ヴァレリィ: |
(=゚ω゚)ノ ぃょぅ! |
有味: |
ん? ヴァレリィか。スミスの所から本を持ち出したな? |
ヴァレリィ: |
にはは。借り受けてケンキュー中であるぞよ。借りたの忘れて返却期限がとっくに過ぎちゃったので、返しに行き辛くなったわけではない。決して。 |
有味: |
いや、そんなところまで聞いてないし。 |
ヴァレリィ: |
そんな事より、うわ! 『ネクロノミコン』て実在したんだね!! |
有味: |
……ヴァレリィ、君の脳みそはアイスクリームかね? |
ヴァレリィ: |
だって、ネクロノミコンの一部を翻訳って書いてあるよ? |
有味: |
そういう想定の下、もっともらしく書かれた珍書、ということだ。大体「スタニスラウス・ヒンターシュトイザー博士の手紙」は『真ク・リトル・リトル神話体系』に収録されているだろうが。 |
ヴァレリィ: |
う……そうナリか。蘇った諸葛孔明といわれたこのヴァレリィたんにも見抜けなかったよ。 |
有味: |
誰が諸葛孔明か。まぁ、こんな本が翻訳出版されて、更に文庫で再販される事など、蘇った諸葛孔明といわれたオレですら予見できなかったがな。 |
ヴァレリィ: |
誰が諸葛孔明か。でも巻末の“翻訳”部分は面白い記事だね。 |
有味: |
オレもこれをネタにシナリオ作った事あるしな。 |