1993 EUNOS Roadster NA6CE
1997

結婚 そしてしばしの別れ

1995年。25歳にして結婚してしまった。
1996年には転勤。山間部へ夫婦で引越し。

毎週末には待ちまで買出し。ロドスタが活躍できるはずもない。
乗り心地が悪く、ワインディングが続く山道。
妻はロドスタに乗らなくなっていた。

職場まではわずか2km。
ロドスタに乗る機会もめっきり減り、いつしか心が離れていた。

そこで登場したのが、当時恋愛仕様として話題になったHONDA S-MX
マンネリ化していた夫婦関係をリフレッシュできるとは思わなかったが、とりあえずディーラーに見に行った。
カッコもいいし、荷物も載る。これが結構気に入ってしまった。
そして超押しの強い営業のおやじにより、わずか2回の商談で契約してしまった。

ロドスタは、ちょうど大学を卒業して就職するいとこに譲ることにした。
身内が乗ってくれるということは、またいつか戻ってくる可能性があるということ。

1997年
ロドスタへの思いを少し残して、S-MXとの生活が始まった。
一番手前が私のでした。

S-MXは、ミニバンのドレスアップブームの草分け的存在。
私も当然のように、フルエアロにメッキホイールのアメリカンスタイルになっていった。
ロドスタ時代からは考えられない変貌である。

BURNINGというオーナーズクラブも立ち上げから参加し、東海支部長も任せられた。
順風満帆なS-MXとの生活。

でも、やはりロドスタのことを忘れることはできなかったのである。