こちらはオトナ部屋です。
御注意ください!!
フランソワーズ。 僕が――どんなに君の事を愛しく思っているか、 わかってないよね、きっと。 だって、ちゃんとわかっていたら――そんなに不安になる訳がない。 きっと、君の心の奥にはいつも・・・僕がいつか君から離れるのではないかという不安が在るのに違いない。 どうしてそんなモノが在るんだ。 いいね?
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いつもより執拗だった――と思う。
フランソワーズはずっと、泣きそうな顔で だけど。 ダメだ。 そんなんじゃ、まだまだ足りない。 全然、足りないよ フランソワーズ
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もっと深く。 もっと――もっと。 君のなかに深く自分を埋めてしまいたかった。 ねぇ・・・君の不安はどこにあるの?まだ先があるの?まだ奥なの? 大切なモノじゃないんだろう? そんなもの。
フランソワーズ。 ちゃんと僕を見て。 僕はここにいる。君のそばに。――君のなかに。 何が不安? 言ってごらん? 僕は――何でも聞くから。 だから・・・ 一人で抱えてないで、言ってごらん?
ジョー・・・大好き。
熱い声が耳を掠める。 ――知ってるよ。ずっと前から。 そう囁くと、小さく「ジョーのばか」と言われた。 もう――大丈夫だよね?
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「ねぇ、ジョー・・・お願い。もう・・・動かないで」 腕の中でフランソワーズが頬を上気させて請う。 「――僕じゃないよ。てっきり君かと・・・」 再び振動が伝わってくる。 「――ったく。何て操縦だ」 「やっぱり僕が行かないと――」 けれど。 僕の胸にぴったり頬を寄せているフランソワーズ。 「――せっかくだから、もう一回する?」 やっぱりいつものフランソワーズだった。
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