1993 EUNOS Roadster NA6CE

1993年 その2

事故

4月。いよいよ社会人になり、ロードスターで通勤する毎日が始まりました。
5月には、初めての給料でワタナベのホイールを購入(ローンで)
ロードスターいぢりもいよいよこれから・・・

6月何日かは忘れました。大雨の降る土曜日の午後。仕事を終えて、家への帰り道。
いつもの90度コーナー。ちょっとスピードが出ているかなという感じだったのに・・・
あれ、お尻が流れてる・・・ハンドル逆に切らなきゃ・・・あれ、今度は反対に回っている・・・
バコン 
止まったよ。お尻から縁石に乗り上げ、標識をなぎ倒し、ロードスターは止まりました。
後1m行ってたら田んぼに転落ってとこでした。
しばし呆然。けがもない様子。後ろから突っ込んだのが幸いしたようです。

大雨の中、500mぐらい走って近くの駅へ。家へ電話。それからJAFに電話。
しばらくするとJAFの車が到着。しかし・・・
「クレーンじゃ上げられませんね。前と後ろのバンパーがだめになっちゃうでしょう。」
え、どうするの・・・
すると、親父が農協へ電話。やってきたのは農協のフォークリフト
そいつがロドスタの下へ長いアームを差し込んで持ち上げ、そのまま駅のそばの駐車場まで運んでいきました。
恐るべしパワーのフォークリフト
で、こんな感じになっちゃってたわけです。
左側のパネルは全部べこべこ。買ったばかりのワタナベは3本割れていました。


修理はそのまま農協へ頼むことに。まだロドスタ生活3ヶ月の私は、とにかく直ってくれればと、全てお任せしました。

そして、1ヵ月後。帰ってきました。ロドスタが。
同時に見積書が・・・なんと
75万円!
内訳(覚えている限り)

左フロントフェンダー交換 左ドアパネル交換 左リアフェンダー板金
左サイドシル切断・溶接 フロントメンバー交換 リアメンバー交換(まだ出ていない1800用のがついてた)
デフケース一式交換 ドライブシャフト交換(多分) オイルパン交換
タイヤ4本交換 ホイールは純正に戻す

このくらいだったかなあ・・・とにかくほぼ全損にしてもいいような事故でした。
初の夏のボーナスと冬のボーナスはロドスタの修理代へと消えていったのでした。