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このページ
少し変えないと
重くなってきてる
心 詰まりすぎ
肉 食べ過ぎ
酒 飲みすぎ
愛 口に出しすぎ
死 近づきすぎ
智 止まりすぎ
会 休みすぎ
信 深すぎ
金 無さ過ぎ
雨 降らな過ぎ
僕 愛しすぎ
人のいない波間に 真っ白な月を見つけた
仲間からはずれた僕は一人
真っ白な月を見上げながら 遠く先にいる君を
いくら空を見上げても
あるはずの宇宙は見えない
けれど いるはずもない君が
どうして こんなにも はっきりと
いるはずもないってわかっていても
君に会いたくて
白夜の砂をかき集めて
大きな大きな城を作り始める
真っ白な月に届くほど 大きな大きな城を
あと少し あと少し
砂城の影が 黒い海を支配するほど
はやく はやく
手の届きそうな空から 君が微笑みかけている
「逃げろ!大きな波が来た」
仲間の声が 僕の耳に届く
もろくも 崩れていく 砂の城
あと少し 君にたどり着けた 砂の城
どうしても 君に会えない
闇と波が 跡形もなく 砂の城を かき消して
どうしても 君に会えない
空を見上げて あるはずの宇宙は見えないのに
空を見上げて いるはずもない君は見えるのに
どうしても 宇宙にいけないし 君にも会えない
どうして
白夜の城 答えてさえくれない
ミンミンゼミが泣き続ける
太陽がこれでもかこれでもかと熱を放射する
風が夏休みに入っている
ペンキのはがれたベンチの周りを
熱っぽい太陽にさらされながら
昨日落としてしまった輝きを探す
流れる汗
白いワイシャツを濡らしていく
流れる汗
土で汚れた頬を濡らしていく
昨日落とした輝きを 僕は いつまで探そう
どれだけ この右手を汚して探そう
昨日はあった輝きが消えぬまえに
あせって
僕は探し続ける
あせるばかりで 見つからない
昨日は確かにあった輝きが どうして
今日は見つからない どうして
どうして 光は見つからない
いくつもの夜を 越えなければ
その輝きは 見つからないというのか
夜と闇
越えられるかわからない夜
耐えられるかわからない闇
けれど 僕は耐えてみせるし 越えてみせる
そうすれば きっと 昨日の夏にあった輝きが
いつかの さりげない秋には 見つかるだろう
それまで その輝きは 懐かしくならない
回れ回れリング
巡れば ここにまた戻る
君が僕の所へいつか・・・
大きな栗の木の下で・・・
白い雲が薄くかかった青空
穏やかで ゆったりした風が流れてる
頬に当たれば 頬をなでられているようで
手に当たれば 優しく握られているよう
そんな日が来る
九月の赤い夕焼けを背景に下校するとき
三人で見たいわし雲
何の話をしたかわからないくらい笑って
三人で夕焼けに溶け込んだ
背中いっぱいに浴びる光が 胸まであたたかくする
誰かに守られているよう
そんな日が来る
暗い空にちりばめられた星たち
自分が一番と輝き誇っている
車のヘッドライトで満ちた街を見下ろしながら
僕は大好きな君に「大好き」と告げた
君は微笑みながら 「ありがとう」と答えた
自己満足の愛ではなく 他者に受け入れられた愛
一人じゃなく、二人の世界になった
ほころび一つない畳の上
皺だらけの白い布団一枚だけ敷かれている
横たわる僕の周りに 懐かしい顔が集まる
いくつかの出会いと別れを繰り返した
生涯を共にした
懐かしい顔が並んでる
皺くちゃの顔で 声にならない言葉
「楽しかったよ」
こんばんわ。いつも雑文のページ 読んでくれてありがとう
最近はこのページも コンテンツが増えてきているので。
多少なりともいい感じになっていますね。
よく言われることですけど よくこれだけ書けるね!
