中村精密 Nゲージ C58 「車体汚れ、車輪・台枠腐食」修理

2022/8/4


ネットオークションにて、中村精密のC58を入札。
「車体汚れ、車輪・台枠腐食」という状態。
線路上に乗せてみるも、空回り。
車体の汚れはケースのスポンジ劣化によるもの。

車輪・台枠の腐食は手探りで処理。

室温32度以上の部屋で汗だくになりながらちまちまと。

画像をクリックすると大きくなります

中村精密 Nゲージ C58
ケース入り。付属品あり。
スポンジが劣化して粉々になった模様。
あちこち粉だらけ。
先輪が腐食。台枠も腐食。錆の一種かな。
いろいろな場所が腐食してた。
テンダーの車輪にはまってるはずのフリクションゴムが2カ所無い。
まずは全部バラシ。
テンダーの中にもスポンジ粉が。
歯ブラシでゴシゴシ。
こびりついたところは小ドラでこそぎ落とします。
下回りをすべて外します。
ルーターに金ブラシを付けて腐食部分を大まかに削ります。
全部は取れなかったので、ヤスリで削りました。
元からの部分と削った部分で、色が違ったので「ぶどう2号」で筆塗りしました。
塗装が乾いたら下回りを組立。
車輪の回りが悪かったので、ここで調整します。
先輪も取り付け。
各部に注油します。
テンダーを組み立てる前にフリクションゴムを取り付け。
最初、KATOの5㎜を付けましたが、4㎜にしました。5㎜だと幅が広くてはみ出すようです。
エンジン部とテンダーを合体。
上回りも合体。
線路に乗せると快調に走ります。

車体の汚れはそこまでひどくなかったので助かりました。

台枠の腐食はなんでしょうね?ヤスリでゴシゴシして取れましたから、やはり錆でしょうか。
今まであまり目にしていません。
お安く入手できたので満足です。

目次へ