宝刀を持って逃げた風祭蘭之助を追う犬飼平四郎とその仲間のトリオ。 あっさり返り討ちにあい重傷を負った平四郎は、浪人の溝口半兵衛に一命を救われる。 復讐を誓う平四郎だが、気合いはどーも空回り。 風祭の希望もあって代理決闘をやらされそうな溝口の顔は暗いのだった。
緒川たまきがとてもかわいい。 ウチにも一人欲しい。
最近夜の番組でやたら食い物について語りまくってる風間杜夫のカッコイイところを久しぶりに見た。
布袋寅泰が意外に良い。
吹越満は予想通りいつも通りな感じ。
相変わらず大沢健は二枚目のくせにパッとしない役回り。
谷啓、芸が細かい。 あれはさすがと言うべきなのか。
映像はほとんど全部白黒で、人が斬られるとこだけ画面がパッと赤くなったりする。
「ああ、いま斬られた、斬られちゃった」
とても解りやすい。
映像から受ける印象の割に、話の組み立ては意外に古典的。 逆に言えば、拒否反応も無く普通の映画として観ることができて良かった。 観終わった後で「あれは納得いかん」みたいなものが残らなかったね。
字幕の出演者名が全部ローマ字で読みづらかった。 そんなとこでカッコつけんでもいいだろーに。
1999-10-31