でも、書くのは別に楽なんです
頭の中にあるものを 指で打つだけですから
大変なのは それを続けることだけです
いつも言っていることですが ホームページは更新を続けるのが大変
これは書くことや送信が難しいからです
で、ホームページを開く人に言います
「結婚しよう」
じゃなく
「むやみにホームページを殺さないでね」
消えていくページはひと月に 百以上あるそうで
でも そこに生きた文章や画像はあるんです
そいつを活かしてあげてください 生かしてください
きっと それがあなたの優しさです
長刀持った門番が 日本橋のたもとで
人の出入りを制限してる
右手に長刀 左手にさらしの巻かれた包丁
粋を感じさせる その包丁を
左手で持ち 仁王立ち
僕はどうしても日本橋を渡りたい
素手で勝負するか それとも 鉄パイプを拾ってくるか
警察を呼ぶのか
いやいや ここは智恵で ここは僕の謀略で
さある さある
しかし 謀略なんて 伝家の宝刀
ここで使ってはもったいない
んではんでは
お得意のRUN AWAY 別に日本橋を渡る必要なんてないから
そう思いこんで 渡らぬがいい
そうだ そうだ
そうしよう
そこで暴走始める僕の羽
地面を思いっきりはたいて 僕は大空へ
軽く一声
「ごくろうさん!」
高く一越え
「ああらよっと!」
ホークボールで勝負とは こんなもんさ
ぱーんと夜空に打ち上げられた無数の光輪
黄色だったり、赤だったり 桃色だったり、緑だったり
一つ一つ見かけは違うのに
最後はみんな 夜空に散りゆく
光輪が散りゆくとき 君は何を思う?
表情一つ変えずに 唇微動だに動かさずに
何を考えている?
白い洋服に光が反射して 時折 服が色づくけど
君の表情は 少しも 色づかない 輝かない
ねえ・・ どうすればいい
ねえ、どうすれば 僕は君を見飽きれるんだい?
輝かない表情を見続けることは
僕にとっては 果てない砂漠を流浪するようなもの
それでも 君を見ないことは 地球から追い出されるより辛いから
君を見てしまう 追いかけてしまう
そう、僕は花火なんか見に来たんじゃない。
君 ただ一人 君を見に来たんだ
花火よりも 優美で色とりどりの君を見に来たんだ
見たいものなんて そんなにない
黄金、華、宇宙、星、美人、摩天楼からの景色
そんなもの
そんなものは 君の笑顔に比べれば
少しも見たくない
君が頬を上げるだけで 僕はとても幸せで
君が目を細めるだけで 僕は生に喜べる
見たいもの それは君なんだよ
僕は奔放であることを好む
しかし それ以上にてきぱきと物事が流れることを好む
ならば 奔放を捨て去り 組織化を図らねばならない
組織とはそういうモノだ
芸術家であり、策士であり 時に放浪者であり
ただし、どれも符丁である
人は与えられた生命にしか 実を持たない
他の何物も形式であり その人の一面にしか過ぎない
多くの人はそれを知っているのだろう
多くの人はそれを知っていても忘れるのだろう
人を斬るのは それを忘れているからかもしれない
悲しいまでに 人は人を傷つける
それは自分さえも 忘れてしまっているから
自分の自分について知っている面だけが
その人の全てではないということを 忘却の彼方に放っているからだろう
地球が宇宙の一部でしかない ということは 人も宇宙の一部でしかない
同様に自分の知る自分も 自分の一部でしかない
しばしば
愛は そんな忘れていたモノを思い出させてくれる
だから 愛は大事なんだ
本来なら、このような話はここではなく、本校の「いつかの書きたかったこと」か、「SECOND」に書く。だが、今回は上記二つのエッセイの不人気さから、彼らに対する応援企画ということで、ここに記すことにする。上記二つも楽しい文章なのだが、どうも本校は深いことばかり書いてしまうので、人気がないようだ・・・。
