谷岡牧場新和分場 これまで見てきた牧場とは異なり、ここは生産牧場。 サクラと大変深い関係にあり、近年でもチトセオー・キャンドル兄妹、ローレルらのGIホースなどで知られています。 記憶力のよい方は、ひょっとしたら「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」連載開始時にゆうきまさみ先生(と鳥坂センパイ)が見学に行っていた牧場ということをご存じかもしれませんが(笑)。 墓地 サクラショウリ ローラローラ サクラローレルをお腹の中に宿しながら来日、他の名牝パシフィカス(ビワハヤヒデ・ナリタブライアン兄弟の母)・ダイナカール(エアグルーヴの母)と同じく1999年にこの世を去りました。 サクラホクトオー 朝日杯3歳ステークスを制しながらも皐月賞では雨に泣いたことで、「雨に弱い馬(失礼!)」というイメージが一部で定着していた馬です。 産駒としてはサクラスピードオー(京成杯・共同通信杯勝ち馬)らの父でもありましたが、2000年に15歳(数え)の若さでこの世を去りました。 奇しくもこのときは、2000年の中山牝馬ステークスで3着したサクラアカツキが休養中でした。 ほかにもデビューを待つ2歳馬には、チトセオーやキャンドルの弟(父サクラローレル、母サクラクレアー)や、サクラキャンドルの子(父サクラローレル)などを見学できました。 この中から再びサクラの勝負服を鞍上に活躍する馬が出てくることでしょう。 さくらコマース系のモランボンツーリストのツアーということもあってか、普段は見学を許されないようなところまで(もちろん離乳期の繁殖牝馬や当歳馬は例外ですが)も見ることができました。 ほとんど自由に近い見学を許可していただいた谷岡場長に厚く御礼申し上げます。