ワールドカップ 1次リーグ -観戦メモ-
ここでは日本戦以外の1次リーグのゲームを見た感想を書いてます。
大半は知り合いにとってもらったビデオを見て書いてます。
大量に有りすぎてなかなか見る気が...。(^^;
もうとっくにワールドカップは終わってますが、気が向いたときにビデオを見て順次追加予定です。
まっ、もうだれも読まないだろうけど...。


Group A: Group E:
Group B:
Group F:
Group C:
Group G:
Group D:
Group H:


”ブラジル v.s. モロッコ” 3−0:ブラジルの勝ち

いきなりレオナルドがゴールと思いきやオフサイド。 前半9分、ロナウドがDFの裏に走り込み、後ろからのロングパスをワンバンド合わせてで左隅にゴール。 すばらしい。 一方のモロッコはハッジ(7)を切り込み隊長として、結構良い攻め。 なかなかすばらしいチームだ。が、相手が悪すぎる

相手のFKの際になぜかドゥンガとベベト喧嘩。レオナルドらがなだめる。 ブラジルの圧力にモロッコはファールがかさむ。 ロスタイムの46分。ベベト、レオナルドの1,2からカフー → リバウド でゴール。ブラジルらしく細かい繋ぎできれいにゴール。 DF全くついていけず。

−−−ハーフタイム−−−

後半5分、ロナウドのすばやいワンフェイントからのうまい切り込み→ベベトでゴール。 ロナウドのスピード&キレが光る。90%ロナウドのゴールだ。

その後も綺羅星のごとくスター選手が連なるブラジルが一方的に攻める。 が、得点には結びつかない。 ロナウドもちょっとばかり独りよがりなプレーが見られる。 レオナルド、ドゥンガ、カフー、ロベカル、Jバイアーノなど 言い選手をあげればキリがないのだが、 だんだんとブラジルのプレーも積極さが無くなってきてたるんでくる。 観客もそう感じたのかウェーブとかやっている。

ブラジルの強さが光る言い試合だったのだが、最後の方は ちょっとつまらなくなった。見てる私も半分眠ってしまった。


”スコットランド v.s. ノルウェー” 1−1:引き分け

開始早々、スコットランドチャンスを逃す。
序盤はスコットランドが繋ぐプレーで、優勢。 FWデューリー(9)が元気。 DFのヘンドリー(5)はプレミアリーグでは恐れられているらしい。 体を張ったプレーが信条のようだ。 ノルウェーは194cmの長身フロー(9)辺りにロングで蹴り込む だけ。徐々にノルウェーのディフェンスが効いてきて両者拮抗気味。 スコットランドはボールの支配率は高いが全く工夫無し。 0−0で前半終了。

−−−ハーフタイム−−−

前半と逆でノルウェーがいきなりチャンス、H.フロー(17)がヘディングで決める。 後半1分であった。 ノルウェーが攻勢。前半と全く逆の展開。 スコットランドに元気がなかったが、スコットランドのバーリー(8)が後方からのロングパスを うまくチョンと合わせてGKの上を越えるループシュートで同点。 急に元気になるスコットランド。 また、しばらく両者拮抗状態。両者とも特に工夫無し。 いつも同じ攻め。 ノルウェーはバテバテ。 が、結局引き分け


”ドイツ v.s. アメリカ” 2−0:ドイツの勝ち

5大会連続出場と言う鉄人マテウスはベンチ。 アメリカ、初めから完全に引いている。 9分、CKからクリンスマンのヘッドで折り返し、メラーがヘッドで押し込み。 アメリカDFとポストの間を抜けて1点目。

ドイツが好き勝手にやっている。が、徐々に停滞気味。アメリカも攻めるが決定的なところまではいけない。 FKの時にビアホフに3人マーク。 それでも自分の頭に当てる強さを持っている。さすがセリエA得点王。 だが、ドイツも追加点が取れない。

−−−ハーフタイム−−−

へスラーがケガでハマンと交代。 アメリカのヘイダック、素晴らしいヘッディングシュート、GKケプケが好セーブ。 終盤、アメリカ優勢。激しいこーぼー。ドイツもうまくビアホフにつながらない。 ビアホフのクロスから、クリンスマンの胸トラップでシュート、後半20分。 アメリカ猛攻だが、タイムアップ。