今回だけじゃないかも知れないけれど。それはご愛敬ということで・・・
昨日、千駄ヶ谷の駅前にある東京体育館のプールに行った。町田がプールに行こうと言ってくれたからだ。去年も二人で行き、プールの水をたっぷり飲んで帰ってきた。今年もそれをやりたいらしく、プールに誘ってくれたのだ。
東京オリンピックの時に作られた東京体育館は、スポーツのメッカのようなところだ。陸上のトラックやら体育館、テニスコートにスラッシュ場、アイスリンク場などが揃っている。そして、そのほとんどを一般に貸してくれている。以前、僕の友人たちもここでバレーボールの練習をしたり、50メートル走の練習などをしていた。
そのような場所だから、プールも競泳用のプールがあるのだろうと思い、ある程度きちんとした泳ぎをしなくてはならないと覚悟していた。僕の水泳というと、基本的には”犬かき”である。手をバサバサと羽ばたくようにして、足は水を上下に蹴り続ける。もちろん、そんな泳法が速いわけはない。競泳用のプールのスピードにはついていけない。むしろ、周りの人の邪魔になるのが落ちだ。だから、まともな泳法である”のし”でもやろうかと考えていたのだ。
入場料は450円。公立の施設なのでさほど高くはないが、区営のプールなどに比べれば多少は高い。券売機で入場券を買い、館内に入っていく。館内は白く塗られた壁で囲まれていて、競泳用施設特有の静けさと緊張を感じる。もちろん、館内は禁煙で、僕のような喫煙者には不満ではある。しかし、安いのだから、太ってベルトのはずれそうな警備員さんに『バカヤロー』などと文句を言うわけにはいかない。
けれど、文句が言いたいこともある。何故に公立施設のプールには、遊泳帽を持っていかなくてはいけないのか。持っていない僕は当然買う羽目になるではないか。もちろん、安全面を考慮してのことだろうが、550円は高い。もう少しだけ安くしてくれないだろうか。ないしは、レンタル制にしてはくれないだろうか。この辺を直してくれないと、僕が次来るときには、プールよりも大きい遊泳帽をかぶって泳ごうとするだろう。
更衣室にはいると、もちろん男だらけ。当たり前なことだ。ここに女がいたら、ある意味で嬉しくもある。変わった人間は大歓迎だからだ。だが、嬉しさよりも恥ずかしさの方が先行してしまうだろう。僕は恥ずかしがりで、人に体を見せるのが好きではない。男でも、例え身内でも。また恋人にもあまり裸を見せたくはない。そんな僕だから、見ず知らずの女の人が更衣室にいたら、照れて照れてしまい、足の先から頭のてっぺんまで赤くしてしまうだろう。もちろん、足の爪も赤のマニキュアを塗ったように赤くなる。そう、女装状態になるかも知れない。
恥ずかしがりながらも着替え終わると、町田は待っていてくれた。そして、二人でシャワー室に進む。プールに入る前の、このシャワーが冷たくて僕は苦手だ。ぞくぞくっと震えてしまう。また、肌にぶつかるシャワーの勢いが強いのも苦手な理由だ。時々、肌が負けてしまい、皮が全部体から抜けてしまう。シャワーの度に脱皮してしまいそうになるのだ。そんな成長はイヤなので、僕はプール前のシャワーが苦手なのだ。
浄化槽に腰まで浸かり、いよいよプールサイド。瞬間、広いと感じる。オリンピックの競泳で見るようなプールが目の前にあったのだ。そして、即座に思った。トイレに行くのを忘れた。
トイレを探しながらも、横目でプールをのぞき込む。色とりどりの遊泳帽が右へ左へと動いている。達人ばかりのプールで泳ぐのかと思うと、フルフルと身震いしてしまう。50メートルプールなのだが、泳いでいる人はずっと泳ぎっぱなしで止まることがない。遊泳帽が本当に動きっぱなしなのだ。
