主な内容
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2007年 春節特別号 【台湾の観光ホテル状況/昨年上期に台湾を訪れた旅客の数/台湾のITハード産業】 |
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| <編集後記> |
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○今年の春節(旧正月)休みは、台湾北部ではちょうどサクラの季節に当たり、サクラの名所では大勢の花見客が訪れたようだ。私もそうした名所の1つに行ってみた。台湾のサクラは、一部には薄いピンクのもあるが、大部分はヒカンザクラ(緋寒桜)という濃いピンクの種類で、遠くからだと真っ赤に見える。日本のサクラが木全体を包むようモコモコした感じで咲くのに比べると、花のつき方がまばらで物悲しい。植え方もポツポツといったところ。とにかく無理に取って付けたような感じである。日本のサクラを知っているとまず満足できないが、台湾の人たちにとってはこれしかないのだから仕方がない。どうも台湾にサクラは似合わないような気がするのは私だけだろうか。台湾の気候にはやはりもっと熱帯的な花が似合いそうだ。 ○熱帯的な花といえばハイビスカスがあるが、台湾では見事に咲いているのをあまり見掛けない。ブーゲンビリアはたまに見事に咲いているのを見かける。これは台湾、特に田舎の方には合っているような気がする。ただ、最もお勧めなのが台湾で「木棉」と呼ばれる花である。日本にはない花で、パンヤ、キワタ、カポックなどという名前が付けられているようだ。時期は今ごろ。オレンジの鮮やかな色の大きな花が、たくさんの鳥が木に止まっているように咲く。それがそのままポタリと地面に落ちてくると、緑の葉が出てくる。台北市だと仁愛路の街路樹が素晴らしい。以前、台中県のある道で、延々と続く木棉の街路樹に感動したことがある。この花を見ると、台湾に春がやって来たという気がする。 ○開通して2カ月になろうとしてしいる台湾高速鉄道、つまり台湾版新幹線にようやく乗ってみた。春節休みを利用して乗ってみようと思ったのは、編集部のスタッフから旧暦大みそかの切符が簡単に手に入ったという情報を得たからだ。そこで春節の1日に台北駅に行ってみると、切符売場にそれほど人も並んでいない。窓口に張り出された満席状況を示す表も、空席がまだあることを示している。係員の勧めでまず自動販売機を試してみたが、希望の列車はいずれも満席との結果が出た。まだ自動販売システムがうまく機能していないようだ。仕方なく改めて窓口に並んだ。私が購入したのは、旧正月5日目(22日)の高雄左営までの往復。あまりにすんなり買えたので驚いた。春節前半の5日間は1列車当たりの平均乗車率は約46%だったという。また、春節期間中に乗ってみたいという人は10%というアンケート結果も出ていたから、まだ台湾の人たちは高速鉄道の安全性に疑問を持っているようだ。しかし当日、帰りの列車を変更しようと窓口で問い合わせたが、全列車が満席とのことでできなかった。 ○多くの人がホームや車内で写真を撮っているのを見ると、初めて乗る人が多かったのだろう。乗り心地は、椅子などの内装やトイレがやや貧弱な印象があったが、さすがに新しい路線だけに安定しているように感じた。今のところ高雄左営まで90分の直通運転はしておらず、各駅停車なので2時間かかる。だが、在来線や渋滞でどれだけ時間が掛かるか分からない高速道路に比べて、随分楽だった。また飛行機よりもはるかに気楽だ。物珍しさ半分といった利用ではなく、早く安全不安を克服して本格的な運行が始まり、本当の台湾の足になることを願うばかりだ。(早) |
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