こちらはオトナ部屋です!!
御注意ください!
今日はただの島村ジョー。
スリーは延々とそれについて考えていた。 もちろん、こうして一緒にいるときに決まっている。 スリーにとって、自分がフランソワーズであるのと同じように、彼がジョーであるのはとても大切なことであった。
ふと、思った。 いま「正義の戦士ゼロゼロナイン」に戻ったらどうなるのかしら…と。 そんなことを考えるような余裕が出てきたのは、慣れてきたからなのだろうか。 「ねぇ、ジョー」 ナインの動きが止まる。 「私、どうなっちゃうのかしら」 知らない。 が、良くないことが起こるだろう。たぶん。 「噛まないよ」 ほっとしたようにスリーは言ったけれど、ナインの胸には疑問が残った。 いまこの状況で。
こんなんじゃ満足できないという意味か!? 揺らすのを依然としてやめたまま、ナインはじっとスリーを見た。 頬が紅潮しているし、さっきから可愛い声をあげている。 が、 あるいは……? ナインはぐっと体を沈めた。 が。 もしも本当にスリーが「足りない」と思っているのだとしたら? 「……くっ」 どうする。 考えあぐねている間に無意識に腰を引いていた。 リズムが変わった。
体を震わせ、驚いたように目を開き目尻に涙の粒が盛り上がるスリー。 「あ、……すまない」 「ううん……平気……」 いや、だめだろう。 「いや……ごめん」 額にキスをし、ナインは己を抑えた。 ゆっくりいこう。
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