1993 EUNOS Roadster NA6CE
2001
帰ってきたロードスター
1997年にいとこに譲ってから4年。ロドスタのことが気になっていた。
妻からは、「もう2度と乗ってはいけない。役に立たないんだから」とのつれない言葉。
ロドスタのことはあきらめかけていた。
2000年。子供ができたことがわかった。誕生予定は2001年春。
ここいらの風習(全国的?)で、帯祝いを親戚に配って回った。
ロドスタを譲ったいとこの家にも行った。そこで見たものは・・・!!!
庭の片隅で、放置されて輝きを失ったロドスタだった。
ゴム類はひび割れ、リアスクリーンは茶色に変わっていた。
とりあえず時々エンジンをかけてくれていて、機関はだいじょうぶらしい。
仕事の都合で、いとこはもう一台軽自動車を購入。そちらをメインに使っていたそうである。
忙しい彼は、ロドスタに乗る時間もなかったのだろう。
とにかく・・・
そんなロドスタの姿を見て呆然と立ち尽くした私。
そのとき、妻が
「ロードスター、返してもらってもいいよ。」
こうして、いとことの話し合いの結果、ロドスタが私のところへ戻ってくることになった。
2003年、新年のことであった。
リフレッシュ!
帰ってきたロードスター。
いとことおじさんが磨いてくれて、ボディの輝きは戻っていた。
エンジンも大丈夫そうだ。
しかし、いかんせんあちこちがたがたである。さっそくアイスタに入庫。
各部のリフレッシュを行った。
ゴム類全交換(モール ブッシュ タイヤ ほぼすべてのゴムを替えた)
サス交換 アライメント取り直し(それまでついていたビルシュタインはすっかり抜けていた。マツスピ車高調に)
ベルト類交換
幌張替え
板金やり直し(いとこは2回事故っていて、板金の仕上げが悪く、さびが出ていた)
リフレッシュできるところはすべてやった。
S-MXを売った金はすべてロドスタのためにつぎ込んだ。
そして、ロドスタとの2度目の生活が始まった。