後で聞いた話だが、そのプールは深さが2メートルほどで、足が着かないようになっているらしい。だから、泳いでいる人たちはみんな泳ぎっぱなしだったのだろう。だが、そんなことを知らない僕は彼らをマシーンのように感じた。泳ぐ機械。とてもじゃないが、不器用な人間である僕が泳げるところではない。
トイレの場所を尋ねるために、黄色のTシャツを着た係員さんに声をかけた。黒縁の眼鏡をかけた係員さんはトイレの場所をすぐに教えてくれた。そして、有り難いことに、このプールの仕組み・ルールを教えてくれて、もう一つ25メートルプールがあることを教えてくれた。これで泳げる。僕は安堵のため息をもらした。そして、多少急いでトイレへ向かった。
25メートルプールは地下一階にあり、50メートルプールの下にある。25メートルプールの方は深くなく、僕でも容易に足が着く。やれやれと思いながら水に浸かり、僕は泳ぐ前に歩き出した。準備運動の代わりだ。しかし、面倒くさがりな僕の場合、得てしてこのまま泳がないことが多い。歩き続けることの方が断然多い。陸上でも散歩が好きな僕だ。水中でも同じように歩くことが好きなのだ。
といっても、せっかく来たのだから僕も泳いだ。”犬かき”そして、”ネコ型バタフライ”という泳法で。平泳ぎもいくらかしたのだが、日頃の運動不足がたたり、左腕が張ってきたので、平泳ぎは中止した。代わりにスピードの出る泳法として取り上げられたのが”ネコ型バタフライ”である。
この泳法は脇をきゅっと締め、指をアラン限り伸ばす。肩の少し前に手を置き、手で上下に水をかいていくのだ。足は、両足を足の付け根のところで組んでドルヒィンキック。この泳法は結構速い。多分、僕の使える泳法の中では”クロール”に匹敵しなくとも、他のどの泳法よりも速い。格好はかなり不気味だが、実用性のある泳ぎだ。
プールから上がってきて、着替えを終えて。入場券を返すと、夏の夕暮れが僕と町田を待ちかまえていた。そして、そんな夕暮れを見ると思い出す。夏の終わりを思い出す。寂しくも少し感傷的にもなる。どうして、こうプール上がりの風景は人に何かを思い起こさせるのだろうか。
僕があまり自分からプールに行かないのは、感傷的になりたくないという理由もあるのだ。もっとも、疲れるからイヤだというのが最大の理由だが・・・
窓から外をのぞき見ると ぽっかりとそこに海が浮いていた
青くて 大きくて 少し狭い海が
芝の生えそろった庭に ぽっかりと浮いている
窓からこっそり手を伸ばしてみると
キーという声が響いた
すぐに手を引っ込めて 耳をそばだてる
すると 丸いいるかの鼻が 青い海からはみ出してきた
そして再び キー
泣きやまないいるかの鳴き声
ここが古里ではないことを知っているかのように
ここがおかしな場所であることを知っているかのように
いるかは鳴き続けた
丸い鼻を上下に動かしながら
針金を伸ばしたような甲高い声で
キー
銀と銅の装甲
胸に入れてりゃあ 鉄砲の弾もはじく
街で拾ったライター
あの日 警察を避けようと曲がった路地で
蒼く塗られた壁と赤く塗られた消火栓とのわずかな間に
茶泥にまみれて倒れてた
銀のライター
憂いのライター いわく付きのライター
燃えさかるオイルの外側に 淡い赤が浮かんでる
陰ることない端正な蒼が オイルの中心を泳いでる
憂いのライター いわく付きのライター
他に言葉なんてないよ
君がいないから サイコロ転がすよ
蒼い絨毯の上で 白いサイコロを ころころ転がす
赤い一の数が こっそりと顔を出す
赤い一が顔を出すと
いつしか僕は
君のいない今なのに
少しだけ嬉しくなる
大好きだった君がいるような気がするから
黒い頭にぽつんと咲いた珊瑚礁の髪留め
それを思い出して
僕は少し照れて
少しだけ嬉しくなって
なのに 少しだけ涙が浮かんで
それでもサイコロ転がすよ
でも 一つサイコロ投げるんじゃない
もう一つ用意して
せめて サイコロだけでも 二つにしてやろう
