北海道フリーきっぷの旅 (3

■ 2日目2/15(金) 続き
釧路16:13(特急スーパーおおぞら10号)17:43帯広 19:00(特急スーパーとかち12号)19:34新得20:35
(特急スーパーおおぞら12号)22:20札幌23:00(特急まりも)5:50釧路


六花亭のおしるこ。ほうじ茶と塩コンブ付きで400円。


念願の六花亭のピッツァ!ゴルゴンゾーラ。


釧路到着前の特急まりもの車内。

◇リベンジ!六花亭喫茶室!!
釧路湿原駅から釧路行きの最終列車に乗り、釧路から道内特急のエース的存在と言えるスーパーおおぞら10号で帯広へと向かう。帯広では晩ご飯を食べるためだけに降りた。そして前日に入店を果たせなかった六花亭喫茶室に直行。オーダーストップ寸前に到着!「ゴルゴンゾーラピッツァとおしるこ」という意味不明的オーダーをする。何故かピッツァより先におしるこが出てきた。おしるこは非常に上品な甘さで美味いっ!!それに焼き餅もメチャクチャ柔らかくて美味い!!こんな柔らかくて美味い餅食った事無いヨ!ってぐらい美味しかった。ゴルゴンゾーラピッツァは青カビチーズのゴルゴンゾーラが入ってるピッツァ。ちょっと癖のあるチーズだったけど美味しく頂きましたっ!
リベンジ完了で大満足な状態で、19時ちょうど発のスーパーとかち12号に乗り込み、新得駅前の温泉へ風呂に入りに行く。1時間ほどで風呂に入り、20時35分発の札幌行きスーパーおおぞら12号で札幌へと向かった。

◇再び深夜特急に。。
札幌からは特急まりもで再び釧路へと戻り、始発列車で根室へと向かう。しかしなぜ無駄に釧路-札幌を往復するかというと、少しでも宿代を浮かすために深夜特急で一夜を明かすためだ。
(とは言っても浮いた宿代は食費に使い込まれていたのが現実だったけど。(^^;;;)
昨夜に続き、再び緊張の面持ちで札幌駅から23時ちょうど発、釧路行き、特急まりも に乗り込んだ。新札幌を過ぎると車掌氏が検札にやって来た。検札も済ませたので、列車搭載のブランケットをコッソリとってきて座席で横になり、いつのまにか眠りについていた。

帯広に到着した時に寝返りをしようとして、一旦目が覚めた。そして、車内照明が明るくなると同時に、車掌氏のまもなく釧路到着のアナウンスで目を覚ました。

■3日目 2/16(土)
釧路5:55(快速はなさき)8:12根室8:20(路線バス)8:55納沙布岬9:45(路線バス)10:20根室11:05
(快速はなさき)12:26厚岸14:01(普通)14:48釧路16:13(スーパーおおぞら10号)20:12札幌21:00
(スーパーホワイトアロー29号)22:04深川


東の最果て納沙布岬。


国後島の爺爺岳。

◇北海道最東端へ。
釧路からは花咲線始発列車である「快速はなさき、根室行き」に乗り込む。乗り換え時間が少なかったため、少々急ぎ足で特急まりもが停車した1番ホームから線路の下をくぐり2番ホームへと向かう。 始発列車の割には思った以上に人が乗っていたが、席は難無く確保できた。しかし、 席に着くと同時に再び眠りについてしまった。さすがに2日連続の深夜特急はなかなか体力的に辛かっかもしれないと、今更ながら思った。
根室駅前からは、路線バスに乗り換え北海道最東端、納沙布岬へと向かう。駅前のバスターミナルの窓口で往復券を買うと通常運賃より200円お得な1880円だ。根室の街中を抜けて、根室半島の先端へとバスはどんどん向かう。40分ほどで終点の納沙布岬に到着。バスを降りるとメチャクチャ強く冷たい風に少々ビビる。そして、財布とか家のカギとか飛ばされないように身構える。
岬の先端に行くと北方領土を眺められた。風は強かったが、天気は良かったので歯舞群島や国後島、遠くは知床連山も見るほどだった。
さらに納沙布岬には北方館という北方領土の資料館があり、館内では各種資料や大型の望遠鏡で島の様子を無料で見れるなかなか素晴らしい施設があった。

