| <2007年8月3日付> |
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○暑い日が続いているので、少し涼しいところはないかと、日曜を利用して台北県にある観光地の烏来の奥の方に行ってみた。有名な烏来の滝とロープウエーがあるところから南勢渓の渓谷に沿ってさらに奥に入るとつり橋があって、ここから渓谷に沿った遊歩道を歩く人や、水遊びを楽しんでいる人たちが大勢いる。この遊歩道は、終点の内洞森林遊楽区までそれほどきつくない山歩きができる。この辺りまで来ると、山の斜面が相当に急になっていて、あちこちで滝になって水が流れ落ちてくるが、これがかなり冷たくて気持ちが良い。滝のそばで涼みながら、持ってきた携帯用ガスコンロで料理をしている人たちもいる。台北市内からでも1時間ほどだから、気軽な郊外のアウトドア活動としては最適だろう。ただその後、内洞森林遊楽区を散策していた人たちが蜂に刺されて救出されたニュースが伝えられた。自然を甘く見ることはできないが、台北も少し郊外に出るとけっこう奥深い自然がある。 ○さて、そこから奥に入る人は比較的少ないようだが、烏来郷に属する福山村がある。ここに入るには、途中にある警察の出先で山地への入山登録が必要だ。しばらく進むと鱒の養殖場があって、その場で網を使ってすくい上げて料理してくれる。小さいのにしてくれと頼んだが、池から上がってきたのはかなりの大きさの鱒だった。料理は方法が何種類か選んで組み合わせられる。その中に刺し身というのがあったので、それと焼き魚、そして残りをスープにしてくれるように頼んだ。そのうち刺し身は、さすがに切り方は素人っぽかったが、新鮮でなかなかおいしかった。レストランともいえない、壁のない作業場のようなところにテーブルがいくつか並んでいるだけの場所。それでもこの日はちょうど、台北のあるロータリークラブのメンバーが近くで山歩きをしてから食事に来たというので、なかなかにぎやかだった。さすがら社長さんたちの集まりらしく、こんな山の中にベンツやBMWなどの高級車ばかりが十数台停まっているのは見ものである。 ○この養殖場、実は台湾で唯一、上海ガニを養殖しているということで、以前、新聞記事になっているのを見たことがある。今年は5年目だそうで、昨年はなかなか良く育ってくれたそうだ。中国の湖で育てられるのと違って、ここでは渓流の清潔な水で育てられるので安心して食べられると、一部で知られているようだ。上海ガニは夜行性で、浮き草に覆われた養殖池の中にいるため、残念ながらその姿を見ることはできなかった。今年の出来はまだ分からないが、例年なら8月末から食べられるとのこと。上海ガニを食べたいなら、まず電話を掛けて食べられる時期になったかどうか確認してから来てほしいとのことである。台湾の上海ガニ、まだ食べたことがないので楽しみである。(早) |
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