| <2008年07月11日付> |
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○最近、バスの中で民進党のコマーシャルが流れているという。民進党の集会で必ず歌われる「伊是【サ、くちへんに自】的宝貝」(あなたは私たちの宝物)がバックに流れている。総統選挙で敗北した民進党の謝長廷氏が9日、テレビのインタビュー番組に出演して馬英九政権批判を展開した。立法委員、総統と、相次いで敗北した民進党は、総統選挙後、さすがにしばらく鳴りを潜めていたが、そろそろ出番ということだろう。インフレ、石油・電気の値上げ、株価の暴落、失言続きの内閣と、馬英九政権に対する批判が高まる中での戦線復帰である。謝長廷氏は、馬英九政権を監視するシャドウキャビネット(影の内閣)の招集人なのだそうである。次の総統選挙を目指しているのだろうか。今週は李登輝・元総統まで登場して、自分の時と同じ人材を使っているのに、今度の政権は「あまりにひどい」と批判し、自分の功績を自慢した。 ○そうなると、これまで馬英九総統を批判していたメディアの一部が、今度は矛先を謝長廷氏、李登輝・元総統に向けた。特に統一派のメディアの政治討論番組を眺めていて感じたことだ。自分の陣営内での批判は良いが、他から批判が入ってくることは許さない。本性は変わっていないとみえる。 ○それにしても、このところの『聯合報』による馬英九政権批判の厳しさが目立つ。聯合報は統一派メディアの最たるものといわれ、偏向報道で知られていた。前の陳水扁政権に対する批判は激しかった。しかし馬英九政権になると、今度は馬英九批判に転じている。メディアの習性が、時の政権を批判的に見る、あるいは監督するということであれば、聯合報はその機能を果たしていることになる。主義主張を前面に出す台湾メディアの中では、メディアの良心に従っていることになる。それだけでなく、最近では日本統治時代の台湾が残した文化に対して、温かい目を向けた記事も目に付いた。これが本物であれば、台湾のメディアの成長を意味する。 ○しばらく姿を見なくなっていた馬英九総統が久しぶりに登場した。株価のあまりの下落で、発言せざるを得なくなったようだ。半導体12インチ・ウエハ工場の中国投資解禁を示唆するなど好材料を提供し、国民に自信を持つよう呼び掛けた。とりあえず、下げ止まったようである。 ○暑い。これが数カ月続くことを考えると、うんざりである。しかし日本も暑いらしくて、友人から「台湾で、暑い夏を吹き飛ばす食べ物といえば何ですか?」という質問を受けた。台湾ではまずカキ氷を思い付く。この間、お昼に一度、買ってきてもらって食べたが、さすがに寒くなったことがある。台湾のカキ氷は具だくさんで食べ応えもある。中でもマンゴー・カキ氷は有名だ。ただし、漆科のマンゴーはアレルギーを起こすことがあるので、要注意である。その点、スイカは安心して食べられる。冷たいものもいいが、暑さを吹き飛ばすなら、いっそのこと「麻辣火鍋」などで汗をかいてはとも思う。夏に鍋料理をやらない店が多いが、煙突の付いたヒツジのしゃぶしゃぶが食べたくなる。(早) |
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