ドイツの鍛え上げられた強さを感じた。
イェルミンスはとても若く見えない、 いかにも悪いドイツ人みたいな顔だがプレーは積極的でパワフルで良い。


”ルーマニア v.s. コロンビア” 1−0:ルーマニアの勝ち

コロンビアのバルデラマとルーマニアのハジの両10番対決が見所か。

ルーマニアはハジを中心に組織的、コロンビアはリンコン、アスプリージャがちょっと目立つが個人技で持ち込む と言う感じ。バルデラマに全くボールがこない、体の切れもない、調子が悪い?。

どちらも決め手に欠ける、ミスも多い。ただルーマニアの方が形になっている。 前半ロスタイム、ルーマニア、ハジのヒールパスからイリエの技ありの浮かし気味シュートで1点。

−−−ハーフタイム−−−

31分、ハジを下げる、ケガ?。ちょっとだけバルデラマにボールが集まり出すがやはり良くない。 そのまま終わり。

つまんない試合。


”イングランド v.s. チュニジア” 2−0:イングランドの勝ち

日本人として、本体会3人目の主審となる岡田主審の裁く試合。 イングランドは前大会出場していないので全員が初出場。全員がイギリスプレミアリーグ所属。 チュニジアはほとんどがチュニジアリーグ(と言うのがあるらしい)の所属。

話は変わるが、 海外でプレーする選手がいないのはイングランド、スペイン、サウジアラビア、日本の4カ国だけ。 イングランド、スペインはリーグ自体のレベルが別格。サウジは国の方針で。と言うことで 日本だけが特に理由無く?海外でプレーしていない国となる。 中田がセリエAに行く事になったが、他の選手もどんどん海外でプレーして欲しいものだ。

話がずれたが、試合はと言うと、 立ち上がりから両者とも寄せが速い。イングランドは イングランドらしからぬボールを繋ぐ戦術。 イングランドと言えばDFからロングパス1本でFW、MF全員攻撃みたいな イメージがあったのだが最近はちょっと違うようだ。 チュニジアもやはり繋ぐ戦術。ややイングランド有利か。

セリミ(TUN)、アダムス(ENG)が激突。 イングランド選手はみんな丈夫で当たりに強い。 シュリンガム(ENG)の振り向きざまボレー。GKはじく。両者拮抗気味だが30分過ぎから イングランドが攻めに出る。 42分、FKからシアラーのヘッドで1点目。チュニジア攻めに出る、選手たちの戦術の切り替えが速い。 イングランドは1人目、2人目が通り過ぎ、1人目が戻ってきて蹴るという変わったFKをよく使う。

−−−ハーフタイム−−−

イングランド優勢、パスカットからの次が速い。 低くて速いパス回し、DFの戻りも速い。

ここでマイケル・オーウェン(18才)登場。 リバプールで得点王&MVPと言うすごい逸材。 この試合は特別な活躍無し。 時間が無くなってきてイングランド引き気味。 44分、インスのインターセプトからスコールズのシュートで2点目。 これで決まり。

チュニジアもアフリカを勝ち上がってきただけあっていいチームだったが、 イングランドは強い、隙がない。 スコールズ、アダムス、キャンベル、インスといい選手がそろっている。

岡田さんの主審ぶりはというと、 全体的には良かったが、もう少しイエローカードを出しても良かったかな。


”クロアチア v.s. ジャマイカ” 3−1:クロアチアの勝ち

今更ながら...。
BSが見れないので、再放送をビデオで取ってみました。 NHKのばか〜

最初の印象。クロアチアもジャマイカも守備が甘い。 特にジャマイカはちょっと左右に振ればすぐにマークがはずれる、と言う感じ。
但し、ジャマイカの攻撃は単調ではあるが、一回のチャンスで決められる可能性が感じられる勢いのある ものである。身体能力は高い。 MFウィットモアからのスルーパスとDFガードナーからのセンタリング ぐらいが注意点。よっぽどへまをしない限り点は取られないと思う。調子にのせてしまうと怖いけど、 点差を付けられれば、結構あっさりあきらめてしまうお国柄のようだ。 いつものことだが、日本が得点できるかが鍵