せめて サイコロサイコロ
二つ並べて 寄り添わせてやろう
君がいた頃を思って
蒼い絨毯の上で サイコロ転がす僕
木製の枠から はみ出して
窓には 僕は全身映らない
代わりに二つのサイコロは
二つ仲良く並んでる
ぼやけたサイコロサイコロ
枡に注がれた透明な日本酒
目の前にあるビールのジョッキ
僕はそれぞれ一口ずつ
君に始めて会ったとき 僕は君の体から激しい光を感じた
体を突き抜けて 僕の心を突き刺すほどの鋭い光
それから 僕は幻滅することなく
君を見続けた
君の声を聞き、君の動きを観察し続けた
いつかその光が世界を覆うときが来ると信じ
いつかその光がこの街に笑いと希望を与えてくれると信じ
僕はそのために 自分の光を消した
激しいその光をより明らかにするために
光と闇は相容れぬ
だから 君は僕から離れたのか
それとも 闇に埋没することで
君は自分の激しい光を 認識したかったのか
今となってはわからない 君がこの世界からいなくなった今では
闇になった僕は 君からいつも光を見たけれど
闇に沈んだ激しい光は そこに何を見たのだろうか
僕の闇は 未来の光のための闇
人をおとしめる光なんてない
所詮は闇と闇が共食いしているだけだ
光が世界を覆うまで 僕は全ての闇を食い尽くす
されば 君の激しい光を見つけられるかも知れない
カーテンの隙間から 甘ったるい夕日がこぼれてくる
僕の顔を照らし あまった勢いで
僕の頭の上にあるモナリザに差し込んでいる
ほのかに赤く、ほのかに明るい
まぶしい
だけど、思わず見つめてしまう
彼女はやはり美女なのかも知れない
まぶしいほどの アイビーム
蚊取り線香の煙を思い切り吸い込む
肺が苦しい 胃がもやつく 目が渋い
憎しみのあまり 蚊取り線香の火を 指でこねつぶす
肌色の指が 灰色になっても
灰色からピンクになっても
なかなか消えやしない 代わり映えが少しもしない
だから どうでも弾けろ!
時計の針を抜き去っても 時間自体が止まるわけじゃないけど
表面ガラスを叩き割って 時計の針を抜き去る
抜き去った針は そこらの犬に突き刺すか
それとも 人に飢えた神様の 目の奥に突き立てるか
ふやけた動物どもの
こんな世界じゃ 生きられない
だから 吐き気を催すし 少しも普通でいられない
だから 思いっきり弾けろ
ピアノ線の上で ネコを抱いたまま弾けて踊ろう
どこまでいっても 獣は獣 獣は獣
だから 獣よりも獣らしく弾けよう
誰かに信頼されなくては のけ者
だけど 自分が自分を信じれば 獣
笑い転げて 洗濯ばさみで 鼻止めて
街の中でも 大声あげて とにかくやたら楽しくしよ
弾けろ 弾けろ 弾けろ 弾けろ
なんなんだ 弾けろ
シルクの枕から顔を上げて 僕は顔いっぱいに朝日を浴びる
寝ぼけ頭で 言葉を忘れていても
今日を考える 昨日を想う 夢を思い出す
虚無 そこに広がり続けるもの
昨日降った激しい雨で 地面が濡れている
黒くて、湯気の立っているコーヒーを口にする
口の中に広がる 苦み
今日の苦み 昨日の苦み 夢の苦み
虚無 そこに注がれ続けるもの
白いテーブルの上で 角砂糖の瓶が揺れている
Yシャツに袖を通して 鉄のドアをくぐる
また始まる いや 今日から始まる
今日の旅人 昨日の旅人 夢の旅人
みな 家から飛び出して 次なる旅を始める
魂の行方を知るために 光沢のある黒革靴で
みな 重々しくも扉を開け 今に向かう
今再び 動き始める
汗で湿ったシーツの中 何かに足を捕まれる
暑い太陽が顔を出しているとき
力強く 何かが 僕の足をつかむ
おそるおそる目を開けて
足下を見下ろせば
そこには一枚のセピア写真
昔の恋人
もう何もない もう戻れない
夢の中でも出てこない君なのに
なぜ
急に 僕にからみつく
何故
不意に 心に宿ろうとするの?
