今回は特別に今話題のMicrolonを試用レポートをすることにした。 俺がみんなのために人柱になるから期待してくれ。 |
その1:Microlonとは?
中身は写真参照。8oz(236cc):6000円。かなり高い。
他に16oz缶(10000円)、32oz缶等があり。中の缶だけで売っている店もあった。箱入りのみ日本語マニュアル付きだっ た。
効果があれば安いものだが...。
と言うように、信じがたいほどの効果が得られると謳っている商品です。
ふつうなら、話し1/5ぐらいにしか信じないのだが、
どうもこれに限っては本当に効くらしいと言ううわさが絶えない。 |
その2:使用方法 使い方がちょっと難しいというか気を付ける点がいくつかある。(正確には必ず説明書を参照すること)
等、他にもあるが結構使い方にうるさい。 |
その1:期待する効果 私が今回マイクロロンに期待する効果は、
である。燃費が一番売りだった気もするが、燃費は変わらなかったとの話しもあるので取りあえず 3シーズンオーバーヒート気味でむちゃくちゃ熱いMyNinjaを何とかする事を第1の目的とする。 燃費も悪い(都内で約13km/L)のでちょっとでも改善すればいいな〜と言う感じ。 |
その2:私の方針 以下のように決めた。
100kmというのは何かにそのへんから効いてくると書いてあったので。 |
その1:オイル、エレメント交換
7/7(火)七夕: オイルはいつも貧乏なのでSF(オイルのグレード)を使っていたがNinjaになってから初めてのオイル交換なので ちょっと奮発してSGを使うことにした。(4L:6300円,Kawasaki純正) Ninjaのオイル交換はめんどくさい。 カウルを外さなきゃいけないし、ドレンボルトが何故か2本もある。 エレメントは縦についているので、手を汚さずに取ることが出来ない。最近のバイクと比べると めんどい。ちょっとエンジン回すだけでかなり熱いし。火傷しそうになる。 抜いてから取りあえず3L程入れて点検窓を見たら何にも見えない。 暑さで頭がボーっとしてたようで、「あれっ?、まだ?」とか思ってどんどん入れてしまった。 実はもうとっくに点検窓より上まで入っていたのも知らずに。 4Lも入れてしまった。オイル交換で初めて失敗してしまった。 せっかく高いオイルにしたのに。 結局、泣く泣くドレンボルトをゆるめて1Lほど抜いてしまった。 「あー、抜いた分だけで1500円分はあるのに。」 ;_;)/``` あまりのショックに?この日はこれで終わりにした。 |
その2:マイクロロン注入&慣らし運転
7/20(月): さぁ、エンジンを止めてマイクロロン缶をよーく振る。ふたを開け注入。付属のゾウさんの鼻みたいなものを使う。 意外にも液体は半透明のような色だった。 すぐにエンジンを駆け、そのままアイドリング。 荷物を準備しているとアイドリングが何故か不安定。 止まりそうになる。慌ててアクセルを調整する。なんかエンジン負荷が増えたように感じた。 発進!!。目的地は昨日地図を見て考えた中央道。3連休の最後の日なので、渋滞の逆を行く。 勝沼IC(約100km)ぐらいまでと思ったが時間がないので 大月IC(80kmぐらい)にした。往復で100kmはゆうに越すだろう。 目黒から首都高にのる。そんなに混んでない。なぜかエンジンの回転が重いような。 それに普通よりエンジンがえらく熱い。取りあえず回転数は3000rpmを守ることにした。 他の車に抜かれるが仕方がない。 約10km、新宿出口あたりからエンジンの回転が多少軽くなってきた気がする。 この辺りから車も速くなるので、4000rpmにアップ。だが、ガンガン抜かれる。 すこぶる気分が悪い。が、ここはグッと堪えて国立府中ICまでは我慢することにする。 国立府中IC、5000rpmまで上げる。エンジンの回転もだいぶ軽くなった気がする。 「これで追い越し車線でも簡単には抜かれないぜ」とか思っていたら。 