路線バスの時間の関係もあり40分ほどしか滞在できなかったが、なかなか有意義な場所に行けたと思った。

バスに乗り根室駅前に戻ったが特にコレと言ってする事も無いので、街中をブラブラと散策。いきなり『タイエー』というスーパーの「ダイエー」とそっくりな名前のコンビニがあって驚いたりした。駅前から続く坂道を下って、根室港まで行ってみたが行った所で、汽車の時間となってしまったので今度は坂道をヨイショ、ヨイショと登って駅まで戻った。


JR根室駅

根室は坂が多い街だった。



道の駅から見た厚岸湾


カキ酢(食べかけ。(^^;;;) うまい!!


カキの五目丼 !!アサリの味噌汁もうまい!

◇牡蛎の特産地・厚岸
根室駅から再び「快速はなさき」で今度は厚岸へと向かう。なぜ厚岸に立ち寄るかというと、この旅に行ったのは2月の中旬だ。まさに冬真っ盛り。牡蛎のシーズンは冬。そして厚岸は北海道有数の牡蛎の産地だ。これはもう途中下車して牡蛎を食べるしかない!!。っつーわけで、厚岸駅に着ました。

駅の裏っにある保線橋を渡り、国道44号線を根室方面に向かってちょっと歩くと、道の駅厚岸グルメパークがあります。1階がお土産屋さん、2階にレストランと好きな魚介類購入して炭火焼で食べられるお店がありましたな。1人で炭火焼なんかするのは、気が引けるのでレストランに入りましたよ。生カキ(14個入り、2〜3人前)を頼もうか悩んたが食べきれそうも無かったので、カキ酢とカキの五目丼を注文。最初にカキ酢が出てきた。早速、食べてみると・・・うまい! カキの身が大きくて、プリプリでスゴイ肉厚でうまい!! 正直なところ、こんな美味いカキ食べたことがなかった。感動するほど美味い。 カキの五目丼も大きなカキが5つも横たわっていて、五目御飯にカキの味が染みていて美味い!ついでに、アサリの味噌汁も美味い!すべて残さず食べ終わってから、「やっぱ生カキを頼んでおけばよかったなぁ」などと思ってしまったほどである。機会があればまた食いたいなと思いつつ、ちゃっかりカキの通信販売のチラシをもらって道の駅を後にし、厚岸駅に向かった。

厚岸駅からは普通列車で釧路へと向かった。釧路には14時48分。次の札幌行き特急の発車時刻は16時13分。待ち時間は約1時間。釧路の太平洋炭坑博物館にも行ってみたかったが、1時間では時間が少なすぎる。仕方が無いので、駅周辺をウロウロし、駅の待合室で時間を潰す。そしてスーパーおおぞら10号乗る。釧路駅を出発して、根室線はずーっと海沿いを走る走る。ヒマなので席を立って先頭車両へ行き、運転室横の通路を進むと列車の一番先頭の結部に出る。扉には小さなガラス窓があり、絶好の前面展望スペースとなっている。100km以上の高速で走る列車の正面に迫り 来る景色が次々と後方に飛んで行く迫力のある車窓で、 運転手しか体験できない景色を目の当たりにでき、鉄道ファンな訳でもないのに、しばらく張り付いてみていた。

しかっし、自宅のある深川まで釧路から5時間50分かかった。札幌駅で旭川行き特急への乗り継ぐのに50分ほど待ったが、それでも5時間ほど列車に乗っていた。北海道の広さを改めて思い知らされた気がした。


特急スーパーおおぞら。道内を走る特急のエース的存在(?)

1番先頭にあるのぞき窓から線路をのぞく!


つづく!