| <2009年01月23日付> |
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「消費券配布で大はしゃぎ」 ○景気浮揚策の切り札、消費券の評判はすこぶる良い。今回の不況対策では世界初めての試みだという。もともと日本の政策を参考にしたようだが、日本で似たような「定額給付金」の政策が迷走しているのに対して、台湾での反応の違いは何なのだろう。いろいろ説明はあろうが、依然として謎である。とにかく、もらわなくても良いという人は少ない。この間の日曜日(18日)が一斉配布の日だった。この日に受領した人は配布対象約2297万人のうち91%、約2117万人に達したという。つまり、馬英九政権に反対や不満の人たちも、ほとんどがもらいに行ったということである。 ○今回の配布作業は選挙と同じような方式で行われた。選挙の時に投開票所となっている場所が会場となり、身分証と印鑑と通知書を持って赴く。選挙の投票方式と同じということで、台湾の人たちに特に違和感はなく、慣れたものだった。台湾の選挙での投票率は日本などに比べて高いが、それでも2008年3月22日の総統選挙の投票率は76.33%だった。消費券になると91%。残りの9%の人は、春節(旧正月)後に郵便局で受け取ることができるから、実際に受領する人はこれより多くなる。やはり直接に金が絡むと、積極性が違うようだ。 ○編集部の日本人スタッフは、台湾人の配偶者である。台湾の今回の消費券政策は、台湾に住む外国人の一部も対象になった。台湾に住んでいる外国人や中国籍の人で、台湾人を配偶者に持っていればもらえることになった。彼女の台湾人の友人は、外国人である彼女が消費券をもらえるのかどうか、心配してくれいた。結局もらえることが決まって、その友人は「良かったね」と心から喜んでくれたそうだ。台湾人にとって、消費券というのはそれほど大切な存在であるようだ。 ○当日は街の空気が、どことなく華やいでいた。好天にも恵まれたし、春節(旧正月)休暇前の最後の日曜日でもある。デパートや量販店、家電専門店などは、買い物客で一杯だったそうだ。普段はあまり客のいないような店までも、人だかりができていたという。消費刺激策の消費券。少なくとも当日を見る限り、確かに消費刺激効果はあったようだ。このところ、ちまたで「何に使った?」という会話をよく耳にするから、効果はまだ続いている。いずれにせよ、これで台湾の景気が少しでも回復してくれることを願うばかりだ。 ○台湾の人から、「消費券で『台湾通信』が買えますか」という質問を受けた。うちは営利事業だから、当然使える。うちが銀行に持ち込めば現金化できる。でもその人はなぜか、納得いかないといった表情をしていた。 ○今朝、通勤の電車でスーツケースを引っ張って歩いている人が目立った。明日から春節(旧正月)の9連休。駅に向かう人もいたようだが、職場に持って行って、退勤後に直接帰省する人もいたようだ。ここのところ、どんよりと曇った天気が続いている。予報ではきょうの夜から寒くなるとか。(早) ○台北県の烏来方面では、サクラが最盛期を迎えた。台湾独特の赤いサクラである。ところがこのサクラ、最初のころはピンクだったので日本と同じサクラかなと思っていると、同じ木の花が次第に濃い赤に変わっていった。最後はやっぱり台湾のサクラになった。こんなことがあるとは、これまで知らなかった。(市) |
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