3泊4日及び4泊5日クルーズはディズニーワンダー号にてクルーズが行なわれています。ディズニーマジック号とは出港日が違う為、乗り間違える心配はありません。
正午に乗船が開始されますが、早めに行かれることをお勧めします。乗船時にセキュリティーチェックを受けた後、部屋のキーになるカードにて乗船確認を機械で行ないます。ブリッジを渡り初めて船内に入るとクルーがファミリーネームと何所から来たかを尋ねます。クルーに回答した直後ファミリーネームと何所から来たかをマイクを通して歓迎のアナウンスとして放送されます。その後記念写真を撮られます。
さらに先に進むとクルーが机を出してリフィールフリー(おかわり自由)のソフトドリンクのマグカップを販売しています。原則的には船内の飲み物は一部のコーヒー、紅茶、ジュースを除いて有料である為、リフィールフリーのマグカップを購入した方が安くつきます。船室に入室できるのは1時からなのでもし時間があるようでしたらデッキ9後方にあるトップサイダー(Top
Sider)で昼食を取りましょう。ブッフェ形式でもちろん無料(クルーズ代に入っている)です。
午後4時になると避難訓練があります。これは強制的に全員参加でアナウンスが流れ次第、部屋のクロゼットの中の上にある救命胴衣を装着しデッキ4の両サイドにあるプロムナード(オープンエアーの通路)に行きます。行く場所は部屋のカテゴリーと部屋番号によって決まっていますので間違えずに行きましょう。指定の避難場所に着くとクルーが出欠を取っていますので、部屋番号を聞かれたら声を出して答えるとともに手を上げて下さい。そして乗客全員が避難場所に集まったのを確認するとアナウンスとクルーのデモにて避難誘導の説明を15分程かけて行ないます。説明が終わると順次解散になり部屋に戻ります。
5時になると星に願いをの汽笛とともに出港しますので、出来ればデッキ11の甲板に行くか部屋にあるバルコニーに出て感動的なシーンを目に焼き付けて下さい。出港後30分程は細い運河の様な湾を進みます。進行方向右側には釣り客、レジャーボートや公園にいる人々が手を振って見送ってくれます。ここを通り過ぎると大西洋にでて風や波も少し大きくなります。さぁディズニーの夢の世界へいざ出発です。
出港翌日の朝には最初の寄港地であるバハマのナッソーに到着します。オプショナルツアーはいろいろありますがやはりブルーラグーン・ビーチツアーかブルーンラグーン・ビーチとドルフィンエンカウンターツアーの何れかが良いでしょう。ブルーラグーン・ビーチにはドルフィンエンカウンター(オプショナルツアーあり)の他にクルーズのオプショナルツアーには入っていませんがスイムウィズドルフィンがあります。ドルフィンエンカウンターは海を仕切ってできた小さなプールの端に座ってイルカに触ったり餌を与えたりします。スイムウィズドルフィンは海を仕切ってできた大きなプール(野球の内野グラウンドより少し大きめ)にライフジャケットを装着して入りイルカと一緒に泳いだりキスをしたり簡単な曲芸に参加したりして約45分程楽しむものです。もちろん足はつきませんがライフジャケットを装着している為心配はありません。小学校高学年であれば問題なく参加できます。ただし、クルーズ参加後現地にての申し込みは不可能な為、あらかじめ現地に直接ホームページからメールするか電話にて申し込んで下さい。ただし英語のみの対応となりますので、もし不安がありましたらナッソーにある日本語の出来るツアー会社に出発前にコンタクトしてみて下さい。
ブルーンラグーンは港から10トン程の船に乗り、沖合い約45分位のところにある珊瑚礁でできた島で大きな入り江があり小さな子供も安心して泳げる所です。もっと詳しい内容が知りたい場合にはメールを頂ければすぐにお答え致します。
キャスタウェイ・ケイはバハマ共和国の中にあるディズニーのプライベートアイランドでディズニークルーズ参加者のみ上陸出来ます。ビーチはファミリー用と大人用とがあり両者は自転車で10分程離れています。大人用のビーチは船から少し遠くキャラクターなどが来ないのでとても空いている為、海水はファミリー用ビーチより綺麗です。
ファミリー用ビーチは色々な設備が整っており少し混んでいますが、なにせクルーズの乗客しかいない為フロリダの他のビーチと比べても断然空いています。ビーチでの楽しみ方としては自転車を借りてサイクリングをしたり、ビーチバレーをしたり、足漕ぎボートを借りて船に近づいてみたり、シュノーケリングをしたりと様々な楽しみ方で一日をエンジョイ出来るでしょう。因みにシュノーケルリングをするには基本的にはライフジャケットを着用しなければなりません。また沖の至る所には監視人が椅子に座って監視しています。この辺が小さい子供を対象にしているディズニーの安心するところではないでしょうか。沖の海中には難破船やミッキーの人形がありますので探してみて下さい。大きな入り江の中なのとシュノーケリングのコース上である為心配は要りません。コースを外れたり少しでも危険な行為をすると監視人に注意されますのでマナーは守って下さい。
昼食はビッフェ形式で何回食べても無料です。このビッフェで貰えるジュース類ももちろん無料ですがコーラやスプライト、アルコール類などは有料ですのでソフトドリンクを飲むようでしたらリフィールフリーのマグカップを持ってきましょう。ここでもこのマグカップを差し出せばおかわり自由でソフトドリンクを飲むことが出来ます。また船に戻って落ち着いて食事をすることも可能です。
夏の時期は紫外線も強く遮る物があまりない為熱中症と日焼けにはくれぐれも注意して下さい。
最終日、楽しかったクルーズともお別れ、いよいよ下船の時です。船は早朝6時にはターミナルに接岸しますが乗客の下船開始は8時半〜9時の間です。スーツケース等の大きな荷物は前日の夜中の12時までにカテゴリーごとに色分けされた洒落たラゲージタグをつけて通路に出しておきます。
まず私たち日本人を含むアメリカ国籍以外の人々は朝6時から7時までの間にデッキ3にあるWave
Bands(違う場合もあるので船室に毎日届けられるナビゲーターもしくはアナウンスで確認を)にパスポートを取りに行き、そこで入国審査を受けます。乗船時にチェックインカウンターでパスポートを預けた際に貰った引き換え券をなくさないように注意して下さい。
夕食がファーストシーティングだった方々は朝7時から手荷物をもって朝食を食べに各自指定されたレストランに行きます。部屋には戻れませんので忘れ物には注意してください。セカンドシーティングの方々の朝食の時間は朝8時半からです。もちろん朝食をパスしても構いません。
下船し1階にある到着ターミナルに入るとBaggage Claim(荷物引取り所)があります。荷物は各カテゴリーごとに色分けされたエリアに整然と置いてありますので自分の船室のカテゴリーをよく確認して間違えない様にして荷物を引き取って下さい。その後税関を通りツアーバスで来た人は左側へ、レンタカーもしくはタクシーを利用する人は右側へと進んで下さい。