抜かれた。と言うよりは煽ってくるのでゆずった。「ちっ!!、6000rpmにあげられれば抜き返してやるのに。」 思わず5000rpm越えそうになったので、4500rpmキープにする。ポルシェ(デカ尻女)にも抜かれる。 相模湖辺りで雨。「まいった」と思ったが上野原辺りで止んだ。いつもあそこだけ良く降るんだよな。 上野原IC、大月まで20kmの看板。6000rpmにアップ。1台だけえらい速いのがいて抜かれたが、 もう抜かれることはほとんどない。さっきのポルシェに追いつき、抜き返した。 目的地、大月ICに到着。料金所に向かって減速していく。 エンジンの音がちょっと違う?気がした。 高い音に変わっている。 それもCBRとかみたいなモーターのような音に近い?。 ただ、まだ負荷があるのかアクセルを戻したときの回転の落ちるのが速い気がする。 「フーン、ホントに変わるようだな。」 高速走行が続いたので、ちょっと手がしびれている。 ここまでは1時間ちょっとぐらい。ここから引き返しても良かったのだが、上り車線は渋滞していたのと ちょっとお金を浮かす&ワインディングも走ってみたいとか思ったが大失敗。 国道139で奥多摩まで抜けて青梅街道で戻ったのだが。奥多摩までの遠いこと。 地図ではそうでもないように見えたのに。車も人もほとんどいない山道でガソリンが無くなる心配をしながら いつの間にか標高1250mまで登ってしまった。ものすごく寂しい道。 国道20号は渋滞なのにここは、50kmぐらいの間に10台ほどしかすれ違わなかった。狭い部分も多いので 車の人には勧められないな。 とにかくここで日が暮れたらどうしようかと思ったほどの山深く寂しい道だった。 ここを抜けるのに1時間以上はゆうにかかってしまった。もう絶対通るもんか!!。 そんなこんなで家についたのが、PM10時前。5時間近くもノンストップ走行はちょっと疲れた。 山道ではすっかりマイクロロンのことなど忘れてしまっていた。 結局、230km程も走ってしまった。高速に、ワインディング&車の後をタラタラと何十キロも とかあったので都内との比較は出来ないのだが、 青梅付近でガソリンを入れたときの取りあえずの燃費は17.86km/L。 今日直前に入れたときの燃費が15.5km/L(高速+都内) ちなみに説明書には1600km走るまでの間に必ず効果が出るとある。 ただ、エンジンの音は確かに変わっていた。回り具合もやや重いが滑らかに。 帰る頃にはだいぶ普通に近くなった気もしてるのだが。 これだけでは何とも言えないので、 今後しばらくは燃費等をチェックし、このコーナーで報告することにする。 では。 |
その1:東北'98ツーリング時の燃費
1,9がどうもおかしい気がする。 ただし、ガソリンスタンドの人によって満タン具合が違うので平均値で判断すると 全平均で16.11km/Lである。 高速&郊外一般道&荷物たくさんとしてはまぁまぁか。 やはり都内で比べないと何とも言えないので引き続き燃費を検証することにする。 また、期待した効果のNo.1である"エンジンの熱を下げる"は雨が多く検証できなかったが やはりエンジンは熱い。 ただ、この比較は感覚的な物なので難しい。 | ||||||||||
その2:その後の燃費
| ||||||||||
その3:紀伊半島1周ツアー'99時の燃費
New!
平均17.14km/L。 |
Microlonを入れてから10ヶ月ほど経つのでこの辺で結論を出そうと思う。 が、結果を見ての通り燃費に関しては大きな向上は見られなかった。 ただ、私のバイクのエンジンは中古でだいぶ走っていたので 多少なりとも寿命を延ばすような効果はあったに違いない。 いや、むしろそう信じたい!。(-。-;) うん、そうだ、きっとそうだ。 それでいいのだ!。((((((^_^;) と言うことで、とりあえず結論。 エンジンにはきっと良い、 燃費は少し良くなった気がする。
お粗末様でした。m(__)m |