2000/4/21(土)
21:00
現在地、東京23区内の親戚宅。
目覚ましは4:00にセットした。1つではかなり不安があったがほかに方法がない。そろそろ寝ようと思う…
23:00
が、色々しているうちにこんな時間。風呂入りたいな。
24:00
風呂に入った結果、寝たのはこの時間。
2000/4/22(日)
3:00
朝早く目覚めた今日はいい天気〜よ、って早すぎ!!
もう一度寝る。
4:00
目覚ましが鳴る直前に目がさめる。いつもこうだといいなあ。
朝早く目覚めた今日はいい天気〜よ、って真っ暗。前日・前々日に遊びまわったおかげで身体が重い。夜勤明けで東京直行したのがそもそもの原因。
ともかく起床。
4:30
寝ぼけた顔してないであの山めざそう〜、そうは言っても眠い…。
仕度していざあの山(笑…)へ。
駅まではバスがないのでタクシーを利用。
4:40
駅に到着。さすがにホームには人が少ない。しばらくして…
「まもなく2番線に、各駅停車大船行がまいります…」
京浜東北線南行列車が到着。車内は座席がさらっと埋まっている状態。だが目的地がビックサイトの人間は一発でわかる。おなじ車両だけでも数名を確認。そのうち3人は仲良くカタログを見ている、別にいいけどさ。
4:54
西日暮里着。今日は常磐線で線路切替工事があり上野−北千住間が6:00まで運休、千代田線への振替が放送される。
5:02
秋葉原着。総武線始発上り列車(津田沼発)からの乗換え客が多く、一部車両に立席がでる。こみパ組も増加。
5:06
東京着。こみパ組はダッシュで京葉線ホームへ。急ぐ気持ちはわかるけどそないに走らんでも乗れるって。
いつも思うが京葉線は遠い…。
5:15
京葉線下り2番列車の各駅停車蘇我行が東京駅を発車。乗車率は低く空席多数。
途中駅での乗降はほとんどない。越中島をすぎ地下をぬけると夜が明けてきていた。
今日は言い天気になりそうだ。
晴れた空に浮かぶ雲に乗って気ままに行こう〜♪
5:25
新木場到着。乗客のほとんどであるこみパ組はドアが開くと同時にダッシュ。JR改札口をでて左折、臨海副都心線のきっぷ売り場にならぶ。各列5人程度なのですぐに購入できた。
ホームにはまだ40分以上ある始発列車への列が各乗車位置にホーム一杯まで並んでいる。
さて、臨海副都心線始発列車へはもう2本あとの下り京葉線でも乗り継ぐことが出来る、が実際に乗車できるかどうかは別問題である(改札制限等)。
この時点で気付いたこと…男ばかりだ。
5:40
徐々に人が増えてきた、がこれ以降ほとんど増えない。入場制限でもしていたのだろうか?
並んでいる人々はカタログチェックに忙しい。
5:55
東京テレポートからの始発列車が乗客数名で到着、乗客は目を丸くしている。これが折返し東京テレポート行の始発列車となる。
ドアが開いた瞬間になだれこみ満員となる。列の前のほうのヤツらはなぜか着席した。着席したら降りるとき時間がかかるのだけどねえ。
6:08
新木場発車。乗車率は200%強、朝ラッシュ時を知っていれば大した事はないのだが周囲の方々は…。東京で生活するならこの程度でわめくな。
6:13
「ご乗車ありがとうございました…」と車内放送、国際展示場駅到着。車内が殺気立つ。
ドアが開ききらないうちに全力疾走。ホーム・エスカレーター及び階段・改札口・駅前の順に大量の男共があふれ、駈け抜ける。何度か振りかえるが不気味だ。駅前にスタッフがいて「走らないで下さい」と叫んでいるがだれも聞いちゃいない。
私? 右足筋肉痛及び体力少のため走るなんてとんでもない。階段上るのでさえ辛いのだから、早歩きが精一杯。100人以上に抜かれただろうね。
6:15
ビックサイトへつながる陸橋に約4人で1列の長い行列が2つ見える。スタッフの誘導により右の列へ。
それにしてもなぜ2列? 左の列はこちらより短いのに並ばせないし?
この列は徹夜組だったらしい。それを知ったのは「こみパ」が終わった後。
6:23
並んだ時は陸橋下だったが、じわじわ進み陸橋上までくる。真上にゆりかもめがある。
新橋発のゆりかもめ始発列車が国際展示場に到着、改札口から全力疾走してくるが「走るな」と大声が飛び交いやや落ち着く。
この時点で私の後ろには数百人並んでいた。ゆりかもめ始発組の一人が「何時から並んでいるのですか?」と質問、「10分ほど前です」との答えに驚いていた。臨海副都心線始発とゆりかもめ始発の到着差はたった8分、だがこれで数百人の差ができる。おそろしや。
6:30
じわじわ進み、会議棟(逆台形の建物)の真ん前にいる。ここで行列がひとつになる、左の列と右の列を交互に入れているようだ。なかなかいいアイデアと思う。
まっすぐ行くかと思ったら左へ曲がる。
6:55
いつのまにか東棟の前まできた。ここで一旦動きが止まる。座り込んでカタログチェックする人多数、このままここで入場待ちかな?
