目録229

ヴァレリィ：	目録171の同名小説のコミック化だね。
有味：	原作からしてクトゥルーはフレーバー程度なので、本書をもって神話的な何かを高めるのは絶対にムリ。作画は原作と同じ人なので、紙面で大きく落胆することはないんじゃないだろうか。
ヴァレリィ：	マンガが本職ではない会社のコミックとしては上出来なんじゃない？
有味：	クトゥルー・ミュトス・コミックは網羅していないけど、読んだ中では一番マンガっぽかった。原作よりも「where」が把握しやすかったように感じるが、まぁ、基本的にはアザコきゅんに「俺のおチンチンが破裂してしまうぅ！！！！！」とか言う人向けなんじゃないの？
ヴァレリィ：	もっとラゴゼ＝ヒイヨの性質が分かった時にラスト・シーンを思い出して、はたと膝を打つような日がくれば良いね。
有味：	原作好きな人、あるいはクトゥルーを求めない人にはオススメ。