河合 B6 形式2120 真鍮ボデー 1台目 ジャンク品を検証

2014/9/20


9月のプチ旅行で秋葉の模型屋さんで入手した河合のB6。
これは真鍮ボディの完成品。(ボデーと書いてある。)

「動力不動」で「ボディ汚れ」とのこと。

河合のB6はシャーシのダイキャストが割れるものがあったそうな。

それはそれで何とかなるでしょうと購入。価格に惹かれたのもある。

正常品も持ってるけど万越えだしね。

できるところまでやってみましょう。

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河合 B6 形式2120 真鍮ボデー
型番 KP-154
なんかキャブの屋根が持ち上がってる。
付属品がデカールのみ。
バッファーが無い。
前から見たら、首傾げてる。
落下させた説濃厚。
とりあえず線路に乗せて走行試験。
・・・モーターの音がするけど動かず。
ほんのちょっとピクリとするくらい。
ガワの外し方をネットで探しても分からず。
ステップのあたりを両側に開き気味にしたら少し浮いてきたので後部を持ち上げたら取れてきた。
厚手の両面テープで付いてた。
この状態で線路へ。
モーターは回ってるけど、その次の大きめのギヤが回らず。
ダイキャストの周りをぐるりと紙テープが張り付いてます。
ボディが真鍮なので絶縁対策だと思われます。
上部にもテープが。とりあえず剥します。
すっきり。
前部の上から止まってるビスを外すとシリンダーブロックが外れます。
と同時にロッド付きで車輪も外れてきます。
ビスを外すときに裏から押さえ、ビスが外れたらひっくり返すとよいでしょう。
こんな感じ。
これもカプラーとスプリングが飛びやすいので、テープで仮止めしたほうが良いです。

ビス2本を外すと左右に分かれます。

ギヤが転がっていかないように注意して分解します。
モーターとギヤを外します。
おや、なんか変。
モーター軸についているギヤが片側だけ削れています。
モーター軸についているギヤが、このカップ型のギヤの内側に接して動力を伝達します。
なんらかの理由によりギヤが削れて、空振りしていたようです。
モーター軸のギヤを抜いて、ひっくり返してつければ良い?
カッターの背でこじったら抜けました。
逆向きにして軸に差し込んだらスッと入りました。
逆手順で組み立てます。
線路に乗せてみると、動きました。
集電はいまいちのようです。
ボイラー周りをグッと力を入れて回したら、まっすぐになりました。
ハンダが取れてるけど今はこのまま。あとでエポキシで付けようかな。
剥した紙テープを元通りに貼り付けます。
ガワと付けるための両面テープも貼ります。
合体。
キャブの屋根忘れてた・・・
後で・・・
最初はぎこちなく動いてたけど、しばらく行ったり来たりしていたら滑らかになりました。
音は大きめだけど、こんなもんだという声多し。

やっぱり落下だと思うな。
あとで車体の整備をすることにしましょう。
ダイキャストが割れてなくて良かった。

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