7:08
全員立ちあがるが動かない、と思っていると急に動きだす。それも速い。一度ガレリアの中に入るがすぐに抜け東1の裏へと流れる。
7:15
東1裏の搬入口が開いていており中が見える。騒然と並ぶ机、閑散としたホール内(といっても人は結構いるのだが…)。3時間後どうなっていることやら。
7:30
動きが収まり小休止。横をみると早くもとあるスペースに行列が出来ている。どんなイベントにもある大手のスペース、その名は「WC」。
8:00
少し進んでは止まる、を繰り返す。トイレなどで列を離れることができず一人での参加はつらいようだ。私は別にかまわないし動いてくれるほうが気がまぎれる。でもいつまで動くんだ?
8:35
少し停滞していたと思ったら急に進み始める。列はうねうねと折れ曲がりながら後ろが続く。先頭はどこやろ?
そしていったいどんだけの人間がいるのだろうか?
8:50
動きが止まり、持ってきていた朝食を食べる。もっと早く食べることも出来たが、並んでいる途中で腹減っても列から離れられないので我慢してました。
立ちながら食べるのは結構辛い。なおメニューは菓子パン2個にバナナ・ココア。
食べながらも少し動く、食べてる時ぐらい停滞してほし−(涙…)
9:20
東3裏の角でやっと落ち着く、って開場まで40分しかない。海が見え気持ちがいいが風が強い。実は早朝から強風である。
周囲は座りこんでカタログチェックに忙しい。ここで私もはじめてカタログを開くが守備範囲が狭いのでチェックはすぐに終わる。ぼーっと海を眺める。眠い。
ふと思ったこと。今の最後尾ってどこやろ?
9:45
なにやら列の前方から走ってくる人多数。少ししてスタッフが何か言いながら歩いてくる。
「カタログがないと入場できません。現在、東1付近で販売しています…」
おいおい、カタログなしで並んでるやつなんてたいしておらんだろう…と思っていると私の周辺からも続々と買いに行く。おまえらなあ、俺より前にいるということは始発組か徹夜組だろうが。それでカタログ無しとはいい根性しとるな。
ただ保存用にと買いに走った方々もいたようで。
9:55
カタログを買いに走った方々が急いで戻ってきている。そりゃそうだあと5分。周囲はまだ座りこんだまま。
10:00
全員立ちあがる。開場時刻である。
列は動かないが気はあせる。戦闘体制にはいる(笑)。
10:04
列が動き出す。周囲はまだ落ち着いているようだが進むにつれ列が乱れる。ま、こんなもんでしょ。
10:10
列の進みが速い。殺気立ってくる。
東棟のガレリアに入る。入り口のマットがめくれており数名が転びそうになるが、みなさまは他人の事を考えている余裕がないようだ。まあ、あそこで立ち止まること自体が危険だし。将棋倒しにならなきゃいいけど。
列が横に広がる。乱れ放題。
10:11
ガレリア内、東3前まで進む。恐ろしく密度の高い列になった。前後との隙間はほとんどない。横4人のはずが約8人いる。男ばかりなので暑苦しいことこの上ない、が私もその一人である。
列は少しずつ進む。歩きにくい。
私の前を歩いていた方、何度も足を蹴ってしまいました。この場で陳謝。すいません。
10:13
東2前。反対側の東5では「国際ブックフェア」をやっている。当然、普通のイベントのため一般客ばかり。こっちは年齢層が特定された男ばかりが密度の高い長−いをつくっているので奇異な視線がちくちくと…。
10:17
東1前。周囲が殺気立って結構怖い、が前方でなにかざわついている。
その理由とは…さきほどスタッフが「入場の際にカタログが必要となります…」と言った。カタログが入場証がわりなのは告知されていたけどそれのチェック方法が…。
みんなカタログを手に高々とあげている。これが入場証の確認方法である。すっげえハズい。反対側には一般客がいるんだぞ。みんな「何事か」とみてるんだぞ。列だけでも不気味なのにあの表紙のカタログを全員が高々とあげて東1にすいこまれていく状況はどう解釈されただろうか?
それはさておき、列のみなさんは「おいおい」や「マジかよ−」とざわつきながら、苦笑しながら、カタログをだしていた。このおかげで殺気立っていたのが少し落ち着いたようだ。
10:20
こんなに早くここまで来れるとは思わなかった…
東1棟入場、こみっくパーティー参戦。
戦闘開始!!
