中部版・2000年競輪カレンダー
テーマ『一服の清涼剤』 |
表紙 |
堀端義治(石)
まず堀端の、どアップで始まる。知性も理性も感じさせない表紙に
嫌気がさし、思わず2000年が待ち遠しくなる一枚。
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01月 |
細川貴雄(愛)
正月はやっぱり紋付袴姿。極太文字で書き初めをするタカオ。
今年の正月はねぇ...三文字で例えると...さ・む・い |
02月 |
樋口和夫(愛)、和田治恭(愛)
石川浩史との弟子争奪戦に敗れ、数少なくなった愛弟子和田と
パチンコをたしなむ一枚。やっぱりレース同様フィーバーしないのだ。
パチンコさえしなければいい人なのに...... |
03月 |
船戸昇(愛)、高野輝彰(愛)、島田雅彦(愛)
新人2人をバンクの外からみつめる、若い男の子が大好きな船戸さん。
『かわいい子は、船戸さんが食べちゃうぞ!!』
船戸に見そめられた先行選手は、ケツの穴の小さい(?)レースはできません。 |
04月 |
加藤功治(引退)
クーデターの首謀者もいつのまにか失脚。
桜散る季節に盛者必衰を感じさせる、物悲しげな一枚だ。 |
05月 |
地濃重徳(愛)、大畑清志(富)
サウナで背中を流し合う両人。デブ先の新旧交代を感じさせる一枚だ。
大畑のポッコリ出た腹のおかげで、局所にボカシが要らないのが苦笑を誘う。 |
06月 |
蒲生秀樹(愛)、星野嘉寛(三)
にやけながらの抑え先行に、アウト競りでもがき苦しむ蒲生が対照的。
個人的には永田淳一郎の方が好みだが、蒲生派さんに日頃の敬意を表して。 |
07月 |
予想屋丸八のおやじ(愛?)
女房から預かった家賃代3万を怪しい男に渡し、男にこっそり耳打ちする絵。
海辺にたたずむ丸八のシーンも選考に上がったが、
横山やすしを想像させる ということで、日本船舶振興会からなぜかクレーム。 |
08月 |
釜徳房(愛)、釜田和明(愛)
長良川で鵜飼を楽しむご両人。鵜匠も釜に似ているぞ。
ありそうでなかった幻のツーショットだ。でも絵的にはかなり汚い。 |
09月 |
青木佳辰(愛)、内村文彦(愛)、垣外中勝哉(愛)
男達の野望、残虐なエロティシズム、スリルとサスペンス....
ヤツらに決着という文字はない。 |
10月 |
舛井幹雄(三)、水谷良和(愛)
季節は秋。ススキが風に揺られ、貧相な二人が顔を覗かせる。
おおぉぉ、寒いぃ。今晩のおかずは、おでんだねって一枚。 |
11月 |
服部竜二(愛)、加藤純治(三)、野村達(岐)
素行の悪い雲助マーカー(差別用語?)を、見事に集めた11月。
落車好きのファンにはこたえられない一枚だ。
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12月 |
三浦靖(岐)、堂本剛(ジ)
コタツを囲み、なぜか神経衰弱をする、ほほえましいツーショット。
堂本がギャラ的に問題あれば、大仁田厚や冠二郎でも代用可。 |
備考: |
入手方法:
中部各場にて要相談。あとはあなたの腕次第。 |
本家本元?・2000年全ヒ連カレンダー |
表紙 |
朝は晴れていたのに午後から雨が降った日に立川で撮影。
全員が同じビニール傘を差して歩く、立川オケラ街道。 宗教的恍惚!