愛が全てさ 愛を求め 強く 強く
ハウンドドックの「フォルティシモ」という曲の歌詞だ
けっこう昔から好きで、大友康平というボーカリストの声が
耳から離れない
でも、少しいじると
愛が全て砂 愛の求め手 深く 深く
愛を砂に例えることによって、
愛の膨大性と限りなさ、持てない無形性がありありと浮かんでくる
言葉の奥に潜む情景を
台詞と仕草で
聴衆の心に届ける
彼は千両役者
幼い頃から夢見ていた
僕が彼のようになれる時を
いつかは、いつかは
僕もそうなれると信じていた
確かに役者じゃない今の僕
彼にはまだなれていない
でも、愛する誰かのためならば
この身1つ 塊にして
心に残る想いを 絶えることのない情景を
届けてみせる
誰かのためならば 愛する誰かのためならば
千両役者になれなくても 一文役者になってやる
欠けたビーズを見ながら
もどかしげに君はつぶやいた
僕は聞こえていないふりをしながら
もう一度問い返す
アイスティーをストローで何度もかき混ぜてから、
今度は正面切って君は口を開いた
もう僕に聞こえないふりなんかできない
もう一度やり直そう
きっと君は考えた
だから、僕は追求しない
だけど、もう一度やり直して欲しい
君の心に僕を少しで良いから入れて欲しい
だからもう一度やり直そうよ
メモリー1キロでいいから 僕を残しておいてよ
彼女のストローは回り続ける
激しくアイスティーの海をかき回す
底に愛はあるのでしょうか?
底に浮いてくる愛はあるのでしょう?
だから、そこに愛はあるのでしょう
久しぶりにお台場に来た。変わらないと言えば変わらない。無機質な街だからかも知れない。人に作られている街だから、変化がないのだ。しかし、雪の降る季節に行けば話は変わる。雪の降る海というモノを、未だ見たことがない。一度でいい。雪の降る海を見てみたい。欲を言えば、大好きな人と見てみたい。心に響くだろうから。
親友がいう
「どうしてそこまで人を愛せるの?」
僕はいう
「愛をたくさんもらったから」
どうしてなんて愚問。
君もたくさんくれるじゃないか。
失礼ですけど、おたくさま?
顔に穴が開いていますよ
あらら、ほくろでしたかあ?
なんて、とても失礼。とても言えない
だけど、形にはでないだけで
僕はきっと失礼なことをたくさんの人にしている
ごめんなさい
でも、真面目に遊ぶっていうのは、
遊ぶことに手を抜いたらいけないんだよ
やると決めたことをやるだけなんだよ
失礼でも 面白くなくても
自己の意思に正直に こだわりを持ってやること
たったそれだけのことなんだよ
今日は御茶ノ水→九段下→半蔵門→麹町→永田町→霞ヶ関→虎ノ門→三田→品川。徹夜状態で歩き歩きした。こういう散歩は僕を開き直らせる。
ありがとう、付き合ってくれて。
目を細めて 透き通って 微笑み続けてよ
青い空の下 緑に囲まれた クリーム色のベンチ
あの日 君がやわらかかった あの場所で
赤い口紅 唇ではぐと 君は子鹿のよう
昔 子供の頃 小さな頭に 刻み込んだ
ブランコ 天まで高くこぐ 初恋に戻り始める
君はいつしかMARIA 子供の心打つMARIA
