『日刊台湾通信』
2007年5月11 日(金)送信



【目次】


≪日本関係≫
■エルピーダメモリの坂本社長、パッケージング・テストの日月光(ASE)張董事長と面会

≪経済≫
■万泰銀行の3月の延滞債権比率は5.32%に、金管会が管理を強化
■3月のデリバティブ(金融派生商品)取引高は過去最高の8.84兆元
■自転車メーカー美利達工業(Merida)、台湾工場の4月の業績が巨大機械(GIANT)を超える
■スーパーマーケット大手の頂好超市、「Express Fresh」をコンセプトとした新店舗を展開
■台湾大哥大、遠伝電信の4月の営業収入、共に52億元余り
■ゲームソフト・メーカー智冠科技(Soft-World)、4月の営業収入は昨年同期比29.5%増加
■電子機器大手の鴻海精密(HONG-HAI)、4月の営業収入が昨年同月比39.93%増加
■DRAMの力晶(PSC)、傘下の12インチ工場を3年以内に新子会社の鉅晶電子へ移譲
■WiMAX事業許可発行で基地局建設需要、通信機器OEM業者に業績向上期待
■台揚科技(MICROELECTRONICS TECHNOOLOGY)がSRテレコム社と3年間の製造委託契約を締結
■TFT-LCDパネルの景気回復に伴い、LCDドライバICの奇景光電(Himax)と聯詠(NOVATEK)がQ2に入り業績回復へ
■台湾高鉄の4月の営業収入は10億元を上回る
■台湾高鉄が3億ドルの海外ECB発行、3年後の利回り6.5%で購入申込み1.66倍の人気
■台湾のマザーボード業、華碩(ASUS)と微星(Micro−Star)で4月の営業収入が好調
■液晶パネル業の友達(AUO)は65インチ、奇美(ChiMei)は52インチ・パネルでそれぞれ量産目指す
■ショッピングモールが競合状態に、人は集まるが売上は不調
■友達光電(AUO)の役員改選、候補者に法人株主の広達(QUANTA)代表者なし
■食品製品責任保険が4段階に分けて導入へ
■家電メーカーの大同(TATUNG)、中華電子投資の株4%を株主5社から段階的に購入
■デジタルカメラの佳能企業(ABICO)、亜洲光学(Asia Optical)で4月単月の営業収入が過去最高を記録
■メモリ市場、5月上旬はNAND型フラッシュは現状維持、DRAMは値下がり続く
■家電流通業の燦坤と全国電子、いずれも4月の営業収入を大幅に伸ばす
■光ディスク・メーカー各社、いずれも4月の営業収入が振るわず

≪大陸関係≫
■中国の税務機関、台湾企業の台湾籍幹部に申告給与額の引き上げを要求
■福華(FORWARD)、中国でのバックライトモジュール生産を拡大
■大同(TATUNG)傘下の尚志資産開発、香港の唯冠(Proview)の株20%を2000万ドルで購入
■大手家電メーカー大同(TATUNG)が液晶モニターの唯冠(Proview)へ資本参加、第2の株主に
■インフィニオンが中国でULC携帯電話端末用チップを強化、聯華電子(UMC)がファウンドリを受注か

≪国際関係≫
■奇晶光電(CMEL)、アメリカのUDCとOLED材料供給に関する契約に調印
■縫製業の年興紡織(NIEN HSING TEXTILE)、ベトナムに縫製工場設置、年末の稼動を予定
■タイバーツの急騰、タイ市場開拓を目指す台湾企業にとって有利に

<5月10日の株と為替の動き>
■10日の株価指数、前日比44.16ポイント上げる
■10日の外為、前日比0.013元の元安ドル高

≪中国情報≫
■伊利集団がフフホトに乳製品工場、乳児用粉ミルクの年産6万トン
■2007年電力関連設備の稼働規模は9000万kWに、需給は改善
■瀋陽でデジタル識別技術産業パーク着工、中国のシリコンバレー目指す
■ホワイトカラーが対象となる労働争議急増、案件の内容もより複雑化
■上海・普陀に貨物の陸上輸送拠点、中国150都市をカバー
■中国国内鉄鋼メーカーとの合併進める宝鋼、新彊八一鋼鉄を買収
■上海市が50億人民元投じ南匯に原発設備の製造基地、7月稼働
■広東の船舶輸出が急成長、第1四半期の増加率は50%
■華為のPCT国際特許出願件数が上位50位に食い込む、中国企業唯一

≪編集後記≫

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【トップニュース】
エルピーダメモリの坂本社長、パッケージング・テストの日月光(ASE)張董事長と面会

 日本最大のDRAMメーカーであるエルピーダメモリの坂本幸雄・社長は10日、台湾半導体産業協会(TSIA)の招きに応じて、同日に開幕した「2007台北国際半導体産業展」の開幕講演に出席した。
 坂本社長はその後、パッケージング・テスト会社の日月光(ASE)の張虔生・董事長(会長)と面会した。半導体業界では、両者が面会したことについて、エルピーダメモリが台湾のDRAMメーカーである力晶半導体(Powerchip Semiconductor Corp)と合弁で設立した瑞晶電子(Rexchip Electronics)の工場で、量産後に必要となる後工程を日月光が受注するのではないかと推測している。しかし日月光はこうした憶測を否定した。
 合弁会社の瑞晶電子では、最初の12インチ・ウエハ工場での量産が近く始まることになっており、同社のパッケージング・テストを日月光傘下の日月鴻と、現在、台湾メーカーで唯一エルピーダメモリのパッケージング・テストを受注している力成科技(Powertech)が、瑞晶電子からの受注を二分するとみられている。
 坂本社長が日月光の張董事長と面会したことについて日月光は10日、確かに両者は昼食を共にしたが階段の内容がどういったものか、提携拡大の話し合いがあったのかどうかについてはコメントを控えたいと述べた。


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