| <2009年01月10日付> |
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「台北101の花火を見るなら風向きに注意」 ○明けましておめでとうございます。今年の年越しはオフィスのビルの屋上だった。ここから目の前に台北101がそびえているのだ。ここからニューイヤー花火を見た。ここからだと、人込みの中に入って行かなくても良い。何せ50万人以上がこの花火を見ようと、台北101周辺に押し掛けているのだが、そんなところに紛れ込んでしまったら大変だ。と、私と同じようなことを考えている人は多いらしく、ビルの掲示板には12月31日、花火を見るために屋上に行く人に対する注意書きが張り出された。エレベーターは1回6人までと制限が付けられた。 ○元日零時になる15分ほど前に、早めに屋上へ上った。けっこう人が集まっていたが、ぎっしりというほどでもなく、楽に見ることができた。秒読みの時から歓声が上がり、花火が打ち上げられるたびに大騒ぎだった。さすがに迫力がある。ただ、188秒というこれまでで一番長い花火とあって、こちらから見ていると、時間が進むに従って台北101が煙に包まれていく。どうも風は台北101の方向からこちら向かって吹いているらしく、ますます煙が濃くなる。最後の方は煙の中で花火が光っているような状態になった。この季節、台湾には冬の東北季節風が吹く。うちのオフィスのビルは台北101の南側にあるので、風下に当たるわけだ。条件が許すなら、台北101の花火は北側から見たほうが良さそうだ。 ○台北101だけでなく、台北のあちこちで大小の花火が打ち上げられていた。ビルの屋上では、若者のグループが花火を持ち込んで楽しんでいる。さて、この花火が終わると、皆が一斉に帰り始めた。オフィスのビルの前の基隆路はちょうどその帰り道に当たっていて、たちまちオートバイで道を埋め尽くされてしまった。夜中にこれほどのバイクの大群がやってくるというのは、なかなかの壮観である。歩いて捷運(MRT)の駅に向かう人もいて、にぎやかだった。春節(旧正月)を祝う台湾にはまだ正月気分はないが、世界と同時のニューイヤー気分はこれで十分に味わえる。ただ、やはり帰りが大変。この渋滞から抜け出すのに、30分ほどかかった。 ○ビルの屋上から花火を見ようという私の誘いを振り切り、止めるのも聞かずに帰宅して行ったスタッフが渋滞に巻き込まれた。バスで帰宅しようとしたのだが、普段であれば台北101の近く通過する路線が、カウントダウンイベントで通行止めとなっている。しかし、どのようにう回するのかはあらかじめ決まっていない。しかも周辺は人だらけで身動きもが取れず、運転手もどのルートを通れば良いのか分からないから乗客と相談を始める始末。大回りをして混雑から抜け出したものの、結局は「バスの中で年越ししました」とのこと。これなら一緒に花火を見た方が良かったと後悔していた。 ○スタッフが「打狗棒」という高雄のお菓子を持って来た。スタッフの「知り合いの知り合い」のお店がこのほど開発した、新製品のお菓子だという。「打狗棒」という名前は、高雄の旧名「打狗」(台湾語でダガオ)から取ったもの。「打狗棒」は“イヌを打つ棒”という意味になる。座布団を取ってしまいたいようなだじゃれだが、確かにイヌをたたくのにちょうど良い長さと硬さがある。硬めのクッキーを棒のようにしたもの。懐かしい素朴な味がする。ただし、折れやすいのが欠点で、日本から来たスタッフの家族も、これはお土産に良いと大量に買い込んだが、スーツケースに入れると折れてしまうので、わざわざ長さに合わせた箱を探して来て、機内持ち込みにしたとか。なかなかの苦労だったそうである。スタッフがオフィスに持って来てくれた時も、かなり折れていた。1袋45元。これが高雄の新しい土産物になるだろうか。(中外餅舗。高雄市左営区左営大路98号。TEL(07)5818766。ホームページはhttp://www.cake.kaohsiung.tw/) ○ここのところ台北の冬特有のジメジメした底冷えのする日が続いている。空はどんよりとしており、風邪をひいている人が多い。(早) |
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