| <2008年03月07日付> |
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○考えてみると、早いもので再来週はもう総統選挙の投票である。それにしても異様な静けさである。選挙の雰囲気をほとんど感じない。1月の立法院選挙といい、これまでの台湾の選挙とはかなり違っている。選挙となれば誰もが熱烈に論じていたはずの台湾だが、そんな雰囲気ではない。有権者の反応が確実に変化している。従来の戦い方では対応できないのでは。これがどのような結果を生むのか。これから2週間であっと驚くようなネタがでてくるのか。ネガティブキャンペーンの泥試合だけは避けてほしいというのが、大方の有権者の願いのようだ。 ○先日、世界貿易センターで開催されていた美容展をのぞいてみた。もちろん女性が多く、やや入りにくい気はしたが、男性だからといって白い目で見られることはなかった。入場は有料なので、客はそれなりの掘り出し物を探そうという人たちある。ところで同行したファッションメディアの関係者が、「台湾の美容関係者はファッショナブルな人はいないでしょう」と言うので見渡してみると、確かにそうである。美容展というのに、最先端のファッションを体現したような人が見当たらない。ファッションを見せびらかす消費者より、会場にはむしろ美容を生業とする人や学んでいる人が多かったのだろうか。彼によると、この業界は本省人が大部分を占めていて、外省人は少ないのだという。業種によって、本省人が多いものと外省人が多いものが今でも厳然として存在している。そして、本省人が多い業界は、残念ながらレベルが低く見られるのだという。 ○ところで、ブースで陣頭指揮を執っているオーナーを訪ねてみると、若手の女性が多いのに驚かされる。美容業界でのたたき上げの人が多く、その腕に頼ってチャンスをつかんだ人たちである。同行した彼の言葉を引用すると、「彼女たちはいずれもきれいな人たちばかり」。ただその「きれい」には、人当たりの良さが含まれているような気がした。会場では職業高校の美容学科の生徒のアトラクションもあって、なかなか新鮮だった。業界予備軍もサクセスストーリーの体現を夢見ているのだろうか。 ○ここ数日、好天である。じめじめした、底冷えのする台北特有の冬からようやく抜け出した。久々に見る太陽に、「良いお日和ですね」と言いたくなる。ただ天気は良いが、なかなか寒かった。今年は寒さで例年より花の開花が遅れたそうで、台北市の陽明山の「花季」つまり花祭りは期間が延長されるという異例の事態となった。それでもサクラはそろそろ葉が出てきているそうだ。最近は、あちこちに赤やピンクの花を見掛ける。街中の幼稚園に、台湾に多い真っ赤なサクラが1本、満開となっているのに驚いた。(早) |
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