①那智御瀧(世界遺産・国指定名勝)
Nachi Waterfalls English is below
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那智の奥、大雲取連山から流れている流水が大瀧となっており、全山に那智48瀧と呼ばれる数の瀧があるとされ、その中でもとりわけ落差が大きいものが那智御瀧になります。
こちらの瀧は一の瀧とも称し、高さ133m、銚子口の幅13m、瀧壺の深さは10mあり、落下する水量は毎秒1トン程とも言われています。
この瀧の上流の比較的に近い場所に二の瀧・三の瀧と呼ばれる瀧があり、一の瀧から三の瀧までの3つの瀧を総称して国の名勝に指定されています。
また、下流のすぐ近くには瀧修業で有名な文覚上人(もんがくしょうにん)が、この地で修業した逸話に因んで名づけられた文覚の瀧があります。
西行法師の「身につもる詞の罪もあらはれてこころすみぬる三かさねの滝」や高浜虚子の「神にませばまことうるはし那智の滝」など、多くの人々が思いを綴った和歌などが残っています。
この付近一帯は吉野熊野国立公園特別地域に定められ、周辺の山は那智原始林として国の天然記念物に選ばれております。(熊野那智大社のHPから転載)
最後に私事ごとですが。
私の祖母が小学校の修学旅行で、奈良県下北山村裏向から那智の御瀧に行ったと、小さい頃聴いてました。歩いて新宮迄出て、開通したばかりの汽車に乗って、那智から歩いて瀧まで行ったとか。すごい瀧で感動したと話してました。明治の末頃のお話です。
Deep in Nachi, running water flows from the Okumotori mountain range, and it is said that there are 48 Nachi waterfalls throughout the mountain, with Nachi Mitaki being the one with the greatest drop.
This waterfall, also known as Ichinotaki, is 133m high, its mouth is 13m wide, and the pool is 10m deep, with the amount of water falling being said to be about one ton per second.