダ付け。
床板と主台枠を折り曲げてタップ立て。
ビスで仮止めしてからハンダ付け。その後、ビスを外します。
ボイラー取付台もここでハンダ付け。
スライドバーを折り曲げて床板にハンダ付け。
ブレーキロッド、ハシゴをハンダ付け。
シリンダーブロックと蓋は接着剤で固定します。
この状態で車輪の動きを見ておきます。
何もなく、コロコロ動くはずです。
ボイラーの取付部分にタップを立ててから固定します。接着剤も併用しました。
上回りを切り出します。
タンクから折り曲げ。蓋も折り曲げてハンダ付け。
その後、キャブ屋根部分を折り曲げ。
妻板、手摺をハンダ付け。
後部妻板、背面をハンダ付け。
屋根を切り出し、塗料のビンでカーブを付けてから天窓をハンダ付け。
キャブにハンダ付け。
底部に取付座をハンダ付けしておきます。
モーターにウォームギヤを接着し、取付台を固定。配線もハンダ付けします。(ここは電気配線のハンダ付け)
今回はトップコートのみを吹き付けて素材の色のままにします。
車体にモーターを載せてみて位置関係を見ます。
モーターからの線を動力フレームの片側へスペーサを挟んでビス止めします。
動力フレームと車体をビスで仮止めし、線路に乗せて動作確認します。
少し重そうな感じがしたので、モーター取付台のビス穴を広げて位置調整しました。
ロッドピンにプラパイプを接着し、輪心に接着。
ロッドピンは前後で長さが違うので注意。
サイドロッドをロッドピンの上からはめ込み。向きがあります。
ここでも動作確認。それなりに動きます。
クロスヘッドとメインロッドをカシメ。
スライドバーにクロスヘッドを引っ掛けて、メインロッドをピンにはめ込みます。
KATOの「マグネ・マティックカプラーN0.2001」があったので組立。
間違ってロングシャンクにしてしまった。
ここで問題発生!!
ほんのちょっと動いて停止。ちょっと触ると再び動き出してまた停止。
どうやらスライドバーの固定位置が悪く、サイドロッドとメインロッドが干渉してしまうようです。
どちらかを外さないと動かない為、泣く泣くサイドロッドを外しました。
つかみ棒をハンダ付けするのを忘れていたので、ゼリー状瞬着で固定。
組立と調整が同じくらい時間が掛かったのに失敗作とは・・・

無念・・・

ちょっと調子に乗っていたようです。

動かないな〜と思って触ってたら、いきなりサイドロッドが外れて
飛び出していきました。

ロッドの穴を広げたり、スライドバーを広げたり
結局、どちらかを外さないと動かない、と。

動輪4つも付いてたら無理じゃね?

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