深夜26時の第2京浜
信号とヘッドライトだけが光り
肉まんをほおばる僕を照らす
眠くて、何も考えることもできない自分
ただひたすらハンドルを握り、アクセルを踏む
ふいにあなたが奇妙なほど正直な1日を思い出す
下校時間もとっくに過ぎた学校のテラスで
ひんやりとしたベンチに腰をかけ
将来の計をはかったあの日。。。
いくつもいくつも・・・僕はあなたの質問に答えた
そのひとつひとつに、僕の熱意と想いがあって
それはとてつもなくステキなものだった
あのときは、若かった。だから、自信をもって
あなたが納得しているものだと信じていた。
いつもと違い、反論ひとつせず、
ひたすら頷き。
幾度となく表情を変えて話を聞いてくれた。
帝王学とは
形而上学とは
無機物とは
すべて机上の空論でしかなかったが、
僕は得意になって語っていた。
ブレーキに足をかけて、僕は道を変えた。
港を目指して
月光もなく、ただひたすら空港に灯るライトを
見つめては見つめては
何かとんでもない失敗をしてしまった気分に陥る
開いて結んで 何度も我が手を眺める
自分が追いやったのかもしれない
あの日から、あなたはもう姿を見せなくなった
トリガーがなんだかわからなかった。
だが今になって、自分がトリガーになっていた気がしてきた
傷ついた_?それならぶつかってきて欲しかった
全力でぶつかってくれば、全力でもって受け止めたはず
あのころの僕なら、それを時間も愛もすべてを捨てて
その想いを大事にしたはずなのに
知らないね。今となっては。
僕が生き長らえてきたわけは、この言葉かもね
|