沖縄の御嶽 巻頭

沖縄の御嶽

⑦浜川御嶽 南城市

 百名ビーチ北端の崖の上にある御嶽。
この場所は、琉球創世の神と言われる
アマミキヨがヤハラヅカサに降り立った後、
仮住まいをした地とされている。
浜川とは海のそばの湧き水のことであり、
アマミキヨはこの水で疲れを癒し、
近くの洞窟にしばらく住んだと言われている。
(参考:南城市)

 浜川御嶽は、この辺り一帯のことを呼ばれている。
御嶽の奥に上から木の根が覆い被さっている大岩があり、
その裂け目から海が見える。