10:22
「ここ、どこや?」
慣れていないせいか、いきなり迷う。勢いだけで突入したため現在位置を見失う。そこらへんのサークルを見て位置確認する。このあとも何度か現在位置をロストしたが、方向感覚だけでなんとかする。いや、なんとかなった。
10:40
場内大混雑、通路を歩くのが困難である。現在の戦果3冊。
11:00
とある大手サークルが壁ではなく島にあったためその行列が通路を占拠。ほとんど通行止め状態で人の流れを妨げる。友人からそこのブツを頼まれていたがハナから買えるとは思っていなかった。行列見て即座に却下、「こりゃ無理や」。
現在の戦果5冊、心は既に満足。
11:15
先ほどの大手サークルの列が恐ろしい長さになり、壁まで達したので折返してきている。最後尾不明…なんとかしてくれ、列が邪魔で通路が分断されている。
チェックしていたところは大方買えた。壁サークルもチェックしていたが行列みて却下。
右往左往していると色々買いたくなってくるが、周囲に流されることなくただ歩く…はずだったが2冊買っていた。
11:30
戦線離脱。舞い上がっていたので1時間たつのが恐ろしく早い。身体はガタガタのはずなのだが良く動く。人間の欲望って怖いね。
戦果は8冊、ご満悦。中身のチェックは家に帰ってからと思いカバンにしまうが、周囲は座りこんで戦果物を堪能する人多数、見苦しい…。
ひやかしに悪友へ電話する、特に意味はない。
さらに友人に電話。ブツが買えなかったとの報告、ごめんなさい。
ここで脱線。少し濃い話。ようは「こみパ」やらなきゃわからん話です。
私がハマったのは瑞希ちゃん。横ポニというのもなかなか良いのですが、「お子様キャラクターも似合います」が決定的。
それを目的にチェックしてたんですが、いかんせんメインヒロインなので一番人気ではない(笑)。
瑞希本は少なくないがピーチ本は…。結局、サークルカット・ホームページ見て気に入ったサークルなら、無条件に買ってみようと。
結果、郁美本5冊、詠美本1冊、その他2冊。
……かなりヤバい偏り方だねえ。
瑞希本ナシってのは予定外。「猪名川〜」で郁美も好きになりましたがいかんせん年齢が…ね。
閑話休題
11:47
戦線復帰。もうひとまわり物色しに行く。
が、完売が目立つ。私が買ったところのいくつかも完売。これ以上買うことはないかな…。
会場内では混雑により携帯電話は役立たずなことをみなさんよくご存知ですが、無線機を駆使して戦果報告している人がいた。なるほど…というかそこまでするかね。どっから調達してきたのやら。
11:53
ふと、何もないスペースがいくつか目に付く。よく見ると張り紙がしてある。
「GAME OVER」原稿を落としました
…。
確かに原稿落とせば、即 GAME OVER だったけど…。
それにしても…この張り紙…ほしい。
12:00
なんとなくステージの方へ行く。何もしてないのに混雑している。ここだけ着席可(地べたに座っているだけ)なので皆様、合法的に戦果物を堪能しておられます。不気味だ。
腹が減ったと思ったら、すでにお昼。かといってまだ外に出る気がないしライブもちょっと見たい。
ちゅうわけであっさりと昼食抜き決定。
12:15
訳もわからずステージ前にいたが、ライブは13時からとのことなので戦場へ戻る。が、もはや戦場は沈静化の様相を呈していた…。
12:30
一回りしてもブツはほとんどない。よって行列もほとんどない。ちなみにここで言う一回りとは「こみっくパーティ」スペースのみ。White Album・To Heartなど他作品のスペースは一切含んでいないので一回りするのが早いのです。
そろそろ身体が悲鳴をあげてきたので撤収しようかな−と思う。がライブは見ていこうかな。
12:45
ぼけ−っと外で休憩しているとなにやらステージの方が騒がしい。急いでステージ前に向かう。13時からじゃなかったっけ?
12:52
ライブが始まった。守備範囲が「こみパ」だけなので知っている曲が少ないが生で聞くのは良いもんだ。
As time goes byが演奏されると口ずさみそうになる。この曲で雰囲気がいっぺんに「こみパ」らしくなったと思うのは私だけ?
13:10
ライブが終わる。15時頃からもう一度演奏があるそうだ。がスペースを一周して撤収することにする。
13:20
会場を後にする。それにしても出てくる人の多いこと。既に閉会したみたいにわんさか出てくる。やっぱり男ばかり…。
東1棟の横から会場の中をのぞく、と、まだ行列があった。よう並ぶなあ…。売るほうもまだ在庫あるんかいな、それとも手際が悪いのか。
早朝に並んでいた所をのんびりと歩きながら国際展示場駅へと向かう。早朝の喧騒がうそのようだ。まだ会場へ向かう人もちらほら。
このあと疲れきっているにもかかわらず、秋葉原・品川と回り、新幹線で熟睡することになる。
完