『日刊台湾通信』
2009年01月10日(土)送信



【目次】


≪日本関係≫
■「台北−羽田線の運航、チャイナエアライン以外にもチャンスあり」馮寄台・駐日代表が表明
■日立が商用インバーターコンプレッサーを台湾で量産、1月に開始し年産10万台を目指す

≪経済(総合)≫
■馬英九・総統が新竹科学園区を訪問、各園区のハイテク企業トップと座談会
■第2次金融改革に不正の可能性ある15項目の問題点、行政院が検討報告書を提出
■在庫損失に関する「10号公報」の実施は先送りしない、陳冲・行政院金融監督管理委員会主任委員が表明
■経済部国際貿易局が海外企業による台湾製品の調達拡大を目指す、今年は1600億元以上の調達が目標
■台湾の上場・店頭登録企業、昨年12月の営業収入が過去最高を更新したのは9日時点で20社のみ
■永康商圏の国有地、過去最高の1坪当たり500万元で落札
■今週のガソリン価格は1リットル当たり1.9元引き上げ、ディーゼルオイルは同2.5元引き上げ

≪経済(情報・電子)≫
■台湾の液晶テレビ市場、昨年の販売量1は大同(TATUNG)で18万5000台
■鴻海精密(HONG-HAI)の12月の営業収入は1221億元で前月比9.4%減少、年間30%成長の目標は達成できず
■パソコンブランドの宏碁(acer)、昨年第4四半期の獲得利益は予測を上回る見込み
■憶声電子(Action Electronics)、フィリップスからデジタルフォトフレームの生産を受託
■パネルの群創科技(Innolux Display)と中華映管(CPT)、昨年12月は大幅減収
■ノートPCメーカー緯創資通(Wistron)、昨年の連結営業収入は前年比55%増加
■液晶パネルの奇美電子(CMO)、昨年12月の連結営業収入が106億元で前月比13.2%減少
■パワーサプライの台達電子(DELTA)、昨年12月の営業収入は100億元割れで過去最低に
■アナログICの致新(Global Mixed−mode Technology)、昨年通年の営業収入は33.26億元で前年比18%増加
■DRAMの力晶半導体(PSC)、昨年12月の営業収入は13億元で2003年6月以来の最低に
■ウエハ・ファウンドリの聯華電子(UMC)、昨年12月の営業収入は46.09億元で前月比23.49%減少
■コネクタの信邦(SINBON)、昨年12月の連結営業収入が3億9700万元で前月比22.43%減少
■パッシブコンポーネントの日電貿(Nichidenbo)、昨年12月と通年の営業収入がいずれも減少
■光学レンズの【ケイ、火二つの下にわかんむり、その下に火】茂光学(MILDEX OPTICAL)、タッチパネルとNB向けレンズの生産で利益増加

≪経済(製造)≫
■自転車メーカー巨大機械(GIANT)、昨年の連結営業収入は414億元で前年比25%増加
■東部自転車道路を3年以内に完成、劉兆玄・行政院長が巨大機械(GIANT)を訪問して表明
■華新麗華(Walsin Lihwa)が台湾に50億元投資、台中港にステンレス工場を建設へ
■昨年の中古車の名義変更台数は70万9086台で前年比9%減少、使用20年以上の「高齢車」が前年比42%増加

≪経済(非製造)≫
■日系デパート2社がそろって今年の目標営業収入を発表、消費券発行や新店舗開業で昨年比増加を予想
■中華郵政、9日付けで金利を0.20〜0.60%引き下げる
■3C販売の燦坤実業(TSANN KUEN)、通信事業での増収目指し携帯電話会社の変更業務を開始
■3C販売の燦坤実業(TSANN KUEN)と全国電子(elifemall)、昨年の営業収入は前年比減少

≪経済(サービス)≫
■電信大手の台湾大哥大(Taiwan Cellular)、昨年のEPSが5.18元で上場して以来の最高

≪大陸関係≫
■中国の四川レストランチェーン【ショウ、りっしんべんに消のつくり】江南集団、台北101ビル86階でのオープンを計画
■台湾水泥(TAIWAN CEMENT)、今年の営業収入の30%は中国の公共工事から
■台湾‐上海の春節臨時チャーター便、申請した38便のうち許可が取得できたのは20便のみ

≪生活≫
■9日夜は台北県淡水で気温が7.9度まで下がる、きょう(10日)から15日まで朝晩厳しい冷え込みに
■レジカウンターにたばこを陳列、11日からは1万〜5万元の罰金
■禁煙場所での喫煙に最高で1万元の罰金、11日から
■駅構内やプラットフォームでの喫煙、追加罰金も
■コンビニエンスストアがたばこの陳列を変更、「【エン、草冠の下に於】害防制法」の新規定施行に向け

<1月9日の株と為替の動き>
■9日の株価指数は33.05ポイント下げ、4502.74ポイントで引ける
■9日の外為は0.040元の元安ドル高、1ドル=33.155元で引ける

■■トピック・解説■■
■有名レストランが弁当販売、景気低迷の中で業績向上を目指す
■2008年の男性用スキンケア商品は台湾市場でわずか12億元、景気低迷の中での成長商品の将来性に期待

≪中国情報≫
■やり玉第二弾はニューワールド、香港のNGOが民工違法雇用摘発

≪編集後記≫

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【トップニュース】
日立が商用インバーターコンプレッサーを台湾で量産、1月に開始し年産10万台を目指す

 台湾日立の三浦一雄・総経理は最近、日立にとって台湾は世界市場向け商用インバーターコンプレッサーの生産拠点であり、1月に量産を開始し、年産10万台を目指すと語った。そのうち60%(6万台)は日本へ輸出される。
 昨年、台湾の家庭用エアコン市場規模は約100万台だった。このうち日立製品の販売台数は過去最高の25万台に達し、トップシェアとなった。売上高は115億元。今年は金融危機の影響で、台湾での市場規模は90万台に下がる見込み。日立は今年も昨年と同水準の25万台販売を目指している。
 日立は世界的規模の分業体制を進めており、台湾をハイエンドの商用インバーターコンプレッサーの生産拠点とすることを決定した。初期の投資額は6億元で年産10万台。将来は年産30万台達成を目指す。投資総額は約18億元を予定している。
 三浦総経理は、家庭用インバーターコンプレッサーの場合、少なくとも50万〜100万台の生産量がないと採算が合わないため日本で生産するが、商用インバーターコンプレッサーを台湾で生産することで分業化が進み、台湾が日立の生産拠点の1つに加わることになり、分業化の指標的な意義があると強調した。

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