目録162:魔海少女ルルイエ・ルル、魔海少女ルルイエ・ルル2 魔海少女ルルイエ・ルル2
刊行年:2010年 出版社:キルタイム
コミュニケーション
定価:各657円 著者:羽沢 向一
収録作品:−

有味: 食わず嫌いで読んでいなかったのだが、とある飲み屋で鍋をつつきながらMaster.Tの叔父貴に「最近の萌えクトゥルフってどうなってんの?」と聞かれて、タイトルしか上げられないという失態を演じてしまったので、やむなく手を出した。なんかジュブナイル・ポルノとかいうものらしい。
ヴァレリィ: 「ちょっとエッチなライトノベル」がテーマのレーベルだって。その通りの内容です。レーベル展開されているってことは、ファンを確保できている確立されたジャンルなのかな?
有味: くりぃむレモン展開していた富士見文庫みたいなものか?
ヴァレリィ: 分かんねーよ、おっさん。「ジュラハンター・ケネス」シリーズが好きだったとか、分かんねーよ、おっさん。
有味: クトゥルフとしては、意外と正典寄りなのかも。少なくとも既存の設定、つまりクトゥルフ神話の歴史を踏まえてはいる。大御所作家のネームバリューを笠に着た意味不明な外典(というよりも偽典)と比べると、クトゥルフ神話には寄り添っているのかも。
ヴァレリィ: だからといって人に薦める要素があるかと問われると困るよね。
有味: とりあえず本書からクトゥルフ神話に入ってうちのサイトにたどり着いた猛者がいたら、連絡をいただきたい。



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