だけど 時には悪魔よりも 残酷で
そのシッポで 僕の胸をしめつける
君はどこでもMARIA 子供な僕を震わせるMARIA
だから いつでも天使よりも 穏やかで
その羽で 僕の体 浮き上がらせる
MARIA IS HERE I KNOW THAT
タバコを口にくわえずに
タバコを中指で玩ぶ
テーブルにぶつけてみたり、中指と親指の間でまわしたり
耳にかけたり シャープペンの先で突っついたり
最後に蒼い火をつける ターボライターで
それがI FOR タバコ
ここにいてね ずっと ずっと ずっと
こんな歌詞がある。だが、個人的にはここを。
ここにいてね。 ずっと 未来 ずっと
に変えたらどうかと思う
そんなことを考えているのは昼下がり
金色の太陽がいる昼下がりは 椰子の実を胸に抱きながら
静かに海の声を聞いていたい
誰もいてはいけない浜辺で
誰もいてはいけない浜辺
粉のような砂浜に 僕はごろりと横になる
目をつぶり、海の声を聞き続ける
聞くことの天才とは 自然の声を聞くことができる人だ
そいつにはなろうと思う
けど、自然の声だけじゃなく
人の声も聞きたい
そう、あの人の声だけが聞きたい
この社会から あの人を奪って この社会から あの人を連れ去って
誰もいてはいけない浜辺へ
あの人の穏やかな声を聞きたい
夢の中ではなく 耳元で
あの人の小さな声を
海の声よりも はっきりと聞けるように
白砂のうっすらついた僕の耳元で
天安門から はがきが届いた
午前3時に書かれたはがき
その10年前
天安門では 学生と共和政府との闘争があった
戦車が走り 炎がうなった
はがきには
今は昔の天安門が撮されている
はがきをくれた君は
このはがきに何を託したんだろう?
天安門で戦った学生たちは
この未来に何を託したんだろう?
僕は幼い
銀河系の惑星全部よりも広大な夢
アンドロメダ星雲よりもきらびやかな世界
僕の幼さには
だから 誰かがいても気づけない
1人で いつも 歩いてる
ウェンディーもいないし フック船長も見つからない
ましてや時計ワニも泳いでいない
幼いくせに
広いから
だから まだ1人のピーターパン
この世界で唯一の人間。
ピーターパン
君が好き
心が痩せこけてしまうほど 君が好き
目が乾いてしまうほど 君を見ていたい
僕は隣に座る長い髪にささやいた
君は長い髪をかきあげながら座り直した
背の高いイスから 転げ落ちないように
笑い転げて 転げ落ちないように
君はいつも僕の言葉から笑ってすり抜ける
怪盗が警察の罠をくぐり抜けるように
君は僕に傷跡だけを残して
僕から去っていく
だから、酒を飲む
そんな僕は
そんな僕を
今以上は愛せない
誰でも 間違えをする
なのに みんな みんな 人を責める
起こした事柄の大小関係なく
あやまちはあやまちだ
けど そこに愛があったり そこに夢があったなら
あやまちになることを覚悟して動いたなら
責めることはないんじゃないか
大事な人を見失ってしまったり
大事なモノを落としてしまったり
間違いはたくさんある だけど
また見つければいいじゃない? 激走して
両手を広げに広げて
探し続ければいいじゃない?
