アコードSiR-Tって何？
ホンダには「SiR」というグレードがあります。どんなおとなしいファミリーカーでも特にこのグレードには「走りの遺伝子」が濃く注入されているのです。シビックを始め、プレリュード、CR-Xデルソルにもありました。もちろんアコード（とトルネオ）にも設定があり、CF形にモデルチェンジされてもこのグレードが登場しました。2000ccで180psとDOHC-VTECの力を存分に発揮するまさに「HONDA DNA」を象徴する車なのです。
しかしこれと同時に「SiR-T」というグレードが現れました。これはSiRがAT専用なのに対してMT専用グレードで、ツインエキゾーストシステムや大口径スロットルなどの採用により、SiRよりさらに20ps絞り出し200psとなっています。
末尾の「T」の意味は「マフラーがツインだから」「チューンしてるから」など諸説あり、はっきりしていません（何ででしょうね）。
マイナーチェンジにより「ユーロＲ」が追加されたので、SiR-Tはお役ご免と消滅してしまいました。今ではPSソフト「グランツーリスモ２」の中でひっそりと過ごしています。
私は5ナンバーサイズにこだわるので、ユーロＲよりこちらの方が好きです（でもレカロ純正はいいなぁ）。
↑結局純正レカロ入れました('02.6)