| <2008年01月18日付> |
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○今日は寒い。室内の温度計は20度なのに、寒さが身にしみてくる感じだ。昨日(17日)に、中央山脈の玉山や合歓山に雪が降ったという。ということで、さっそく中央気象局のホームページを開いてみると、玉山は画像が悪くて見えなかったが、合歓山の方は山の頭が少し白くなっているのが確認できた。このホームページ、台湾各地の現在の画像を見ることができるので、なかなかおもしろい。定点に設置されるカメラが台湾の今の様子を捕らえている。URLはhttp://www.cwb.gov.tw/で、ここの「天気観測」−「即時映像」のところを見ると、台湾各地の映像を見ることができるようになっている。これを見ていると各地の天気が分かるが、今も台北は雲が垂れ込めているのに、中南部の方では太陽が出て気持ち良さそうだ。玉山や合歓山も晴れているようだ。と思ったら、澎湖は雨だ。また、廟の前に据え付けられているカメラは、人々の動きが面白い。故宮博物院もなかなか楽しい。よく見ているのは、屏東県県の海生館のペンギン。大してはっきりした映像ではないのだが、ペンギンの動きがいつまで見ても飽ない。たまに飼育係が魚を持ってくるのも面白い。パソコン仕事中のひそかな楽しみである。 ○立法委員選挙は民進党の大負けだった。選挙の結果と解説は月曜日にお送りした。ところで投票の前日の11日夜、台北県三重市の選挙集会を見に行った。民進党は陳水扁総統、国民党は総統候補の馬英九氏が来るというので、移動もしやすいようなので選挙見物にはここが良かろうと行ってみて驚いた。場所は三重市の運動公園で、公園の中は国民党が選挙集会を開いている。その横を民進党候補の旗を持った人が通りかかったので聞いてみると、民進党候補の集会はこの公園のすぐ横の道路でやっているという。移動距離はほとんどなくて助かるのだが、双方の支持者が衝突しないよう、有刺鉄線が並べられていた。対立候補の集会がこれほど近くで行われるのは見たことがない。 ○これほど近いのだが、演説の声が入り混じり合うことはなくて、それぞれの支持者は応援する候補の集会に集中できる。ただ面白かったのは、それぞれの陣営の花火合戦である。集会が盛り上がるところでいずれの陣営も花火を打ち上げるのだが、一方が打ち上げると、もう一方も競うように打ち上げる。どうも国民党の方がお金をかけているようで、花火の迫力が違っていた。 ○集会に参加している人は、両勢力でかなり違いがある。民進党の方は家族連れも多かったが、圧倒的に多いのが中年の男性。檳榔(ビンロウ)をかんで口を赤くした人も多く、近くでたばこを吸う人が多くて煙に悩まされた。しかし参加している人たちの集中力は高く、ステージの上での演説や歌に皆が合わせていた。副総統候補の蘇貞昌氏、陳水扁総統も掛け付け、非常に盛り上がっていた。いずれもさすがに演説はうまい。ステージの後ろ道路には多くの支持者が並んでいて、陳水扁総統の到着を一目見ようと待っていた。いろいろと批判されても、陳水扁人気が根強いことを見せ付けられた。 ○これに対して国民党は、比較的にこざっぱりした服装の人が多く、のんびりとした雰囲気がある。党の地方支部などの旗を掲げ、おそろいの帽子をかぶり、法被を着たクループが目立った。民進党の集会参加者に比べてお行儀が良い。民進党の集会の必死さに比べて、楽勝ムードの余裕なのか、ステージの話もあまり聞いていない。連戦・国民党名誉主席がえらく長い演説をしている。この日、来る予定だった馬英九氏は、高雄からの飛行機がキャンセルされて、集会には間に合わなかった。どおりで連戦氏の演説が長かったわけだ。馬英九氏が来ないことが分かっているのか、集会の終わりの方では早くも帰りたがっている人が多いようだった。 ○どちらの集会の方が参加者の人数が多いかは、判断できなかった。いずれもなかなかの盛会である。この選挙区では、結局、民進党が歌手の余天さんを担いで勝利した。国民党は余裕が災いしたのだろうか。 ○この選挙区に関しては、民進党も国民党も、選挙で使われる言葉は台湾語が主流だ。ますますその傾向が強まっている。選挙の場だから大した内容の話はしていないことが分かるのだか、私は台湾語ができないから演説をずっと聞いているとかなり苦痛だ。それでも雰囲気だけは感じ取れる。今回の選挙は異様に寂しい選挙で、最後の1、2日しか選挙のにぎやかな雰囲気はなかった。それでも最終日の集会を見ると、やはり台湾の選挙はにぎやかだ。(早) |
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