#2a 長内 香織
アクション1:
どうもです。
今回のアクションですが。
1アクション目:図書館でオーゼイユ街、ムトゥーラ、雲の帳などについて調べます。巧美とエーリッヒの会話に出て来た単語に喰らい付くと言う事で。
2アクション目:白凰高校に行きます。巧美と言う少女に会いに。会えたら、エーリッヒの事や柚織に興味がありそうだった理由を尋ねます。
3アクション目:占いショップパールへ行って、水晶の首飾りの事を調べます。形や材質に、何か意味があるのかどうか。科学的解析は、他の方がやってるようなので、占い(オカルト)方面からアプローチしてみたいと思います。
尚、同盟に英東児氏が加わりました。 以上、よろしくお願いいたします。
リアクション1:
【長内香織・成否判定結果】
ロールに2回成功、1回失敗しています。
「幸運のお守り」を使って1回の失敗を成功に変える事が出来ます。
「幸運のお守り」を使うか、その場合何回使うかを決めて申請してください。
アクション2:
どうも。へむれんです。
幸運のお守り、1回使います。
よろしくお願いします。
リアクション2:
【白凰市立図書館】
昨日文化ホールで聞いた会話の単語がどうも気にかかるあなたは、新駅前の市役所近くにある市立図書館に足を運ぶ。
検索用コンピュータの前に座り、慣れない手つきでキーボードを叩いていく。手を変え品を変え、多角的に検索を実行して導き出された結果は以下の通りだ。
オーゼイユ街:ヒットなし。
ムトゥーラ:ヒットなし。
雲の帳:
雲=大気中の水分が細かな粒(氷晶)となって、空に浮かび、白く見えるもの。
の=あとに来る言葉の内容や状態・性質などについて限定を加えることを表わす。
帳=〔戸の代りに張るものの意〕室内の仕切りなどに使うカーテン。
以上の単語は図書館で調べられる類の言葉ではないのだろう。そもそも、たまたま立ち聞いた会話についての調査が陵世羅に繋がるとは考えられない。時間の無駄を悟り、あなたは図書館を去る。
(ロールに1回成功しています)
【白凰高校】
かつて白かったであろうその外壁は、風雨に晒されて黒ずみ、所々に苔の緑が混じっている。増築された最も新しい校舎でも築15年は経過しており、程度の差はあるものの、その外見は似たり寄ったりだ。経年の風格ある第1体育館、2年前に建てられたばかりの真新しい第2体育館、屋外プール、武道館等に囲まれたグラウンド。規模こそ白凰市最大ではあるが、外観に際立つ特徴のないこの場所が、県立白凰高校である。
授業が引けたのだろう、部活動の無い学生たちが校門から吐き出されてくる。その中に昨日見かけた少女―――巧美という名の少女―――の姿を探す。根気強く1時間近く学生の波を見続けた後、巧美は現れた。少女ばかり六人連れの一団の中の一人として歩いてくる。
あなたは巧美を呼び止めた。名前を呼ばれた巧美は双房のお下げを揺らして振り返り、あなたの顔を見て小首を傾げる。足を止めた巧美につられて、彼女の友人と思しき5人の少女も次々と振り返った。
あなたは昨日の会話の真意を質すべく話しかけるが、巧美は「?、?」と困惑の表情を浮かべるだけで、あなたの言葉を理解した様子はまったく無かった。友人の一人が巧美に「知り合い?」と声をかけたが、もちろん巧美は首を横に振る。その様子を確認して二人の少女が巧美の前に出て、残りの三人が巧美の腕を引っ張って一団の陰に隠すように動いた。
「あの! 巧美ちゃんにどんなご用ですか!?」
巧美の前に出た、一団の中でも気の強そうな少女があなたを睨みつけて逆に質問の意味を質してくる。その少女の横に並ぶ、一団の中でも一際背の高い少女(それでもあなたの身長には及ばない)も同じような眼差しであなたを射抜いている。後ろの三人は前に出た二人ほど挑発的ではないが、いつでも巧美をつれて逃げ出す、もしくは助けを呼べる体勢でいるようだ。
面倒なことにならないように、あなたはもう一度巧美に聞きたいことがある旨を告げ、同じ質問を繰り返した。果たして答えは返ってきた。巧美の口からではなく、例の気の強そうな少女の口からではあったが。
「巧美ちゃんは昨日の夕方、ずっと私たちと一緒でした! でも、文化ホールになんか行ってません!」
・・・何? 少女はそこまで一気に喋ってから、息をつくように唾を飲み込んだ。
少女が咄嗟に嘘をついた可能性もあるので、あなたは他の少女及び巧美の表情を伺う。しかし少女たちに困惑の色は見えない。彼女たちにあなたの来訪が予見出来たとも思えないため、予め口裏を合わせておいたという事もなさそうだ。それでは一体・・・?
例の気の強そうな少女の説明によると、昨日、巧美は彼女らと一緒に新駅前のファミリーレストラン「リゼルポット」にいたという。ティータイム・サービス終了前、つまり5時前に店舗に入り、7時近くまで店内でお喋りをしていたらしい。苑原柚織がコーラス部の休憩時間にあなたと話したのが6時だったとすると、巧美が文化ホールに足を運ぶのは不可能ということになる。
「疑うのなら、お店の人にでも聞いてください! 何なら、昨日私が注文したメニューも教えましょうか!?」
少女の剣幕に危険を感じたあなたは引き下がることにする。事実、六人の少女と対峙するあなたの周りには何事かと足を止める学生で輪が出来つつあった。時を置かずして教師が駆けつければ、面倒なことになる。
踵を返して白凰高校の校門前から遠ざかる。そんなあなたの後姿を、5人の少女の険悪な眼差しと、巧美の不安げな視線が見送っていた。
「こんな所で時間を無駄にしていて良いの? ふふっ・・・」
去り際、息もかからんほどの耳元で囁かれた言葉。
ビクッと体を縮こませて振り向くと、そこには相変わらずあなたを睨み続ける少女たちがいた。
その少女たちの背後にかばわれるようにして首を竦めている巧美の可愛らしい顔に、ニタリとした、粘液が滴るような厭らしい笑みが浮かんだように見えたのは、単なる見間違いだったのだろうか?
(ロールに2回成功しています)
【3アクション目】
赤室翔彦によって「召集」がかけられています。
「召集」に参加するか、自分の【召集】ポイントを消費して「召集拒否」するかを決定して申請してください。
アクション3:
どうもですー。
召集に応じます。
よろしくお願いします。
リアクション3:
召集参加。