対して、クロアチアは前評判通りにタレント揃いの良いチーム。スーケルはとにかく頑丈なFWというイメージ。 他のFWも悪くない。注目のMFボバンだが、わりと引き気味で地味だが効果的な活躍だった。 とにかくMFはみんなすごい。 どこからでも攻撃が来る。元ユーゴスラビアと言うこともあってか、結構ロングから ズバリとシュートが飛んでくる。FKも要注意!!。ただ、最初に書いたとおりに守備は甘いが、日本のFWで 点が取れるかどうか?。 組織だった中に個性が光る という感じで、攻撃はかなり手強い印象だったが、 守備のアマアマなジャマイカ相手では参考にならなかった。 出来れば、対アルゼンチンの様子を見てから戦いたかった。

総合的に見て、優勝狙いで慎重だったアルゼンチンより日本にとっては手強いチームだと思う。 いかにも東欧系で頑丈なチームだ。
弱気にさえならなければ、岡野も有効かもしれない。


”オランダ v.s. ベルギー” 0−0

前評判の高いオランダ。(リッティーも一番強いと言っていた。) ベルギーもがんばっていたが、オランダ怒濤の攻撃。

とにかく強い、しなやか。という印象。 問題児クライファートが暴力で退場して10人になったとはいえ、攻撃力は相変わらずすごい。
でも、勝てない。 フリットとかが居たときもそうだった。
強いけど勝てない。 それが私のオランダに対する印象。

うまく運気が上昇すれば初優勝も狙えるぐらい強いのに...。

この試合は得点こそ無かったが、なかなか良い試合だったと思う。 ヨーロッパのリーグ戦を見ているようだった。どちらもよく集中していたと思う。

このEグループの韓国は可哀想だな。


World Cup 開幕!!
”ブラジル v.s. スコットランド” 2−1:ブラジルの勝ち

ブラジルは予想以上にチーム状態が悪いようである。 予選が無くチーム作りが出来ないとか、ロマーリオが出れないとかあって 優勝はないと思っていたが、このままでは決勝トーナメントにでるのがやっと と言う感じがする。チームとして機能していない。 奥寺さんのコメントがあったが、ブラジルは早くロナウドのチームにしないと 大変なことになりそう。ベベトとのコンビも合わないし、リバウドやその他の攻撃陣は 自分で持ってばっかり、ドゥンガ一人ではゲームメイクしきれない。レオナルドもから回り。ジュニーニョがいないのはかなり痛そうだ。守りは悪くないが、サンパイオのファウルはよけいだった。やはりよけいなファウルはピンチを招く。 全体的に見て個人技はさすがだが、それだけでは優勝の可能性はない。 ただ、それでも勝つブラジルはさすがと言ったところ。
ロナウドはやはりすごい!!。 周りとの連携がうまく行けば大活躍は間違いないのだが...。

スコットランドは良かったと思う。立ち上がりすぐにやられてちょっとペースがつかめなかったが、 それ以降はプレスも効いていて、中盤の作れないブラジルを翻弄していた。でもなんで大英帝国って バラバラに出場するんだろう?。まとまればもっと強そうなのに。

日本対アルゼンチンもあーいうペースになればいいのだが、アルゼンチンは中盤がもっとしっかりしている し、チームとしてのまとまりはブラジルよりは上でしょう。調子の波の激しいお国柄だけど。 日本は経験の少ない分、スコットランドのように落ち着いた堅実な守りと、チャンスではFW一人でも 体を張ってがんばると言ったことを90分続けるのは難しい分、苦しい。 アルゼンチン戦は、基本的には30分耐えれれば善戦するチャンスがあると思うが、 立ち上がりでも行けそうなら、攻めても良いと思う。 そう言う積極性は大事だ。立ち上がり、終了間際の5分はどんな強豪にとっても 魔の時間帯なのだから。
今のFW陣で期待するのも難しいが。 引き分け以上に持ち込むには自分一人で何とか出来るFWが必要だ。 もし、ワントップで行くなら城ではなくロペス。 キープ力があって、自分で何とか出来るFWはロペスしかいない。この試合は恐らく中田のスルーパス を通せるチャンスはかなり少ないと思う。

岡田さん、
お願いだからワントップならロペスを使って!!。


Very Special Thanks!! 暢様