数名の全ヒ連メンバがその中に混じっている。上に「全ヒ連」の文字。
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01月 |
京王多摩川駅から京王閣競輪場につづく路上。
背景は競輪場入口と新聞売りのおばちゃん。
曽我憲司、飯島淳、岸田くんの3人がチンチロリンの盆を囲んでいる。
スーツ姿に誘導のメットをかぶった恩田繁雄が腕組みをしてそれを見下ろすの図。
岸田くん、正座。 |
02月 |
伊東温泉競輪場正面スタンド・ヒーター下のオッズモニタを見上げる全ヒ連メンバたち。
写真右肩斜に、2階スタンドの陰。
澄んだ空間遠くに、車 8-6 29860円 枠 5−6 270円 の決定板がある。
まわりのオヤジが「…ずら」とか言ってる声が聞こえそうなさわやかな午後。 |
03月 |
あくまでもひと気のない久留米競輪場スタンドにたたずむ男二人。
やまがみさんと川口さんのようだが、定かではない。驟雨、である。
二人とも遠くを見るまなざし。体の大きい方の人物がなにやら指差しており、
その先にはデブ先がいるらしい。近景に、品のない両替屋のおばちゃん数人。 |
04月 |
いわき湯本温泉「大滝館」大(?)浴場。
全ヒ連メンバの全裸集合の図。野中さんがお茶目にVサインなど出すという演出も…。 |
05月 |
津軽路をひとり行く刑事スタイルの男。
遠景に青森競輪場、夕陽。路肩には残雪。
行き過ぎる埃だらけのダンプは旭川ナンバー。
牙をむく痩せた野犬たち。 けれども、男は歩き続ける。 |
06月 |
中部全ヒ連メンバ、青木佳辰、地濃重徳などと肩を組み合う自転車屋のオヤジがテーマ。
オヤジは団塊であり、元・全共闘。
店舗の壁には「…粉砕」などと書かれているが 30数年前の書き込みなのでほとんど判読できない。
誰もが楽しそうである。青春しているのである。ギターを抱えているのは、熱湯さん。
「…オレがむかし自転車だったころ、弟はチェーンだった。 ねえさんはハンドルで、
サドルだった妹にいろんな男がまたがった。… …わかるかなぁ、…わかんねぇだろうなぁ」
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07月 |
花月園競輪場でペプシマンとたわむれる HU氏。説明不要。 |
08月 |
サテライト釧路のトータリゼータ発券入力端末を前にして記念写真の図。
着席してキーボードの前にいるやましたさんと その肩に手をかけて立つ宮坂さん。
後方にいる日本トータ社員(技術者・白衣着用)2名は目にモザイク。
やました、宮坂両氏はやたら楽しそうに笑っているが、 うしろの技術者は恥ずかしげである。 |
09月 |
秋の午後、奈良競輪場、ホームスタンド。
サングラスをかけ、一見こわい渡壁さんと笑顔の小杉さん。 レースが終わったらしい。
近畿本線、1番車を4番車が差して入線は 4-1。 しかし、赤旗があがっている。
1番車は 3角で押圧。遠征ライン 3車と本線 3番手が落車している。どう見ても失格、である。
グラサン男の手元には「4-1 500枚、1-4 200枚」の車券が…
「あをによし しろにちゃくなら 190えん なんねむたいこと ゆうてまんねん」 |
10月 |
高知にて、戻り鰹に舌鼓をうつ全ヒ連メンバたち。
背景の掛け軸に見える「不偏不党」の文字はピンボケ。
それよりもはっきりと、襖に「右顧左眄」の落書きがある。 |
11月 |
寒風吹きすさぶ川崎競輪場3角裏あたり。
遠景、植え込みの中にオヤジが横たわっており、右奥に辰巳社。
左手前にオヤジにまじってフライを食う全ヒ連メンバ数人。
オヤジの中にはパジャマ姿の人もいる。
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12月 |
川崎「魚彦」での全ヒ連メンバ。
4,5名が着席しているところに注文をとりにきた上田嬢が
左手(同女はサウスポー)で伝票記入をしているという なにげない日常のひとこま。
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備考: |
入手方法: |