未亡人の切り盛りするさびれたラーメン屋に立ち寄ったトラックの運転手が、仲間たちと一緒に、そのラーメン屋を立て直すべく未亡人を特訓する話。
本筋はこれだけ。
そこに全く脈絡も関係も無い短いエピソードがいくつも挿入されて、てんこ盛り幕の内ムービーになっている。
面白いんだけど、何が面白いのかって説明するのはちょっと面倒。
何が面白いんだろうなぁ。
えーと、登場人物も制作者もみんな食べることに非常にこだわりを持っているので、それが面白かった、ということにしておこう。
アメリカでも公開されたらしく、ちょっと意外だったことに Microsoft Cinemania にもちゃんと載っている。 しかも誉めちぎっている。
記載内容がちょっと混乱していて、 Goro が Ooro になっていたり、 Koji Miyamoto なる人物が(宮本信子と役所広司とは別に)出演していることになっていたりするけど。
まあそういうのはありがち。
その中の "Ebert Review" には、
「思うに、最も広く親しまれるユーモアとは、普遍的なユーモアではなく、むしろ一つの文化から出て他の文化を無視しているかのようにして広まるユーモアである」というような意味のことが書いてある(訳、あってるかな)。
1997-06-29