沖縄の御嶽 巻頭

沖縄の御嶽

③アーマンゴンギン 久高島

久高島では、アマミキョ族のことをアーマンチュと
呼んでいるが、アーマンゴンギンは、アーマンチュー
からくる呼称であ ると考えられる。
ここの洞窟には、アカマターが二匹棲んでいて、
捕らえてみるとそれは雌雄で、 一つはウミキー
もう一つはウミナイであったと言う。
この観見には、ウミキー(男兄弟)とウミ ナイ(女姉妹)が
祀られている。アーマンチュが渡来して最初に住んだと
言われる、水が湧き出ている洞窟。
(参考:知念村の御嶽と殿と御願行事)

 太陽の強い日がささない日を選んで撮影に行く。
今では祀りごとはされてないようだが、香炉は置かれている。
画面左端の洞窟の中に拝所がある。