見つけられないことで 責められるなら
それならいいさ
でも 間違えを責めるなよ
ソーラー時計。
僕は今年の頭に掃除をしていて、自分の部屋から見つけた。
結構役に立ちそうで、役に立たない。
腕からはずして鞄にしまっていると、
時計の針は動かなくなる
裏返しにしているだけでも、
時計の秒針は刻むことを怠ける
困りものだ
ソーラー時計は寂しがり屋なのかも知れない
いつも腕に巻いていないと、寂しく過ぎて止まってしまう
かまって欲しいから、時計の針を止めて、
僕にかまってもらおうとする
持ち主に似ている奴だ
だから、僕はソーラー時計のことが好きなのかも知れない
最近、僕がよく書き込みをするページがある。プライベートアイというページで、僕の友達が管理しているページだ。
内容はエッセイを中心とした書き物のページである。僕自身、あまり書き物のページをあまり見ない。それは長くて、読むのが面倒なことと、そこに掲載されている文章の多くのクオリティーが低いからだ。
その点で、このページは1つ1つが長くない。また、クオリティーに関して言わせてもらえれば、構成の点、題材の点で目を見張るものがある。センスがあるのだ。
たとえば、エッセイの中には言葉遊びを載せる部分がある。
「セツナイキス セツナノスキ」
これは今日付けで出されている文だ。あっさりと書かれているが、この一言は斧のように重い。心に振り下ろされている感じがする。
このように短く、題材の良さがある。そして、ページの根底にあるのは、題材を殺さない作者の優しさとうまさである。題材を殺さず、その味のままダイレクトに読者の元へ運ぶ。これぞ、取り立てのモノを、出来立てのモノを消費者にとする料理人の心映え。僕はそこに読者に対する思いやり、そしてそれができる作者のうまさを感じるのだ。
僕のお薦めページの1つである。一見して欲しい。
威張り散らす=いばり(尿)を散らす
このように言葉には言意義の意味から変わることが多い
言葉の変化についていくことはその点で面白い
はっきりいって、それが言葉の魅力の1つで
時にそいつに負けてしまう
何だよ。
この町は 暑すぎるよ
それ以上にこの町は
なんか言っているよ
なんかなんか言い続けているよ
何なんだよ
どうしてなんだよ
どうして聞こえねえんだよ
腹が立つ イライラする
何て事だよ
今から先
何て事だよ 誰が、何が この町をこうしたんだよ
誰か教えてくれよ
トリケラトプスが真っ正面から突っ込んでくる
鼻息荒げ、パトカーなんて関係ない
逃げよう 逃げよう サイコロ7号と書いてあるヘリコプターに乗って
オレンジ色の太陽がいる黄色い空に飛び立とう
トリケラトプスの角がだんだん小さくなっていく
僕が座っていた新宿中央公園のタコ型ベンチも
穀潰しみたいに小さくなっていく
このヘリコプター 上へ行きすぎ
空気が薄い 蛇に喉をからまれているみたい
虹が目の前にある
あれ、虹にぶら下がっているのは ダンテ!??
何で、この時代にダンテ。
あ、でもよく見れば、ダンプの奥様だ
うう、もう息が・・
息が・・・ こんなヘリコプター要らない
どうして、上へ上へとだけ昇っていく
どうして上へ上へと行かなきゃいけない
良いじゃないか 今のままで
苦しいし このままじゃ狂う
イカリングを10枚 蒼い喉に詰まらせたように
目が白黒に点滅
いいじゃん 今のままで
苦しい 苦い 狂うよ 狂うぜ
ぶっこわす このヘリコプター
最近、何も考えていない
以前は好きではなかったマクドナルドに
何とはなしに行くことが多い
たぶん、そんな場所は他にもある
羽をむしられた鳥のように
今の心はむしられている
時間と忙しさと未来へのプレッシャーによって
タバコの自販機がやけに明るく見える
多分、そのせいもあるんだろう?
明るいモノへの憧れみたいな・・・
だから、マクドナルドへ行くのかも
今日も暑いけど
今君は何をしているのかな?
働いているのかな? それともしゃべっているのかな?
忙しそうに 真面目に 君は動き続けているのかな?
なんかそれってすごく面白いぐらいに素敵だよね
働くことに真面目な君
僕にはそれができることがたまらなくうらやましいよ
働けない
日はまた昇るけど
僕には無理だね・・・
まあ、いいけどねえ・・・
僕が僕であるために 君が必要なのは変わらないし
部屋の隅に置かれたピンク色のソファア
穴の開いた四角いクッションがのっている
呆けて僕はソファアに寄りかかる
何もない 視線の先には何もない
白い天井はあるけど
それは地球じゃないような気がする
大きすぎる地球 抱きつけない キスできない
大きすぎて何もない
大きすぎる地球を僕はなかなか愛せない
等身大の自分なら愛せるけど
地球大の自分は愛せない
僕より大きな君も 僕より小さな君も
全然愛せない
わからないから
具体的にわからないから
だから 僕が抱きしめているときの君が好き
そん時の君は具体的
具体的で 僕にはわかりすぎている
わかりすぎるくらいに 等身大だよ
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