キャリパー締結ボルトのチタン化 |
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フロントブレーキキャリパーの締結ボルトは黒キャリパー にしたときにステンレスのテーパーボルトに交換して いました。 もちろん見た目からなのですが、どうもブレーキレバー を握りこんでいったときのタッチがボルト交換前よりも 良くないように感じていました。頼りないという感じで しょうか。 ちょうどベルリンガーのラジアルマスターに変えたので そのせいかなとも思っていたりしたのですが、、、、 やはりしっくりとこないので、何か良い案はないかと 思っていたときにちょっとしたきっかけでネジの勉強を させてもらいました。 要はステンレスボルトの強度の問題です。 JIS法の強度区分がステンレスは低いのです。 ボルト自体の引張り強度はSUS304は64チタン合金の 約半分くらいしかありません。 ということはブレーキを握りこんでいったときにボルトが伸びて キャリパー自体が開き気味になり力が逃げていっている(?) だから頼りない感じだったのかも、、、 単純に引張り強度が倍くらいのチタンボルトに換えただけ でかなり変わるのではないか? と考えてこのボルトをチタン化してみました。 64チタン合金ボルトでネジ部は転造加工した “METALIZEの”ボルトを今回選びました。 高締め付けトルクがかかる場所なのでテーパー加工 しているところが不安でしたが一応レンチがかかる深さを 深くとっているようですし、なにより64チタン合金ボルトで 1本1,100円という安さに惹かれました(笑) まぁもしネジの頭が割れたりしたら最悪ですから 今後要検討かもしれません。 で、8本を全てトルクレンチを使用して交換してみた結果 違いますよ!これは。 力が逃げていかない感じです。タッチがしっかり。 いやいやたかがボルトとなめてはいけませんね。 えっ!1本1100円でも8本だから8800円。 しかも評判のよくない6POTのキャリパーにそこまでお金を かけるか、、、それならばB社のキャストの4POT、、、 そんな野暮なことは言ってはいけません(笑) だってめざせノーマルっぽいSですからぁ! ※ブレーキは最重要部品ですから最新の注意が必要です |
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