第1回 情報開示
プレイヤーの皆さんは今回のアクションに対するリアクションで知り得た情報を開示してください。方法はこの発言に対するコメント(RE:)の形でお願いします。
手に入れた情報、気になった出来事、出会ったNPCとその素性等、なんでも結構です。
最低一つは情報を開示して下さい。
帯刀 祐二
何をするにしてもまずは手近なところから始めるべきだろう。
幸い俺の住むマンションは世羅さんと同じマンションだ(だからこそ彼女と知り合いだったわけだが)。今回のことに世羅さんがもし関わっているとしたら何らかの手がかりが彼女の部屋にあるかも知れない。そう思い立って彼女の部屋に向かってみた。
流石に鍵が掛かっているだろうと思い、どうやって中に入り込むか悩んでいたのだが意外なことに鍵は開いていた。
部屋の中にいたのは・・・赤室翔彦だった。
世羅さんの上司とか言っていたし、残務処理うんぬんと言う話も判らない訳ではないけど、どうにもこのおじさん挙動がおかしい。
なんか追い出されるように部屋から退去させられ自分はさっさと逃げるように帰っていった。・・・2冊の本を隠すようにしながら。
あの召集の時一番最初に口火を切ったのもこの人だ、何を隠してるんだろう? 何を持ち出したんだろう?
取りあえずこの人の話はあまり鵜呑みにしない方がいいみたいだ。
長内 香織
事故現場に行ってみた。
鈴原さんと赤室さんに会う。
結構、みんな同じ事を考えるみたい。
特に収穫は無し。
柚織ちゃんに会いに行く。
白凰文化ホールで、歌の練習中だった。
コンクールが近いとかで、かなり忙しそうだ。
一緒に水晶の首飾りについて調べようと思ってたのだけど、当分は1人でやる事になりそう。
それから、ちょっと変わった2人組み。
白凰高校の制服を着た少女と、ヴィオルケースを抱えた外国人のお爺さん。
少女の名は、巧美。お爺さんの名(だと思う)は、エーリッヒ。
タメ口を利いていたから、印象に残った・・・組み合わせだけでも、印象的だけど。
オーゼイユ街とか、ムトゥーラってどこの国にあるんだろう?
「グオウを慰める宮廷にガクシはいくらいても足りない」と巧美ちゃんは言ってた。良く判らないけど、普通の高校生じゃ無い気がする。
新駅前のリゼルポットで、鈴姫ちゃんを見かけた。
「世羅さんが生きてるなんて思ってない」と彼女は言ってたけど、人ごみの中に世羅さんの姿を探してるような気がした。
世羅さんが生きている・・・私は、どう思ってるんだろう?
英 東児
今日は空振りか。
実際に事故に遭った巳堂君に聞けば何か手掛かりがあるかと思ったが、手に入った情報はあのお守りが特殊なものってことだけ。どう特殊かというと、それは明日にならないと分からないときてる。どこで手に入れたものかも分からない。パールじゃないことは確かだが。
会社の資料と担当記者の話じゃ陵の生存の可能性はゼロ。巨石の下敷きになっていたっていう証言、そんなのがあるなら俺だって生きてるなんて信じられない。本当に死んだのか、陵。じゃあ誰だ、こんなことしてるの。
崩落事故のもう一人の生存者の日下部矢尋という人物からも取材しほうが良かったかもしれない。でも、あの事故から1ヶ月しかったってないし、まだ病院か・・・。接触できるか? 株式会社クサカベ勤務で日下部・・・、無駄足かもなあ。
陵の妹には連絡すらつかない。留守電ではどうしようもない。
とりあえず、明日は水晶の解析結果を聞きにいくか。
久遠 奨
まずは、事故現場を調べた。
廻りはかなり荒れ果てており、見た限りでは手がかりは無さそうだ。
現場の捜索途中に赤室氏に会った。
かなり憔悴した様子が伺える。
ここに来たのは、「墓参りのかわりに・・・」ということもあるのだろう。
続いて病院のデータベースを当たってみることにした。
助かった2名の内、巳堂英一に関しては軽い打撲程度の軽傷で済んだと記録されている。事故の第一通報者が英一であったとの付記もあった。救助されたもう一人の人物、日下部矢尋(くさかべ・やひろ)は英一ほど軽傷ではなかったものの、2針縫った頭部の裂傷が一番深刻な傷であり、翌日には退院していた。
どうやら、こちらから家を訪ねなければいけないようだ。
その後、控え室に戻って二人の住所を調べている途中、ふと昔の記憶を思い出す。
まったく・・・縁とは奇なるものだ。
出羽 清虎
朝方にライブハウス「シルファムーン」脇の路地で、野良猫のロクスケにご飯を持っていく。そこで陵さんの妹・陵杏里さんと一緒になる。しかし杏里さんがロクスケに声をかけると、一目散に逃げていった。もしかしたら、ロクスケの足の傷は杏里さんとなにか関係あるのかな? あと英東児さん、確か杏里さんは「B9区画のブティックで働いている」そうですよ。店に行けば会えると思うよ。
昼はB12区画の喫茶店でウェイトレスに崩落事故当日の様子を尋ねてみる。しかし、有力な情報は聞けずに終わる。
他の人達との情報交換が必要だと痛感した。あとで、皆に色々聞いてみようかな。
夜再びロクスケへの食事を携えて路地へと向かった。去り際、今朝持ってきた鯵の干物がまったくの手つかずで残っている事に首を傾げる。鯵はロクスケの大好物でいつもなら残すということはないのだが・・・朝一緒になった杏里さんと何か関係あるのでは、と考えるのは邪推だろうか?
鈴原 志郎
まずは、赤室氏に連絡をとって、事故現場へ向かってみた。
長内さんに出会ったことと途中で新たな崩落事故に巻き込まれかけた以外は何もなかったが、水晶に変な反応があったような気がしたが、気のせいだったろうか。
あとは、基本的な調べ物に終始した。商社時代を少し思い出した。
とは言え、素人のやることだ。もう一人の生存者、日下部矢尋の名前がせいぜいの収穫だった。
クサカベ所属ということだから、元同僚にどんな奴か聞いてから、話をきいてみるとするか。
さて、もう夜も更けた。明日の仕込みを済ませて寝るとするか。